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マンションの音問題|二重床がうるさい「太鼓現象」の正体と遮音性能の見極め方

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この記事で分かること

この記事を読むと分かること

  • マンションで発生する音は「空気伝播音」と「固体伝播音」の2種類
  • 二重床は軽量衝撃音に強いが、重量衝撃音では直床より劣る場合がある(太鼓現象)
  • 「太鼓現象」は床下の密閉空間が音を増幅する物理現象
  • 二重床と直床は見分けられる(サッシレール・歩行感触・水回り嵩上げ)
  • スラブ厚は180mm以上が現代基準、200mm以上なら優秀
  • 床材の遮音等級はL-45以上が一般的、L-40になるとさらに高性能
  • 壁・サッシ・天井の遮音性能も総合的に確認することが重要
  • 音問題を回避する購入前チェックリスト

この記事を読むことで、マンションの遮音性に対する正しい知識と、遮音性能が高いマンションの見極め方が全て分かります。

マンションを購入する人にとって大なり小なり関係してくる問題。それが音問題です。実際マンションで最も多いトラブルの一つが「騒音問題」です。

隣や上下階の部屋が壁で繋がっているので致し方のない話ではあるものの、やはり毎日の生活を送る人にとってなるべく音のトラブルは避けたいところですよね。

この記事は、実際にすでにマンションに住んでいる方が音問題に対して対策などを求める記事ではなく、これからマンションを購入しようと考えている方にとって、音問題に対する知識を正しく持ってもらうための記事になります。

最後まで読んでいただくことで、遮音性への正しい知識と、遮音性能が高いマンションの見極め方がわかります。

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マンションで発生する音の2種類と基礎知識

まず、マンションの音問題を理解するためには、マンションで伝わる音の種類を知っておくことが欠かせません。

空気伝播音と固体伝播音

マンションで問題になる音は、伝わり方で大きく2種類に分けられます。

  • 空気伝播音:空気を通じて伝わる音。会話・テレビ・楽器・ペットの鳴き声など。壁や窓を介して伝わるため、壁の厚み・素材やサッシの性能が遮音のカギになる
  • 固体伝播音:建物の躯体(床・壁・天井)を通じて振動として伝わる音。足音・家具の引きずる音・ドアの開閉音など。コンクリートや床材の性能が影響する

一般に固体伝播音の方が遠くまで伝わりやすく、苦情につながりやすいのが特徴です。真上の部屋だと思っていた足音が、実は2フロア上や斜め上から伝わってきているというケースも少なくありません。

デシベル基準:どのくらいの音が「うるさい」か

環境省の環境基準では、住宅地の騒音の基準値は以下のように定められています(数値が小さいほど音が小さい)。

  • 昼間(6時〜22時):55dB以下
  • 夜間(22時〜6時):45dB以下

日常音の目安は以下のとおりです。

  • 40dB:図書館・静かな住宅街
  • 50dB:換気扇・静かな事務所・通常の会話
  • 60dB:デパート店内・通常のテレビ音量
  • 70dB:電車内・掃除機
  • 80dB以上:地下鉄・ピアノの近距離音

つまり50dBを超える音が頻繁に伝わってくると「騒音」として認識されやすく、55dBを超える夜間の音は法的にも問題になり得るレベルということです。

床衝撃音の等級(LH・LL)

固体伝播音のうち、床から伝わる音の遮音性能は「床衝撃音遮断等級」で表されます。

  • LH(重量床衝撃音):子供が走る・ジャンプする・大きな家具を落とすなどの低く重い音。建物のスラブ(床コンクリート)の厚みと構造で決まる
  • LL(軽量床衝撃音):スプーンやコインを落とす・スリッパの音など軽く高い音。床材の性能で決まる

数値は小さいほど高性能で、LH-55・LL-45といった表記になります。マンションの管理規約や分譲パンフレットで床材の等級を確認できます。

マンションの騒音苦情は年間1万件を超える社会問題

総務省公害等調整委員会の統計では、近隣騒音に関する苦情件数は年間1万件を超え、2021年度には約1.8万件が記録されました。苦情の中でマンション・集合住宅に関するものは全体の約7割を占めるとされ、上階からの足音や家具の引きずる音が最多の原因です。

マンション・アパートでの騒音調査データによると、騒音源の分布は以下のとおりです。

  • 上階からの騒音:約50%(半数を占める最多)
  • 隣室からの騒音:約25%
  • 外部(道路・鉄道等)からの騒音:約15%
  • 下階からの騒音:約10%

つまり、マンションの音問題の半分以上は「上階の床構造とスラブ厚」で決まることになります。購入前に床構造を確認する意義は極めて大きいと言えます。

マンションの構造「二重床」とは?

