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家を買うベストタイミングは?ライフイベント・不動産相場・ローン金利など様々な視点から解説します

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人生の中で最も高額な買い物となるがマイホーム購入です。

失敗すると買い直しがなかなかできないものだけに、家を買うタイミングをいつにするか迷っている方も少なくありません。

そこでこの記事では、家を買うタイミングを、ライフステージ・不動産相場・住宅ローンや金利ごとの正解と注意点を解説し、ベストなタイミングを考えていきます。

ライフイベント家を買うタイミングを考える

家を買うタイミング

家はセール品や旬の生鮮食品などとは違い、「今が買うタイミングだ!」と一概に言えるものではありません。

そのため家を買うタイミングは人それぞれです。

実際に家を購入した方が、どのタイミングで家を買ったかを調査したアンケート結果があります。

株式会社AlbaLink社が行ったアンケート結果で、ライフステージ毎の順位が上のグラフになります。

そして、同じアンケート内で購入時の年齢についてもアンケートをとっています。

ライフイベント毎の家を買ったタイミングで、「妊娠や出産」がもっとも多く、ついで「子供の入園・入学」「結婚・婚約」と続き、最も多いタイミングに見合う年齢層が多いということがわかります。

ただ単純に、タイミングと年齢を別々に見るのではなく、複合的に見た方が、正解や注意点などがよく分かるのではないでしょうか。

まずは、ライフイベントにおける、家を買うタイミングについて解説していきます。

ご自身がどのライフイベントに当てはまるのか、タイミングごとのポイントや注意点についても解説していきます。

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アンケート結果から見る、ライフイベントごとのタイミングと注意点

家を買うタイミング

家を買うタイミングで最も多かったアンケート結果の順で、タイミング毎のポイントと注意点を解説していきます。

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1位、妊娠・出産

家を買うことを決意する方が最も多いライフイベントは「妊娠・出産」です。

妊娠中や出産後に家を買うと、子育てや保活のしやすさなどを視野に入れた物件探しができるので、これから子育てをする夫婦にとっていいタイミングとなります。

ただし妊娠・出産のタイミングでのマイホーム購入は、住宅ローンの返済開始時期と産休・育休で奥さんの収入が減る時期が重なります。

夫婦の収入を合算したりそれぞれの名義で住宅ローンを組んだりすることを考えているなら、妊娠・出産による家計のバランスの変化がローン審査に影響を与える可能性も考慮しなければなりません。

またこのタイミングでのマイホーム購入でもう一つ考えるべき点は、子どもの人数と教育費のことです。

子どもが増えるほど教育費もかかるため、あまりマイホーム購入にお金をかけすぎると将来子どもに十分な教育費をかけてあげられない可能性があります。

そのため子どもは何人作るのかという家族計画と、子ども1人あたりにかける教育費の予測をしっかり立てておきましょう。

また部屋数においても、後から足りなくならないようにしっかり計画をしておくと良いでしょう。

2位、子供の入園・入学

子どもが保育園や幼稚園に入園したり、小学校や中学校に入学するタイミングは、家族のライフイベントにおいてもキリがいいので、マイホーム購入を決断しやすいのでしょう。

もし子どもの入園・入学後に家を買う場合は、途中で子どもを転校させずに済むように学区内で物件を探すケースが多いです。

入学後は仲がいい友達ができたり塾や習い事などを始めたりと、子ども自身の人間関係が確立されていきます。

そのため入学後に学区外で家を買うと子どもを転校させなければならず、せっかく築いた子どもの人間関係が崩れてしまい、子どもに大きなストレスを与えかねません。

子ども自身も転校を嫌がる子が多いので、学区内で物件を探すことは合理的といえるでしょう。

ただしこの場合、常に学区内で希望どおりの物件が見つかるとは限りません。

そのため物件探しが難航して、家を買うと決意してから実際に購入するまで時間がかかる可能性があることに注意しましょう。

3位、結婚・婚約

新しい家族の始まりでもある結婚を、家を買うタイミングとして考えるパターンです。

結婚する年齢は仕事も収入も安定し、ある程度貯蓄もできてくる頃です。

また結婚後、すぐに子どもを作らずしばらく夫婦共働きで暮らす場合は、比較的家計にゆとりがあります。

最近では、結婚後も子どもを持たないという選択をする方も増えてきています。

そうした理由から、結婚するタイミングに合わせて家を買うことを決断される方も増えてきています。

ただし結婚と同時に家を買う場合は、将来奥さんの妊娠や出産を機に世帯収入が減額してもきちんと住宅ローンを返済できるかどうか、その点をよく話し合ってから決めましょう。

