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ネット銀行の住宅ローンのデメリットと注意点|向いている人をプロが解説

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この記事で分かること

  • ネット銀行と一般的な銀行の違い
  • ネット銀行の住宅ローンに申し込むときの注意点
  • ネット銀行が向いている人・向かない人
  • ネット銀行を上手に活用するポイント

店舗がなく手続きを全てインターネットや郵送を通してできる利便性のよさと、店舗型の銀行に比べて低水準の金利を提供しているのがネット銀行です。

近年多くの人が都市銀行や地方銀行等の金融機関ではなく、ネット銀行を選ぶような傾向にあります。

しかし金利の低さだけに目がいってしまうと、ネット銀行を利用する際の注意点を見逃してしまい、結果的に損をしてしまう可能性があります。

この記事ではネット銀行に申し込むときの注意点をわかりやすく解説していきます。

一般の銀行とはその仕組みや制度が違うネット銀行について、よく知識を蓄え、注意点を理解しましょう。

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ネット銀行と一般的な銀行の違い

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ネット銀行と一般的な銀行の違いは主に以下のとおりです。

  • ネット銀行は基本的に店舗がない
  • 手続きは全てオンラインか郵送
  • 店舗がない分金利水準が低い

通常銀行は店舗があり、書類手続きは店舗に足を運んで行います。

しかしネット銀行の場合は店舗がないため、書類のやりとりや審査も全て郵送やオンラインで手続きすることになります。

また、店舗がない分経費を削減できるので、その分金利が安いというのも特徴の一つです。

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ネット銀行の住宅ローンに申し込むときの7つの注意点

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手続きが簡易で金利水準が低く、人気のあるネット銀行ですが、申し込む際には注意が必要です。