実際の営業の現場でも、マンションを探している中で、音問題について気にされている方がかなりの割合でいらっしゃいます。

その時によく聞く希望条件として「二重床」があります。

マンション 音問題

二重床は写真のようにコンクリート(スラブ)から専用の支持ボトルを立てて、その上に床材を貼る構造のことをいいます。

コンクリートと床材との間に空間があることから、コンクリートに直接床材を貼る「直床(じかゆか)」のように衝撃が直接コンクリートに伝わらないので、遮音性にとって有利と考えられている方が多いです。

しかし、実は音の種類によっては「二重床」の方が「直床」よりも遮音性能が低いということが分かっています。

なぜ二重床の方が直床よりも遮音性能が低い理由

二重床の方が直床よりも遮音性能が低い理由として「太鼓現象」があげられます。

太鼓現象とは

マンション 音問題

太鼓がなぜあれだけ小さくても大きな音を出せるかというと、太鼓の面をバチで叩いた時に音の振動が発生し、太鼓内の空間でその振動が増幅され音が大きくなるからです(音は音波です)。

この太鼓現象もこの太鼓の原理と同じで床の空間内で音が増幅してしまい、直床よりもより大きな音波になって下の階へ届いてしまいます。

これが直床よりも二重床の方が遮音性能が低いと言われる所以です。

音の種類によっては二重床の方が優れていることも

音には大きく分けて2種類あります。

軽量衝撃音:スプーンや軽いものを落とした時の「コン」とか「カシャーン」などといった比較的軽くて高い音です。

重量衝撃音:ジャンプしたり走り回ったりする時の「ドン」といった低くて大きい音です。

二重床はこのうち軽量衝撃音に優れた効果を発揮すると言われています。しかし一番気になることが多い、重量衝撃音が太鼓現象の発生しやすい音となります。

マンションにおける二重床のメリット・デメリット

この太鼓現象のことが周知されていったのが2008年頃からだと言われていますが、なぜそれでも二重床が採用されているのでしょうか?

それは床下にスペースがあるので配管を通すことができるので、メンテナンスの容易さや将来的なリフォームや間取り変更に対応しやすいことが挙げられます。

一方でデメリットは手間が余分に発生するので、コストが嵩んでしまうこと。また部屋の高さも直床よりも低くなりがちです。

ただ近年は梁が室内から極力減らすことができる外梁工法が一般的になり、室内が広く取れるようになったことから二重床も普及しました。しかし最近の新築マンションは、コスト削減のため直床の物件も増えていると聞きます。

二重床と直床の見極め方

マンション 音問題 二重床

音の問題はともかくとして、二重床はメンテナンス性などメリットも多くあります。また後述しますが、二重床だからといって必ずしも遮音性が直床よりも劣るというものではありません。

ここでは二重床と直床を見分けるポイントについて解説していきます。

リビングのサッシのレールをチェック

マンション 音問題 二重床

サッシのレールの下枠の部分とリビングの床の高さがどれくらいあるかチェックしてみてください。この下枠の部分がリビングの床よりも10センチ以上高く設置されている時は直床の可能性が高いです。

逆に床と同じくらいの高さや少し低いくらいであれば二重床である可能性が高いです。

フローリングを歩いた感触

マンションを実際に内覧した人なら実感があるかもしれませんが、床の上を歩いた時にふかふかした感覚がするときがあります。

これは床材の下にクッション材を引いているからで、直床の可能性が高いと推測できます。

古い物件の場合や水回りの嵩上ががある時

二重床は比較的新しい工法です。2000年以前の物件や、特に水回りだけ嵩上げがある物件などは直床である可能性が高いです。

なぜなら嵩上げしている箇所に配管を通しているからです。以上、紹介した方法を1つだけでなく、複数組み合わせて考慮すると精度が高くなるのではないでしょうか。

遮音性を見極めるポイント

ここまで二重床の音の面でのデメリットについてお伝えしてきましたが、結局のところ、二重床であっても直床であっても、床のスラブ厚(コンクリートの厚さ)やスラブの種類、床材の遮音性能を総合的に考慮する必要があるということです。

