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マンション購入とエレベーター|何階から必要?サイズ・交換費用と後悔しないチェックポイント

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この記事で分かること

  • マンションのエレベーターでよくある後悔
  • エレベーターは何階から必要か(設置基準)
  • エレベーターのサイズ・寸法の目安
  • 交換・リニューアル費用と耐用年数
  • 購入前にチェックすべきポイント

マンションを購入するときに、そこまで気にされることが少ないエレベーターですが、実際に住んでみると、「事前に知っていたら」と後悔をすることも少なくありません。

マンションに住んでみて後悔するエレベーター事情とはどんなものなんか。

またエレベーターで後悔しないために、マンション購入で気を付けるポイントは何か。

この記事では、マンション購入時に気をつけておきたいエレベーターで気をつけておくべきポイントについて解説します。

マンション購入後でありがちなエレベーターに関する後悔

マンション エレベーター

マンションで快適な生活をするうえで、エレベーターの影響は大きいです。

本章では、マンション購入後でありがちなエレベーターに関する後悔についてご紹介します。

エレベーター渋滞がすごい

エレベーター渋滞とは、朝の時間帯などエレベーターの利用頻度が高いときに待ち時間が多くなり、エレベーターホール前に滞留する人が多くなることです。

特にタワーマンションでは、利用頻度が多くなると停まる階数が多くなるので、エレベーターがなかなか来ない事態に陥ることや、さらに緊急搬送時に時間がかかるケースがあります。

これにより、エレベーター渋滞がすごいと日常生活に不便さを感じて後悔します。

エレベーターが遠い

エレベーターまで遠いと、重たい荷物を持っているときやゴミ出しをするとき、また時間がなく急いでいるときなどに不便さを感じることが多いでしょう。

エレベーターの前は同じフロアの住人が滞留するから避けたいと思い、エレベーターから離れた住戸を選ぶことがあります。

しかし、エレベーターに近い住戸を選ぶと、不便さを感じることや億劫に感じることが少なくなります。

特に、戸数が多い大規模マンションでは、エレベーターから遠い住戸が多くなるので、エレベーターの距離までが離れすぎていない住戸を選ぶようにしましょう。

引っ越しの時にエレベーターに荷物が乗らない

例えば、エレベーターに奥行きがなく大型の家具などが運べないことです。

引っ越し当日に発覚してしまった場合、後日の配送となることや別料金となり費用負担が多くなる可能性があります。

もし大型の家具を搬入する予定があれば、予めエレベーターのサイズを測っておくことがおすすめです。

マンションのエレベーターは何階から必要?(設置基準)

「マンションは何階建てからエレベーターが必要なのか」は、購入を検討する方からよくいただく質問です。

まず知っておきたいのは、乗用のエレベーターそのものには「◯階以上で設置しなければならない」という法律上の決まりはないという点です。

設置するかどうかは、建物を建てるデベロッパーや設計者の判断に委ねられています。

一方で、建築基準法では、高さ31メートルを超える建物に「非常用エレベーター」を設置することが義務づけられています(建築基準法第34条第2項)。

高さ31メートルは、天井高によって変わりますが、おおむね7階から10階建てに相当します。

つまり、7〜10階建てを超えるような高い建物では、災害時のための非常用エレベーターが必ず備わっているということです。

実際のマンションでは、6階建て以上になると乗用エレベーターが設置されているのが一般的で、最近では5階建て以下でもエレベーター付きの物件が増えています。

(出典:建築基準法第34条/各自治体の建築基準法解説)

マンションの最適なエレベーターの数は?

マンションの最適なエレベーターの数は、50戸につき1基と言われています。

例えば、100戸のマンションであれば2基のエレベーターが理想的です。

50戸に1基であれば、日常的なエレベーターの利用に不便さを感じずに、機器の修繕費やメンテナンス費についても無理なく賄える台数と言えるでしょう。

もちろんエレベーターの数が多ければ、日常生活の快適性は良くなりますが、その分メンテナンス費等が増えることで修繕費として負担する金額が多くなります。

よって、50戸に1基のエレベーターが付いているマンションを目安に選ぶようにしましょう。

マンションのエレベーターのサイズ・寸法の目安

エレベーターは、毎日の使い勝手だけでなく、引っ越しや大型家具・家電の搬入にも関わってくるため、サイズも確認しておきたいポイントです。

一般的なマンションの乗用エレベーターは、定員6人・9人・11人乗りあたりが多く、9人乗りが標準的です。

定員が少ない6人乗りのエレベーターだと、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電、ソファやベッドといった家具が入りきらず、階段で運ぶことになる場合があります。

また、近年は高齢化を背景に、担架(ストレッチャー)が乗せられるサイズのエレベーターかどうかも、長く住むうえで大切な視点になっています。

一般的に、担架に対応するには奥行きのある11人乗り以上のサイズが目安となります。

内覧のときには、エレベーターの奥行きや間口を実際に見て、将来の暮らしも想像しながら確認しておくと安心です。

マンション購入で気をつけたエレベーターについて

マンションなど集合住宅には当たり前のように付いていると思われているエレベーターですが、購入時には気を付けたいことがあります。

マンションにエレベーターがない

共用廊下がない古い団地などでは、エレベーターなしの物件は良くあります。

このようなマンションでは、日常生活で都度階段の昇降が生じ、特に重い荷物を持ちながら階段を上がるのは大変です。

他にも、階段の昇降で作業が大変であることから、引っ越し料金や家具などの配送料金がエレベーターがない分高くなることもあります。

エレベーターがないマンションは、築年数が古い団地タイプの建物などでよく見られますが、割安さなどに惹かれて購入するときにはこれらについて留意する必要があります。

スキップフロアになっている

スキップフロアとは、エレベーターが一部の階に停まり、停まる階のみ共用廊下があるというマンションになります。

スキップフロアであることで、エレベーターが停まる階以外に居住した場合、日常生活で階段の昇降が生じてしまいます。

スキップフロアのマンションで共用廊下がない階数であれば、部屋の独立性やプライバシー性を確保できるメリットがある反面、フラットで移動できないことで重い荷物を運ぶときなどに苦労するケースも考えられます。

