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商談中の物件が横取りされることってあるの?注意点と対策をプロが伝授

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「良い物件が見つかって商談中となったけれど、別の購入者が現れて横取りされてしまった」ということは、不動産取引においてあり得る話です。

せっかく購入したいと思える物件に出会えても、横取りされてしまうと非常に悲しいですよね。

そこで今回は、どんなときに商談中の物件が横取りされることや注意点・対策について業界歴15年以上のプロが解説します。

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物件や土地の商談中とはどんな状況をいう?

不動産取引において、物件の購入を決めてから引渡しまで様々な手続きや契約を経なければなりません。

まず、欲しいと思う物件を見つけたら「申込書」や「買付証明書」を記入します。

これは、売主に対して「私はこのような条件で購入したいです」という意思表示を行う書面です。

その後、売主との条件交渉に入り、条件がまとまると、次は契約に入ります。

申し込みと同時に行う事前審査に問題なければ、契約の締結へと進む段取りとなります。

しかし実際のところ、不動産売買契約を締結しない限りは物件を真の意味で押さえていることにはなっていません

したがって、商談中とは「購入申し込みが入っている」という状況のことを示しています。

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不動産契約は基本的には自由の原則がある

不動産に限りませんが、誰と契約するのかは基本的に自由の原則があります。

契約の条件が合わないと思えば契約をしない自由が売主・買主双方にあるということです。

そのため、不動産売買契約を締結して手付金を支払うところまで行わなければ、物件の横取りもあり得るということです。

売主は自由に買主を選ぶことができる

買主側がたくさんの物件から吟味して購入する物件を決めるように、売主側も自由に買主を選ぶことができます。

不動産取引では、実際に契約を結ぶまでに時間がかかります。

契約を締結するまでの間に、売主にとって良い条件の人から買付が入れば、その人と契約をしても問題はないのです。

基本的には1番手、2番手という順番がありますが、この順番通りに受け付けなくても、極端な話を言ってしまえば3番手の人と契約をしても構わないのです。

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商談中なのに横取りされるとき

(写真:釣り人のつった魚を横取りしようと様子をうかがう猫)

商談中なのに横取りされるときというのはどのような場面でしょうか。

ここでは、具体的な事例をご紹介します。

同じタイミングで、よりいい条件の買主がいる

横取りされる最も多いのが、購入のタイミングがほとんど同じで、もっと良い条件の買主が現れたとき。

他の人と商談中であっても、良い条件の買主を優先されることがあります。

購入希望金額は同じであったとしても、1人は金融機関でローンを組み、1人は全額現金で支払う場合や、残置物の撤去を希望している人と、そのままで良いという人などが、実際のケースとして考えられるでしょう。

買主がより良い物件を購入したいのと同じように、売主はなるべく良い条件の人と契約を結びたいと考えているのです。

価格交渉をして、契約前

他にも、申し込み時などで価格交渉を行っているケースなども考えられます。

例えば契約の前に、それよりも高い金額で購入したいという買主が現れることがあります。

契約を締結していれば覆ませんが、契約前の状況であれば物件は完全に抑えられているわけではありません。

そのため、売主がより良い条件の買主と契約を結ぼうと考えることがあります。

住宅ローンの事前審査が通っていない

住宅ローンを組んで物件を購入する場合、契約前に金融機関の事前審査を行います。

そして事前審査が通っていないと、まだ買えるかどうかがわかりません。

売主や仲介業者の中には、事前審査が通ている順に申し込みを受け付けるところもあります。

事前審査に時間がかかっている間に、事前審査が通っている買主が横取りをしていくということもあり得るのです。

気に入った物件を横取りすることはできる?

それでは逆に、気に入った物件だけれど商談中という物件を横取りすることは可能でしょうか?

上記で解説したように、相手が契約前であれば横取りできる可能性はあります。

しかし、最終的に買主を決めるのは売主です。

相手より良い条件を出したとしても、売主の考えによっては断れることがあります。

また、売主側に仲介会社が入っている場合、仲介会社を通してやり取りを進めることになります。

したがって、元付業者の話の運び方次第というところもあります。

ただし相手が契約をしていなければ必ず横取りできるというわけではないので、注意しましょう。

気に入った物件を横取りされないためには?

物件を気に入って購入する意思を示したのに横取りされては、非常に悲しいですよね。

購入したい物件を横取りされないためには、いち早く契約を結ぶことです。

これに尽きます。

特に、価格交渉をしている場合は、物件の購入申し込みと同時に住宅ローンの事前審査の申し込みを行うなど、少しでも早く契約に結びつけられるように進めていきます。

物件を横取りされないためには、早く契約締結できるように動くことが何よりも大切です。

不動産エージェントとの密なコミュニケーションを

売主とのやり取りは、基本的に不動産会社を通して行われます。

したがって、不動産エージェントによって条件のまとめ方や話の運び方が異なります。

不動産の購入は多くの人にとって大きな買い物となりますから、信頼のできる不動産エージェント選びが非常に大切です。

そして、物件の横取りなどのトラブルがないように、不動産エージェントと密なコミュニケーションを取って購入後の話を進めていきましょう。

まとめ

最後に物件の商談中に横取りされるケースや注意点などについてまとめておきます。

  • 商談中は契約前の購入申し込みを提出しているとき
  • 契約が成立していない限り、法的な縛りは商談にはない
  • 売主は自由に買主をえらぶ権利がある
  • 商談がまとまっていても、より高い金額で購入申し込みが入った場合は横取りされる可能性がある
  • 事前審査が通っているかも重要な判断材料になる
  • 価格交渉をしている場合は、なるべく早くに契約をする
  • 不動産エージェントと密なコミュニケーションをとる

商談はプロであっても、かなり神経をすり減らす作業です。気に入った物件を横取りされたりしないように、状況を正しく把握しながら後悔しないようにしてください。

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