8月の金利は変動金利はauじぶん銀行で0.01%上昇しました。
つい先日にはソニー銀行が変動金利の基準金利を0.2%利上げするというニュースもありました。
そして7月31日の日銀の会合では、政策金利をこれまでの「0〜0.1%」から0.25%程度へ追加利上げを発表しました。
国内景気ももちろん考慮されていますが、円安への配慮が強く影響したのではないかと考えられます。
他の金融機関が、どれだけこの動きに追随するかが気になるところです。
固定金利については、各金融機関によって上がったところ、下がったところで対応が分かれました。
日銀の国債購入料も合わせて減らすとの発表もあり、このニュースだけ見れば、長期金利も上がりそうです。
しかし、8月1日深夜にアメリカのFRBが金利の据え置きを発表しましたが、利下げを意識した発言が増えており、9月に利下げが行われれば、日本の長期金利の低下や円安の是正に動きます。
アメリカの大統領選なども今後は控えており、神経質な動きが続くものと思われます。
各主要金融機関の金利一覧はこちら(最優遇金利)
銀行 | 種類 | 6月 | 7月 | 8月 |
---|---|---|---|---|
三菱UFJ | 変動 | 0.345 | ||
10年固定 | 1.20 | 1.25 | 1.27 | |
全期間固定 (31年以上) | 1.91 | 1.93 | 1.95 | |
三井住友 | 変動 | 0.475 | ||
10年固定 | 1.75 | 1.75 | 1.85 | |
全期間固定 (20年以上) | 2.66 | 2.67 | 2.63 | |
みずほ | 変動 | 0.375 | ||
10年固定 | 1.55 | 1.45 | 1.45 | |
全期間固定 (31年以上) | 1.98 | 1.83 | 1.86 | |
りそな | 変動 | 0.34 | ||
10年固定 | 1.775 | 1.695 | 1.735 | |
全期間固定 (31年以上) | 1.765 | 1.665 | 1.705 | |
住信SBIネット | 変動 | 0.298 | ||
10年固定 | 1.333 | 1.275 | 1.323 | |
全期間固定 (35年) | 1.853 | 1.773 | 1.743 | |
auじぶん | 変動 | 0.329 | ||
10年固定 | 1.255 | 1.355 | 1.315 | |
全期間固定 (35年) | 2.45 | 2.33 | 2.39 | |
フラット35 | 全期間固定 (21年以上) ※団信込み | 1.96 | 1.83 | 1.78 |
※最優遇金利、単位は%
※(-)はデータなし
※フラット35は自己資金割合や取り扱い金融機関によって金利が変わります。
このような状況下ではあるものの、現在の変動金利と固定金利の金利差を考えれば、まだまだ変動金利が有利だと思います。
しかし変動金利はあくまで変動しますので、資金計画は余裕を持った金利で計算するようにしましょう。
実際の金利については、個人の属性や資金計画によって、金利が変動しますので、今後の戦略はいくつかの金融機関に審査を出して、その中から最も有利な条件の金融機関を選ぶという戦略がポイントになります。
登録条件によって最優遇金利が出る可能性がある金融機関を選んでくれる、以下のようなサービスを活用するといいのではないかと思います。
またこのサービスを通して登録・事前審査をした場合、このサイト限定でネット表示の最安金利よりもさらに安い金利が提示されるようになりました。
第一弾としてPaypay銀行が対象となるようです。
地銀・信金については各エリアのエージェントにもご相談ください。
ここに掲載されていない金融機関でも、地銀・信金の方が安いということもあります。
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