4位、購入資金の目処がついた

4位にはラインクインしたのは「購入資金に目処がついた」タイミングです。

頭金のことになるかと思いますが、新築住宅であれば物件価格の2〜3割を目安にすると良いでしょう。

中古マンションや中古住宅であれば、相場での取引となるので、最低限、諸費用分の1割くらいあれば良いでしょう。

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賃貸物件に住みながら頭金を貯める方は多いですが、家を買うまでの期間が長いほど支払う賃料の総額も増えます。

そうすると、せっかく頭金が目標額に達しても余分に支払った賃料が多ければ結局損をしてしまいます。

反対に、頭金が少なくても金利が低いうちに家を買えば余分な賃料の支払いがなくなり、損失が出ないケースもあります。

そのため家を買うまで賃貸物件に住む場合は、それまで支払う賃料がどのくらいかかるのか、頭金が少ない段階で家を買う場合と比較した時の損失がいくらになるのか計算してみましょう。

4位、子供が大きくなった

同率の4位となったのは「子供が大きくなった」タイミングです。

夫婦2人や子どもが生まれたばかりの頃は問題なくても、子どもがだんだん大きくなると家が手狭に感じるケースは多々あります。

もっと大きくなれば子ども部屋が必要になり、今以上に家が狭くなるでしょう。

また第2子以降の誕生も控えているなら、将来用意する子ども部屋の数も1部屋だけでは足りないかもしれません。

そうした点を考えて、早めに家を買うことを決断するのがこのタイミングです。

この頃はまだ子どもが小さく教育費もさほどかからない時期ではありますが、いずれ増えていく教育費とのバランスを考えながら家を買う予算を決めましょう。

6位、いい物件を見つけた

特に意識していないても、ふとしたタイミングでハウジングセンターやモデルルームを見にいて、その物件が気に入って購入に進めていく方も一定数います。

住みたいと思える物件に出会えることは良いことなのですが、準備がしっかりできているかどうか。

勢いだけで購入してしまうのは、後悔する結果になりかねないので注意が必要です。

7位、賃貸の契約更新

実際に私のお客様の中にも、賃貸の契約更新時期を迎えるタイミングで、家を買うことを検討し始める方がいらっしゃいます。

契約更新までそれなりに日にちが残っていれば予算や担当者探しなど、じっくり準備に時間をかけられますが、3ヶ月を切っているようなケースだと、慌てるだけであまりいい買い物にはならないと思われます。

もし契約の契約更新をタイミングとして捉えるのであれば、なるべく早めに準備していくようにしましょう。

ただし欲しいと思える物件が見つかるタイミングや、仮に見つかったとしても引渡しのタイミングなど、賃貸の契約更新にピッタリ合うことは実はあまりないので、購入のタイミングとしてはそこまで良いと考えてはいません。

番外編①:老後を見据えて

老後を見据えたタイミングで家を買うと決断する方の多くは、歳をとるほど賃貸物件が借りにくくなることに不安を覚えます。

新婚当初や子育ての最中は現役で働いていて収入も安定しているため、賃貸物件の契約もさほど問題ありません。

しかし定年退職を迎えると、それまで貯めてきたお金や年金など以外での収入が減り、賃貸物件を借りにくくなります。

もし家賃を払えなくなれば退去せざるを得ず、住むところがなくなれば生活ができません。

そのような将来への不安を払拭するため、定年退職のタイミングに合わせて家を買うことを決断する方もいるのです。

なお老後を見据えて家を買う場合は、住宅ローンの組みにくさがネックになる可能性が高いです。

また老後はいろいろな病気にかかりやすいリスクもあり、医療費の負担も増える年代です。

そのため老後を見据えたマイホーム購入は、老後資金と住居費のバランスを慎重に検討しましょう。

番外編②:ずっと独身でいることを意識する

昔は結婚してから家を買う方が多かったですが、女性の社会進出やライフスタイルの変化に伴い、結婚しないことを選択する方も増えました。

それと同時に、独身で家を買う方も増えています。

独身の方が家を買う場合は、子どもがいない分教育費のことは考えなくてもいいため、住居費に回せる予算を増やしやすい点が特徴です。

ただし独身でも、今後ご縁があって結婚する可能性があるかもしれません。

結婚以外でも、転職や親の介護のために実家へ戻るなど、ライフスタイルに転機が訪れる可能性もあります。

そういう可能性も考慮して、独身の方が家を買うなら貸したり売ったりしやすい資産価値のある物件を選ぶといいでしょう。

都市部の駅近マンションであれば、ご自分で住む時に利便性が高く暮らしやすいことはもちろん、貸したり売ったりする時も強みとなります。

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また独身世帯は、現役時代は子どもがいる世帯と比較して、お金の収支はゆとりがありますが、老後は一人分の年金収入で生活をしなければいけなくなるため、夫婦世帯と比較して収支が苦しくなることが多いです。

