9月21日に発表されたアメリカの中央銀行にあたるFRBが、今年2回目の利上げ見送りを発表しましたが、アメリカの金融の引き締めは続くとの見通しから、日本の長期金利(固定金利の基準となる)が上昇しました。
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このニュースによる金利上昇が本格的に反映されるのは、11月以降となりそうですが、今月も日銀のYCC(イールドカーブコントロール)の金利上昇容認から固定金利は上昇しています。
一方で変動金利は相変わらずの低水準で、固定金利との金利差がより鮮明になりつつあります。
10月の金利で、主に利上げがされたのは、10年固定をはじめとした固定期間選択型や長期間固定金利です。
各主要金融機関の金利一覧はこちら(最優遇金利)
銀行 | 種類 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|
三菱UFJ | 変動 | 0.345 | ||
10年固定 | 0.78 | 0.88 | 0.94 | |
全期間固定 (31年以上) | 1.430 | 1.58 | 1.70 | |
三井住友 | 変動 | 0.475 | ||
10年固定 | 0.89 | 1.09 | 1.14 | |
全期間固定 (20年以上) | 1.48 | 2.08 | 1.99 | |
みずほ | 変動 | 0.375 | ||
10年固定 | 1.2 | 1.35 | 1.45 | |
全期間固定 (31年以上) | - | 1.69 | 1.76 | |
りそな | 変動 | 0.34 | ||
10年固定 | 1.335 | 1.515 | 1.65 | |
全期間固定 (31年以上) | 1.295 | 1.445 | 1.485 | |
住信SBIネット | 変動 | 0.32 | ||
10年固定 | 0.99 | 1.18 | 1.28 | |
全期間固定 (35年) | 1.44 | 1.70 | ||
auじぶん | 変動 | 0.319 | ||
10年固定 | 0.915 | 1.115 | 1.195 | |
全期間固定 (35年) | - | 2.15 | ||
フラット35 | 全期間固定 (21年以上) ※団信込み | 1.72 | 1.80 | 1.88 |
※最優遇金利、単位は%
※(-)はデータなし
※フラット35は自己資金割合や取り扱い金融機関によって金利が変わります。
変動金利はりそな銀行で下がっています。
他の金融機関は変わっていません。
変動金利はネット系の銀行、長期間固定金利であれば、メガバンク系が有利です。
地銀・信金については各エリアのエージェントにもご相談ください。
ここに掲載されていない金融機関でも、地銀・信金の方が安いということもあります。
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auじぶん銀行のフルサービスで0.169%がダントツ
先月にもお知らせしましたが、auじぶん銀行でJCOMのインターネットやテレビの利用で、最大0.05%引き下げると発表されました。
このプランは2023年中に始まるとのことです。
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※JCOMのインターネットやテレビの利用による金利引き下げは戸建のみ
固定金利はある程度市場のメカニズムで動きますが、変動金利は別名「政策金利」と呼ばれていて、ゼロ金利政策が続いており、各金融機関の貸し出し競争が激化しています。
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