スラブ厚についても比較的最近のマンションであれば180mm以上としているところが多いです。200mm以上あると割といい方かなと思います。旧耐震の物件などになると130〜150mmくらいの物件が割と多いので注意したいところですね。

中古マンションの場合は、発売当時のパンフレットに記載されている場合もありますが、記載がないときは管理組合や管理会社に保管してある設計図書を確認しましょう。

この辺りは一般の方には難易度が高めなので、具体的に検討している物件であれば仲介業者の担当者に確認してもらうといいのではないでしょうか。また床材も遮音等級がL-45以上のものを使うことを規定しているマンションを選ぶようにしましょう。

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壁・サッシ・天井の遮音性能(床以外も総合的に)

音問題というと床ばかりに注目されがちですが、壁・サッシ・天井の遮音性能も同じくらい重要です。隣室や外からの音は床ではなくこれらを通じて伝わってきます。

戸境壁の厚みと構造

隣室との境となる壁は「戸境壁(こざかいかべ)」と呼ばれ、その構造で遮音性能が大きく変わります。

  • RC造(鉄筋コンクリート)の戸境壁:180mm以上あると優秀、200mm以上でさらに安心
  • 乾式二重壁:石膏ボード+空気層+石膏ボードの構造。RCより薄くなりがちだが、高性能品もある
  • 旧耐震マンション:戸境壁が150mm以下のケースも少なくないため要確認

中古マンション検討時は、パンフレットや設計図書で戸境壁の構造と厚みを確認することが欠かせません。

サッシの遮音等級(T-1〜T-4)

外からの騒音(道路・鉄道・航空機音)の遮音はサッシの性能で決まります。遮音等級は以下の4段階です。

  • T-1:25dB以上の遮音性能(一般的な住宅グレード)
  • T-2:30dB以上(幹線道路沿いなどに推奨)
  • T-3:35dB以上(高遮音)
  • T-4:40dB以上(最高グレード、空港近辺などに推奨)

幹線道路沿いや鉄道沿線のマンションは、T-2以上のサッシかどうかを確認してください。二重サッシ(内窓追加)でも後付けで遮音性能を上げられます。

天井の遮音性能

天井から伝わる音は、上階の床衝撃音そのものです。「直天井(じかてんじょう)」か「二重天井」かで構造は異なりますが、音の伝わり方に影響するのは上階の床構造(スラブ厚・LH等級・床材)の方です。自室の天井よりも、上階の床仕様を確認することの方が優先度は高くなります。

マンション選びで確認すべき総合的なポイント

遮音性能を総合的に確認するためには、以下の5点をチェックしてください。

  • スラブ厚(床コンクリートの厚さ):180mm以上、できれば200mm以上
  • LH等級(重量床衝撃音):LH-50以下が望ましい
  • LL等級(軽量床衝撃音):LL-45以下が一般的
  • 戸境壁の厚み・構造:RC造180mm以上
  • サッシ等級:立地に応じてT-1〜T-4

マンションの騒音問題でトラブルにならいないための対策

マンション 音問題 二重床

先ほどまでのパートでは、マンション全体の遮音性能について解説してきましたが、ここからは購入者でできる騒音対策について解説します。

前提条件として、対策としてできるのは、あくまでこちらから騒音を発生させてしまう度合いを減らしたい場合を想定しています。例えば小さなお子さんがいて、「あまり階下に音が響かないようにしたい」などといった場合です。

他の部屋からの騒音が気になる時は、マンションそのものの遮音性に気をつけてください。音を出す側は対策はできても、音を出される側の対策はそこまで方法は多くありません。

二重床の場合、床と壁に隙間を開ける

先ほど二重床で「太鼓現象」について解説しましたが、太鼓現象は空間が密室の場合に発生します。つまり隙間を作れば密室とならず太鼓現象は発生しません。

穴の空いた太鼓が音が出ないのと同じ原理です。リフォーム業者に相談してみましょう。

防音性の高いマットやシートを床の上に貼る

床自体に遮音性能の高いマットやシートを貼るのも、効果としては大きいです。お子様の可愛いマットもたくさん売られていますので、その手のアイテムも活用してみてもいいのではないでしょうか。

