住宅ローン

2.5人に1人が後悔している?住宅ローン選びで後悔しないためのポイント


マイホーム購入の時に頼る方が多い住宅ローン。

融資してもらう金額が高額になる分、申し込み前にはいろいろ検討して選ぶものですが、実は住宅ローンを利用した方の中には後悔している方もいるそうです。

それはいったいなぜなのでしょうか?

また、後悔しない住宅ローン選びのポイントは何でしょうか?

この記事では、後悔してしまう理由やそうならないためのポイントについて解説していきます。

2.5人に1人が後悔している住宅ローン選び

冒頭で述べた「住宅ローン選びで後悔している方」の割合ですが、株式会社MFSというオンライン住宅ローンサービスを展開している企業が調査したところによると、40.8%の方が後悔していると回答したそうです。

この割合は、住宅ローンを利用した方の2.5人に1人は何かしらの理由があって住宅ローン選びで悔やんでいることになります

これだけ多くの方が住宅ローン選びを後悔していることに驚いた方もいらっしゃるでしょう。

なお、年代別で後悔している方の割合を見てみると30代が30.6%、40代が23.8%、50代が25.9%、60代以上が19.7%でした。

※参照元:株式会社MFS 2.5人に1人は住宅ローン選びで後悔している! 「住宅ローン選びの後悔」に関するアンケート調査結果を発表

 

なぜこんなに後悔する人が多いのか

住宅ローン 後悔

検討して決めたはずの住宅ローン選びで、どうしてこんなにも後悔する方が多いのでしょうか。

その理由は、次の3つが考えられます。

物件のことばかり考えていた

1つ目の理由は、物件のことばかりを考えていたケースです。

新築か中古か、一戸建てかマンションか、価格や間取り・設備・立地など、どんな物件を買おうかと考えすぎるあまり、住宅ローン選びが中途半端になってしまった方がこのケースに当てはまります。

購入する物件を決めないと住宅ローンを申し込むことはできないため、物件選びに集中する気持ちは分かりますが、住宅ローン返済は購入後の生活に大きく影響します。

そのことをよく考えずに住宅ローンを選んだ結果、収入に対する借入可能額ギリギリまで融資を受けて返済額が膨らみ生活が苦しくなったり、順調に返せていたのに突然病気や失職などで返済できなくなったりすることがあるのです。

実際の購入時にはあまりゆっくり考える時間がない

2つ目の理由は、住宅ローンについてゆっくり考える時間がなかったケースです。

不動産購入申し込みから物件引き渡しまでは、主に下記のようなスケジュールで動きます。

  1. 購入申し込み
  2. 住宅ローン事前審査申し込み
  3. 売買契約の締結
  4. 住宅ローン本審査
  5. 住宅ローン本契約
  6. 物件引き渡し前の立ち会い
  7. 物件引き渡しおよび融資実行

上記をご覧いただくと分かるように、物件の購入申し込みから引き渡しまでにやるべきことは意外と多いです。しかも購入申し込み~売買契約の締結までの期間は、約1週間~10日前後です。

そして売買契約締結後、住宅ローンの本審査を受けて無事に通過できたらローンも本契約となりますが、もしダメだった場合は無条件で物件の売買契約を解除できる住宅ローン特約があります。

通常、買主都合での売買契約解除を行う際は、ペナルティとして契約時に支払った手付金の返還を売主に求めることができません。

しかし住宅ローン特約を売買契約書に盛り込んでいれば、本審査に通らなかった場合でも買主は手付金の返還付きで契約を解除してもらうことが可能です。

ただし、この住宅ローン特約が認められるのは売買契約書で定められた日までで、それ以降は認められません。

購入申し込みから売買契約締結までの期間の短さと、住宅ローン特約の適用期限が定められていることから、本審査に通過したとしても「本当にこのローンで良いのか」と慎重に検討する余裕がないのが実情なのです。

そもそも不動産会社が詳しくない

3つ目の理由は、不動産会社が住宅ローンについて詳しくないケースです。

不動産会社によっては、買主に対して「住宅ローンを組むならこちらの銀行がおすすめです」と紹介(斡旋)するケースがあります。

これは、不動産会社が提携している銀行が取り扱う住宅ローンのプランを紹介しているだけで、提携していない銀行の住宅ローンについては熟知していません

そのため、実は提携先ではない銀行の住宅ローンの方が買主に合っていたとしても、なぜそのプランが良いのかを不動産会社が理解していなければ、買主にすすめることがないのです。

買主にしてみると、自分で本当に合う住宅ローンを取り扱う銀行を探すのは手間であるうえ、金利の違いや返済額の計算などは難しく面倒です。

そんな時に不動産会社から提示された銀行の住宅ローンを選べば、自分で銀行を探す手間が省けるメリットが生まれるため深く考えず申し込んだ結果、後悔するケースがあります。