このようなことから、スキップフロアのマンションを選ぶ時には、これらの特性を考慮して検討しましょう。

エレベーターが部屋の横にある

エレベーターホールの前に同フロアの住民が滞留しやすく、話し声などが聞こえてくることがあります。

また、最近はエレベーター周りや機器自体の遮音性が取られていますが、築年数が古いマンションではエレベーター作動時に機械音や振動が生じるケースがあります。

よって、エレベーターが部屋の横にあるマンションを選ぶときには、ワンフロアの世帯数や実際エレベーターが作動したときに部屋内に音や振動が伝わってこないかなどを確認するのが良いでしょう。

エレベーターのリニューアル費用は積み立てられているか

エレベーター本体の交換をすると莫大な費用がかかり、積み立てが行われていなければ多額の費用負担が生じる可能性があります。

エレベーターは、メンテナンスを行いながら使用していきますが、20年〜30年程度経過すると老朽化と安全対策により交換が必要です。

その際の費用は、エレベーター1基あたり1,500万円前後とされており、予め積み立てを行っていなければ交換工事用の捻出は難しいでしょう。

マンションを購入するときは、売買契約前に長期修繕計画などを見て、エレベーターの交換費用の見積や計画がしっかりと記載されているかを確認します。

エレベーターの交換・リニューアル費用と耐用年数

エレベーターは永久に使えるものではなく、いずれ交換やリニューアルが必要になります。

これは中古マンションを購入するときに、意外と見落とされがちな注意点です。

エレベーターの法定耐用年数は17年とされていますが、実際にはメンテナンスの状況によって、築20年から25年ほどが更新の目安とされています。

リニューアルの方式と費用の目安は、次のとおりです。

  • 制御リニューアル(制御盤などを中心に交換):400万〜700万円程度
  • 準撤去リニューアル(かご・巻上機などを交換し、レール等は流用):700万〜1,000万円程度
  • フル撤去リニューアル(すべて新設):1,200万〜1,500万円程度

これらの費用は、マンションの修繕積立金からまかなわれます。

つまり、購入を検討している中古マンションのエレベーターが更新時期に近い場合、その費用が修繕積立金にきちんと積み立てられているかどうかが重要になります。

積立が不足していると、購入後に一時金の負担や、修繕積立金の値上げが発生することもあります。

購入前には、長期修繕計画の中でエレベーターの更新がいつ予定され、その費用が確保されているかを、管理組合の資料で確認しておきましょう。

(費用の目安はアイニチ・スマート修繕等の業界情報を参考にした概算です。機種・階数・工事内容によって幅があります)

マンション購入は、住みやすさに直結するエレベーターで後悔しないように

マンションの生活で欠かすことができないエレベーターは、住みやすさに直結する大事な要素です。

特に高層階を検討する場合には、エレベーターの使用頻度は必然的に多くなることから、日頃からの使いやすさやエレベーターの設置台数なども気にかけてマンション探しを行っていきましょう。

よくある質問

Q. マンションは何階からエレベーターが必要になりますか?

乗用エレベーターそのものに「何階以上で必要」という法律上の決まりはありません。ただし建築基準法により、高さ31メートル(おおむね7〜10階建て)を超える建物には非常用エレベーターの設置が義務づけられています。実際のマンションでは、6階建て以上で乗用エレベーターが設置されているのが一般的です。

Q. マンションのエレベーターは何年で交換するのですか?

法定耐用年数は17年ですが、実際にはメンテナンスの状況により、築20年から25年ほどが交換・リニューアルの目安とされています。中古マンションでは、エレベーターの更新時期と、その費用が修繕積立金に確保されているかを確認しておくと安心です。

Q. エレベーターの交換・リニューアル費用はいくらくらいですか?

工事の内容によって幅がありますが、制御リニューアルで400万〜700万円、準撤去リニューアルで700万〜1,000万円、すべて新設するフル撤去リニューアルで1,200万〜1,500万円程度が目安です。費用はマンションの修繕積立金からまかなわれます。

Q. エレベーターの費用や電気代は誰が負担するのですか?

エレベーターの点検・メンテナンス費用や電気代、交換費用は、区分所有者全員が負担する管理費や修繕積立金からまかなわれます。特定の階の住人だけが負担するわけではありません。

Q. エレベーターのサイズはどれくらいが目安ですか?

一般的なマンションの乗用エレベーターは、定員6人・9人・11人乗りあたりが多く、9人乗りが標準的です。担架(ストレッチャー)に対応するには、奥行きのある11人乗り以上が目安になります。大型家具・家電の搬入も考えて、内覧時に実際のサイズを確認しておきましょう。

Q. エレベーターなしのマンションはやめたほうがいいですか?

一概にやめたほうがいいとは言えません。3階建て程度までなら、家賃や価格が抑えられるメリットもあります。ただし、荷物の多い方や小さなお子様・高齢のご家族がいる場合、また4階以上では毎日の上り下りが負担になりやすいので、ご自身の暮らし方に合うかどうかで判断しましょう。

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