リフォームの際に遮音性能の高い床材を選ぶ

マンションに利用される床材はほとんどが防音性能があるものになります。そして防音性能の中にランクがあり、遮音等級と呼ばれています。

ほとんどのマンションは L-45以上の遮音性能がある床材を使用するよう規定されています。L-45から数字が小さくなると遮音性能は上がります。

L-40になるとお子様が走り回っても、上からというよりも遠くから聞こえる感じになると言われています。もちろんその分費用が嵩んでしまうのがたまに傷です。

騒音トラブルが発生した場合の相談先と法的対応

購入前にいくら対策しても、実際に住んでから予想外の騒音トラブルに遭遇することはあります。この場合の一般的な対応フローを整理しておきます。

ステップ1:管理会社・管理組合への相談

個別の住戸同士で直接やり取りすると関係が悪化しがちなので、まずは管理会社や管理組合経由で対応してもらうのが鉄則です。多くのマンションでは、管理組合が騒音源の住戸に注意喚起の文書を配布する制度を持っています。

管理規約で「生活に支障をきたすような騒音の禁止」が明記されていれば、管理組合の権限で対応できる範囲が広がります。

ステップ2:騒音の客観的記録

管理組合を介しても解決しない場合、騒音の客観的証拠が必要になります。

  • 騒音計(スマホアプリでも可)でのデシベル測定
  • 発生日時・時間帯・頻度・継続時間を記録
  • 録音データ(可能であれば)

騒音測定会社に依頼すれば、法的証拠として通用する測定レポートを作成してもらえます(費用は数万円〜)。

ステップ3:専門家への相談

調停・弁護士相談に発展する場合は、以下が相談先になります。

  • 市区町村の生活相談窓口・消費生活センター:無料で一般的な相談が可能
  • 弁護士会の法律相談:初回30分5,000円程度
  • 裁判所の民事調停:当事者の合意を目指す場

法的な「受忍限度」という考え方

騒音問題では「受忍限度(じゅにんげんど)」という考え方が重要です。これは社会生活で通常我慢すべき範囲を超えた騒音は違法と判断されるという法理で、民事訴訟で損害賠償や差止めが認められる基準になります。

過去の判例では、上階の子どもの走行音が受忍限度を超えたとして、階上住民に対する損害賠償(約36万円)が認められたケースもあります。ただし、受忍限度の判断は音量・時間帯・継続性・関係性を総合的に見るため、「50dBを超えたら違法」のような単純な基準はありません。

法的対応は時間・費用・精神的負担が大きいため、購入前の遮音性能チェックで未然に防ぐのが最も賢明な選択です。

マンション音問題の購入前チェックリスト

マンションの音問題で悩まされないために、購入前に以下の9項目を確認してください。すべて「Yes」と答えられれば、遮音性に優れた物件と判断できます。

  • スラブ厚が180mm以上(できれば200mm以上)あることを設計図書で確認したか
  • 床衝撃音等級(LH-50以下・LL-45以下)の規定を管理規約で確認したか
  • 二重床か直床かを内覧時にサッシレール・歩行感触・水回り嵩上げで確認したか
  • 戸境壁がRC造180mm以上あるか(または乾式二重壁の性能)を確認したか
  • 幹線道路沿い・鉄道沿線の物件ならサッシ等級T-2以上を確認したか
  • 小さなお子さんがいる場合、最上階・角部屋を優先検討しているか
  • 上階に住んでいる方の家族構成を売主・管理会社経由で確認できるか
  • 内覧を平日夜・休日昼・朝などの時間帯を変えて複数回行ったか
  • 管理組合の騒音トラブル履歴を仲介会社経由で確認したか

マンションの騒音問題で悩まされないように購入時にできること

マンション 音問題 二重床

音問題を極力回避するために欠かせないのは、売主へのヒアリングと調査です。

売主へのヒアリングはすでに空室であったり、不動産業者が買い取っている場合は、ヒアリングできないこともあります。その場合は、調査をしっかりするようにしてください。

また色んなお客様に接していると、そういう調査を面倒臭がる、やってくれない業者もいるという話はよく聞きます。マンションには図面調査の他にも、管理組合の調査など、プロにしかできないことはたくさんあります。ですから、失敗しないマンション購入のポイントは担当者選びにあると言っても過言ではありません。

ぜひハウスクローバーで全国の優良な担当者を選び、満足のいくマンション購入をしてください。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 二重床と直床、結局どちらが遮音性能が高いですか?