事実、先述のMFSのアンケートでも住宅ローン選びで後悔している理由の第3位に「不動産会社に言われるがままに選んでしまった(14.9%)」との回答がランクインしています。

不動産会社の中には、元銀行員やファイナンシャルプランナーなど住宅ローンの知識を持つ不動産エージェントがいるところもありますが、そうでない場合は住宅ローンについて詳しくないケースがほとんどです。

 

住宅ローン選びで後悔しないために

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住宅ローンは、選択した金利のタイプや利率によって返済総額が大きく変わります。

よく考えずに選ぶと、その後のライフプランニングが当初の計画と変わって家計が苦しくなる可能性も否めません。

それを避けるためには、以下の3つのポイントを実行することが重要です。

事前にしっかり情報収集をする

事前の情報収集は、あなたに適した住宅ローンを見つけるための第一歩です。

都市銀行・地方銀行・ネット銀行・信用金庫など、いろいろな金融機関の住宅ローンを調べてみましょう。

金融機関によっては、ホームページ上で簡易的な住宅ローンのシミュレーションを行えるところもあるので、金利タイプや利率・返済期間などをいろいろ変えて試算してみてください。

また金利については、表示金利でなく諸費用も含めた実質金利などで計算するといいでしょう。

また変動と固定の選択についても正しい知識を持ったうえで、あなたに最適なタイプを選ぶようにしてください。

関連記事「住宅ローンで変動金利か固定金利か迷ったらどっちを選べばいい?」

ライフプランニングをしてみる

ライフプランニングとは、将来にわたって家計の収支をシミュレーションしながら理想的な人生が送られるようにするものです。

ライフプランニングは主にファイナンシャルプランナーが提供しているサービスで、不動産会社に在籍している不動産エージェントでも、ライフプランニングを提供しているところもあります。

⇒ ライフプランニングを受けられる不動産エージェント一覧

ファイナンシャルプランナーとは、お金の専門家である資格者で、お金に関わる分野において幅広い知識を有しています。

家を買う時は「買った時」がゴールに思えるかもしれませんが、実際はその後も長い人生が続き、その中でも住居費と同じく占める割合が大きいのが教育費と老後資金です。

教育費でいえば、子どもは国公立と私立のどちらに進学するのか、文系なのか理系なのか、自宅通学か一人暮らしかなど、選択肢によって必要な資金の計算が変わります。

そしてあなたの老後も、このまま買った家に住み続けるのか、それとも自宅を売却して老人ホームに入居するのか子どもと同居するのかなど、選択肢はさまざまです。

それ以外にも、万が一の事態が起きた時に備えるお金も貯めるなら、どのくらいの金額が無理なく貯められるのかも知りたいでしょう。

このようなライフプランは、普段から考えている方でも漠然としていて、具体的な計画が立てられていないことが多いです。

そこでライフプランニングを行い、頭の中にあるライフプランを具体的に作成・提案してもらうことで、今後送りたい人生はどんなプランなのか、そしてそれを実現するために無理なく返済できる住宅ローンが分かります。

住宅ローンに詳しい不動産エージェントに依頼する

先ほど、住宅ローンに詳しくない不動産会社の話を挙げましたが、全ての不動産会社がそうとは限りません。

家を買うことと住宅ローンは切っても切り離せない関係ですので、不動産エージェントの中にはファイナンシャルプランナーなど金融に関する資格や知識を持つ者もいます。

そういう資格や知識を持ち、自社が提携していない銀行も含めて住宅ローンに詳しい不動産エージェントであれば、本当にあなたに合ったプランを提案してくれるはずです。

住宅ローンについて自信がない方は、ぜひ住宅ローンに詳しい不動産エージェントを探してから相談しましょう。

関連記事「物件情報サイトから直接問い合わせてはいけない3つの理由」

 

後悔しないためにもしっかり事前準備を

長期にわたって返済していく住宅ローンは、選択を誤ると無駄な支払いを増やしてしまい、家を買ったこと自体を後悔する危険性があります。

とはいえ、数ある金融機関とプランの中から本当に合う住宅ローンを自分だけで探すことはとても難しいので、住宅ローンについて詳しいプロの知識を借りましょう。

住宅ローンに詳しいライフプランナーや不動産エージェントを探し、さまざまなライフプランを考慮したうえで適する住宅ローンが分かれば、後悔のない選択ができるでしょう。

面倒がらずにプロの手を借りてしっかり住宅ローン申し込みの事前準備をすること、それが後悔しない住宅ローン選びの近道です。

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