日銀が12月18日、19日に開催した金融政策決定会合で、金融緩和策の現状維持を満場一致により決めました。
かねてより日銀の植田総裁の発言によって、年末のマイナス金利解除観測も一部専門家の間でも見られたが、結局変わりませんでした。
日銀がマイナス金利解除にあたり、目標としているのが、安定した物価上昇で、これは物価の上昇率だけではなく、国民の賃金上昇率から物価上昇率を除いた「実質賃金の上昇率」も参考にしています。
今はまだ実質的な賃金上昇が物価上昇に追いついていないのですが、今年の春闘においてどれだけ賃上げが上昇するかがポイントになります。
ただし、現在の状況を分析する限りにおいて、賃上げの上昇率が物価の上昇率を超える可能性は低く、どうなるかは不透明です。
またマイナス金利解除がされても直ちに変動金利が利上げされるわけではありませんが、国内のマネーサプライ量は減ることから、銀行の変動金利の貸出競争は終わりを迎えるかもしれません。
宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。また同時に、毎年全国から2〜300組ほどの住宅購入希望者の相談があり、実際の購入もサポートする現役の不動産エージェントでもある。業界歴は15年以上。多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営している。自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。
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