一概にどちらが優れているとは言えません。軽量衝撃音(スプーンや軽いものを落とした時の音)では二重床の方が有利ですが、重量衝撃音(ジャンプや走る時の音)では太鼓現象により二重床の方が劣ることがあります。結局のところ、床の構造だけでなくスラブ厚・床材の等級・壁の構造を総合的に考慮する必要があります。二重床だから安心、直床だから危険という単純な判断は避けてください。

Q2. 太鼓現象を完全になくすことはできますか?

完全になくすことは構造上難しいですが、床と壁の間に隙間を設けることで密室を崩し、太鼓現象を大幅に軽減できます。穴の空いた太鼓が音を出せないのと同じ原理です。リフォームの際にリフォーム業者へ相談すれば対応してもらえます。また床材を遮音等級L-40クラスに変更することでも相乗効果が得られます。

Q3. スラブ厚が何mm以上あれば安心ですか?

現代のマンションでは180mm以上が標準、200mm以上あれば優秀と判断できます。旧耐震基準(1981年6月以前)のマンションでは130〜150mm程度のものが多く、遮音性能で不利になる傾向があります。中古マンション検討時は、パンフレットや設計図書でスラブ厚を必ず確認してください。記載がない場合は管理組合・管理会社に問い合わせ、仲介業者の担当者に代行してもらうのが現実的です。

Q4. 隣の部屋の会話が聞こえる場合、どの構造の問題ですか?

会話音は「空気伝播音」で、主に戸境壁(隣室との境の壁)の遮音性能に問題がある可能性が高いです。RC造で180mm以上の戸境壁があれば会話が聞こえることはほぼありませんが、乾式二重壁で性能が低いものや、旧耐震で壁厚が薄いマンションでは会話が聞こえることもあります。配管スペースや換気口を通じて音が漏れることもあるため、内覧時に隣室との境の壁をチェックしてください。

Q5. マンション購入前に遮音性能を確認する方法は?

3つのアプローチを組み合わせるのが効果的です。1つ目は設計図書・パンフレットの確認(スラブ厚、LH/LL等級、戸境壁構造、サッシ等級)。2つ目は現地内覧(サッシレールの高さ、床の歩行感触、水回り嵩上げで二重床/直床を判別)。3つ目は管理組合・管理会社へのヒアリング(過去の騒音トラブル履歴、上階の居住者情報)。これらは不動産の担当者(エージェント)のスキルで精度が大きく変わるため、調査に協力してくれる担当者を選ぶことが最も重要です。

Q6. 最上階を選べば音問題は解決しますか?

最上階は上階からの騒音がなくなるため、足音など重量床衝撃音のトラブルが大幅に減ります。音問題を最優先するなら有効な選択肢です。ただし以下のデメリットも考慮してください。価格が他の階より1〜2割高くなる、夏場の屋根からの熱伝導で室温が上がりやすい、マンションによっては屋上設備(給水ポンプ・エレベーター機械室)の稼働音が聞こえる、などです。隣室との音(空気伝播音)は最上階でも変わらないため、戸境壁の構造は別途確認する必要があります

Q7. マンションの音問題で最も効果的な対策は何ですか?

最も効果が高いのは遮音性能の高い物件を選ぶことです。購入後のリフォーム対策(防音マット・遮音床材への交換)には限界があり、費用対効果も悪くなりがちです。スラブ厚200mm以上、戸境壁RC造180mm以上、床材LL-45以下の物件を選ぶだけで、購入後のトラブルリスクが大幅に減ります。購入後の対策は「運用でカバーする」レベルで、構造的な遮音性能こそが本質的な解決策になります。

Q8. タワーマンションは音問題に強いですか?

タワーマンションは一般にスラブ厚200mm以上の仕様が多く、床衝撃音への耐性は高い傾向があります。ただしタワマン特有の注意点もあります。高層階では風切り音や地震時の揺れ音が気になる場合がある、床がALC(軽量気泡コンクリート)等の軽量素材を使っているケースもあり意外と遮音性能が低い場合がある、戸境壁が乾式で薄めのケースもある、などです。「タワマンだから安心」ではなく、個別の物件のスラブ厚・戸境壁構造・床材等級を必ず確認してください。

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