独身で家を購入するときは、老後を意識した予算を考慮するようにしましょう。

ライフプランに応じた予算を把握しよう

どんなライフイベントに該当しても、共通する注意点があります。

それは、無理のない予算を把握することです。

生活設計に応じて、将来かかる必要な資金と、将来得られるであろう収入の予測から、無理のない予算を把握します。

無理のない予算を把握するためには、ライフプランニングシミュレーションをすることです。

ライフプランニングシミュレーションは、将来の収入と支出を数値化して、逆算的に無理のない予算を計算する方法です。

ファイナンシャルプランナーが提供しているサービスですが、「ハウスクローバー」では、無料会員登録をすることで、どなたでもご自身でライフプランニングシミュレーションができる機能が搭載されています。

ライフプランニング以外にも、全国の優良な担当者が探せたり、物件探しの自動化もできますので、ぜひご活用ください。

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不動産相場から家を買うタイミングを見極める

家を買うタイミング

家を買うタイミングには、先ほど挙げた7つプラス番外編の2つを合わせたのケース以外だと相場を基準に決断するケースが多いですが、中には「不動産は社会情勢の影響を受けるから、相場が安い時に家を買いたい」と考える方もいるでしょう。

現在は都心部を中心に不動産価格が上昇しています。

ここまで相場が上昇すると、購入した後に相場が下がって損をしてしまうのではないかと、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ここからは不動産相場による、家を買うタイミングについて解説しています。

不動産相場は思惑通りには動かない

まず初めに申し上げておきたいのが、不動産相場は思惑通りに動かないということです。

そもそも相場とは、結果論でしかなく、将来を正確に把握することは非常に難しいです。

こう言っては元も子もありませんが、これまで多くの専門家が予測を外してきていることを考えると、その難しさがご理解いただけると思います。

例えば新型コロナが発生した時も、不動産相場は下がると言っている専門家はたくさんいました。

そもそも新型コロナが発生した時は、東京オリンピック開催の時で、元々オリンピック後は相場が下がると予想していた専門家もいました。

結果はどうなったか。

新型コロナによって、市場は金余り状態になりインフレが誘発され、また家時間の見直しから住宅購入を考える人も増え、結果として不動産相場は一段高になりました。

「新型コロナによって相場は下がると思うので、様子をみる」という人たちもいましたが、その後どうなったかは分かりません。

何が言いたいかというと、不動産相場が下がるのを待って、その通りに動かなかった時の損失が非常に大きくなってしまうということです。

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不動産相場を見極めるリスク

家を買うタイミング

ご自身のライフスタイルで家を買うタイミングを考えるだけでなく、不動産相場も含めて家を買うタイミングを考えた時のリスクについて解説します。

家を買うまでにかかる賃料で損をしてしまう

家を買おう思い、相場が下がるタイミングを仮に3年待ったとします。

その間に毎月10万円の家賃が発生していれば、360万円のコストが余分にかかることになります。

相場が思惑通りに下がったとしても、家賃のコスト以上に下がらないと得にはなりません。

また思惑通りに動かなかった場合は、ただ単に損をするだけの結果になります。

金利の上昇による損失

金利は住宅ローンの返済額に影響を及ぼすため、上昇するとその分返済額の負担も増えます。

金利上昇による返済額の変動は、住宅ローンの借入額・借入時の金利・返済期間などの条件によって異なりますが、以下の条件で仮定して比較すると分かりやすいでしょう。

  • 条件1:借入額3,000万円・借入時の金利1%・返済期間35年
  • 条件2:借入額3,000万円・借入時の金利1.1%・返済期間35年
金利1%の場合金利1.1%の場合差額
毎月の返済額8万4,685円8万6,091円1,406円

上記のように、金利が0.1%違うと月々の返済額が1,406円変わり1年間の差額は1万6,872円、35年間の差額は59万520円となります。

この差額を高いと思うか妥当だと思うかは個人の感覚次第ですが、返済額の負担が増えることは他の家計にも影響を及ぼすので、金利の上昇は少なからず損失が出る可能性があることを考慮しましょう。