ネット銀行だからこそ気を付けるべき点があり、よく理解していないと損をしてしまったり、後悔することになります。

ここからはネット銀行に申し込む時の7つの注意点について解説していきます。

審査が厳しくなる傾向に

通常の銀行は、住宅ローンを貸し出しする際に「保証会社」を利用します。

保証会社とは、万が一債務者が返済できなくなった場合に、銀行に対して代わりに債務を返済してくれる機関のことを指します。

しかしネット銀行は保証会社がありません。そのため保証料がかからず、保証料の代わりに事務手数料を支払うのですが、担保となる保証会社がないため審査が厳しくなります。

審査の際に自己資金が多く必要となったり、審査結果が減額回答となるケースが多いのが特徴です。

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本審査に時間がかかる

住宅ローンの本審査の手続きに時間がかかるため、急ぎの場合は注意が必要です。

ネット銀行の場合、住宅ローン審査手続きも全て郵送やオンラインで行います。

そのため、審査書類の郵送の手間や、郵送にかかる日数等も考慮すると、通常の銀行での本審査よりも時間がかかってしまいます。

また、書類の追加提出や再提出などが発生すると、それだけで数日~1週間程手続きが遅れてしまう可能性もあります。

売主が急いでいる場合等は、あらかじめ入念な準備をしておき、スケジュールに余裕をもって準備を進めなければなりません。

繰り上げ返済する場合は損になることも

通常の銀行で繰り上げ返済をする場合には、保証会社に支払った保証料が期間に応じて返金されます。

しかしネット銀行の場合は保証料がなく、代わりにネット銀行に支払っている事務手数料は返金されません。

保証料より事務手数料の方が元々安いのですが、繰り上げ返済による返金分を加味すると、結局あまり変わらないという結果になることもあります。

全くかえってこない事務手数料に支払うより、返金の可能性がある保証料を支払ったほうが得になるかは、考えどころでしょう。

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書類の不備が発生しやすい

通常の銀行の場合は、審査手続きから住宅ローンの本契約手続きまで全て店舗に足を運んで、銀行担当者の面前で行います。

そのため書類の記入ミス等もなく、必要書類も事前に銀行担当者とやりとりをしながら進めていくので、書類での不備が起こりにくいのです。

しかしネット銀行の場合は全て自分で用意し、郵送で送るため、どうしても書類の不備が発生しやすくなります。

一度不備が発生すると、再度書類を集めて返送するだけで数日から1週間程かかってしまうので、手続きの遅れが発生することが多くなっています。

ネット銀行を利用する際には必ず書類の不備やもれがないか念入りに確認すること、スケジュールを前倒しに進めて余裕を作っておくことが必要となります。

旧耐震の物件は基本NG

旧耐震や特殊な物件の場合、ネット銀行の審査を通過するのは厳しくなります。

なぜなら担保評価としてみるのが難しくなってしまうからです。

ネット銀行は保証会社がない分、人の審査も物件の審査も慎重に行います。

もし物件が旧耐震だと、市場の資産価値が低く、もし債務者が返済できない時の担保としては不十分です。

そのため物件を選ぶ際には物件が旧耐震かどうか、担保評価を得られる物件なのかを事前に見極める必要がでてきます。

つなぎ融資などが利用できない

つなぎ融資とは、住宅の引渡時よりも前に借入ができる融資のことを指します。

ネット銀行だとこのつなぎ融資などが利用できないのが注意点になります。

通常の住宅ローンは、物件を引き渡す時に実行されて、お金が借主に振り込まれるかたちになります。

一方のつなぎ融資は注文住宅等を建てる際に、引き渡しよりも前に融資金を借入することができる制度なのです。

注文住宅の場合は引き渡し時のみならず、着工時や中間金など、引き渡し前に支払わなければならない費用がいくつかあります。

合計で数百万円と、全て現金で揃えるとかなりの大金になってしまうため、これらの支払いで使える融資がつなぎ融資となります。

注文住宅を検討している方は、ネット銀行だとつなぎ融資が使えないので、金融機関をよく選ぶ必要があります。

事前審査の精度が低いことも

ネット銀行の事前審査では、個人信用情報のチェックがなく、簡易的に行われているところが多くあります。

個人信用情報の審査は通常の金融機関だと最も重要な要素の一つとされており、この項目だけで住宅ローンの否決が決まってしまいます。

しかしネット銀行の事前審査では返済比率や、簡易的な情報のみで行われているため、本審査に入ってから個人信用情報の審査を行うところが多いのです。

そのためネット銀行の事前審査で通過しても、本審査で落ちる確率が他の銀行と比べて高いです。

個人信用情報は個人でもオンラインや郵送で調査することができますし、店舗型の銀行に事前審査を申し込んで確認するのも一つの手です。

 

ネット銀行の住宅ローンが向いている人・向かない人

ネット銀行の住宅ローンは、金利の低さや手数料の安さが魅力ですが、すべての人に向いているわけではありません。

向いているのは、まず金利をできるだけ抑えたい人です。

ネット銀行は店舗を持たないぶんコストが低く、金利や事務手数料の面で有利になりやすいです。

また、ネットでの手続きに抵抗がなく、書類のやり取りを自分で進められる人にも向いています。

収入や勤続年数などの条件がはっきりしていて、審査に不安が少ない人も、ネット銀行の低金利を活かしやすいです。

一方で、向かないのは、担当者と対面でじっくり相談しながら進めたい人です。

ネット銀行は対面のサポートが少なく、審査に時間がかかることもあるため、手続きに不安がある人には負担に感じられることがあります。

さらに、注文住宅などでつなぎ融資が必要な場合、ネット銀行では対応していないこともあるため、事前の確認が欠かせません。

自分がどちらのタイプかを見きわめ、金利の低さだけでなく、手続きやサポートの面もあわせて選ぶことが大切です。

ネット銀行の住宅ローンを検討するときのチェックリスト

  • 金利だけでなく、事務手数料や保証料も含めた総額で比較した
  • 対面サポートが少ない点を理解し、自分で手続きを進められるか確認した
  • 審査に時間がかかることを見込んでスケジュールを立てた
  • 注文住宅の場合、つなぎ融資に対応しているか確認した
  • 団体信用生命保険(団信)の保障内容を確認した
  • 繰り上げ返済や条件変更のしやすさを確認した

メリット・デメリットを理解した上で、上手に活用しましょう

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便利で金利も安いネット銀行ですが、金利の安さからあまりよく理解せずに住宅ローンを組んでしまう人も多くいるのが事実です。

しかし事務手数料の高さや物件審査の厳しさ、書類手続きへの細かい注意など、気をつけるべき点はしっかりと抑えるようにしましょう。

金融機関選びや物件の見極めについては不動産エージェント等、不動産のプロにあらかじめ相談しておいたほうが、安心して手続きを進めていけるでしょう。

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よくある質問

ネット銀行の住宅ローンのデメリットは何ですか?

対面のサポートが少ないこと、審査に時間がかかることがあること、注文住宅のつなぎ融資に対応していない場合があることなどです。

手続きの多くを自分で進める必要があるため、その点を負担に感じる人もいます。

ネット銀行の住宅ローンは審査が厳しいですか?

金利が低いぶん、勤続年数や雇用形態、収入などの条件をしっかり見られる傾向があります。

そのため、条件がはっきりしている人には有利ですが、不安がある場合は複数の銀行を比べて検討するのがおすすめです。

ネット銀行の住宅ローンはやめたほうがいいですか?

一概にそうとはいえません。

金利を重視し、手続きを自分で進められる人には大きなメリットがありますが、対面サポートやつなぎ融資が必要な人には向かないこともあります。

ネット銀行でも繰り上げ返済はできますか?

できます。

多くのネット銀行では、一部繰り上げ返済の手数料が無料のことも多いですが、金融機関によって条件が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

ネット銀行と一般の銀行はどちらがいいですか?

金利や手数料の安さを重視するならネット銀行、対面での相談やサポートを重視するなら一般の銀行が向いています。

両方の事前審査を受けて、金利とサポートのバランスで選ぶのがおすすめです。

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