予算が下がってしまう

予算は金利によっても変わりますが、借入可能期間によっても変わります

相場が下がるのを待っている期間が3年だとしたら、借入可能期間も同じように3年短くなります。

例えば、金利1%で毎月の住宅ローンの支出を10万円とした場合。

30年で借りると、借入可能額は3,109万円になります。

しかし、3年後に借りるとして27年で借りると、2,838万円になります。

このように家を買うまで時間がかかればかかるほど、購入できる物件の予算が下がるということを覚えておきましょう。

健康上のリスク

また相場を見極めている間に健康に問題が起きることがあるかもしれません。

住宅ローンを借りるときは、ほとんどの金融機関で団体信用生命保険の加入が必須となっておりますが、もし健康上の問題が出てしまうと、団体信用生命保険に加入することができず、利用できる住宅ローンがかなり限られてしまう可能性が高まります。

このような健康リスクも見落としがちではありますが、何があるかはわかりません。

特に年齢を重ねれば重ねるほど、健康問題が起こりやすくなるため注意が必要です。

住宅不動産は景気の影響を受けにくい

そんな不動産相場のタイミングで悩んている方に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

それは、住宅不動産は景気の影響を受けにくいということです。

2008年9月、世界同時多発で未曾有の金融危機「リーマンショック」が発生しました。

アメリカで証券化されていた、低所得者向けたのサブプライムローンの信用不安がきっかけとなり、金融機関が文字通り危機的な状況になり、リーマンブラザーズという投資会社が64兆円という、天文学的な負債を残して破綻したのです。

この時、筆者はリーマンブラザーズも取引先の一つという投資系不動産会社に勤めていて、この時の不景気を非常に身近で体験しました。

投資系の不動産会社では商業系の不動産を扱っていたので、経営的にも非常に大きな影響を受けて最終的には倒産しました。

しかし、リーマンショックの時の住宅不動産はどのような相場だったのか。

リーマンショック時のマンションの成約相場をチャートにしました。

このチャートを見ていただくと分かると思いますが、ほとんど相場は動きませんでした。

東京は多少波がありますが、これは新興系のマンションディベロッパーが、多数破綻したことが影響したもので、すぐに元に戻りました。

なぜ住宅不動産が不景気に強いか、その理由は「補助金や減税」です。

リーマンショックが発生した際に、政府は住宅購入に「住宅ローン減税の拡充」や「住宅エコポイント」といった補助金や減税策を矢継早に打ち出しました。

住宅不動産への補助金や減税は、他の関連産業への波及効果が高く、不景気になった際にいの一番にその対象になりやすいのです。

結果として、不景気による収入源を補助金や減税が補う形になり、また賃貸に住んでいる人からしても「買った方が得」という心理から購入へ流れ、不動産相場を下支えしました。

ですから、投資目的として不動産を購入するのであれば、相場によるタイミングは重要ですが、持ち家とする場合、相場はそこまで気にしなくても良いというのが筆者の考えです。

不動産相場よりも、資産価値が下がりにくい物件を狙うべき

不動産相場は予測できませんが、資産価値が下がりにくい物件を見極めることであれば出来ます。

現在の相場も、全国一律で上がっているわけではなく、下がっている物件もたくさん存在します。

これからの日本は人口減少から家はあまりますが、全ての不動産が一律で価値が下がるわけではありません。

資産価値が残る物件と、資産価値が大きく毀損する物件と、二極化が進んでいきます。

不動産相場は自身ではどうにもなりませんが、資産価値が下がりにくい物件を探すことであれば、自分次第ではあるものの、力が及ぶ範囲なのではないでしょうか。

できる限り、資産価値が下がりにくい物件を探していくことも、家を買うタイミングと同じくらい重要なポイントであると考えています。

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住宅ローン金利から家を買うタイミングを考える

家を買うタイミング

ライフイベント・不動産相場に続き、家を買うタイミングを考える上でポイントになるのが、住宅ローン金利です。

ここまでにも解説してきましたが、家を買うことが、大きな買い物であるゆえに、金利の負担は思った以上に大きくなります。

基本的に住宅ローン金利は安ければ安いほど良いとされています。

そして、この記事を執筆している2024年10月現在において、2024年3月のマイナス金利解除、その後の利上げの影響を受け、変動金利が上昇しています。

一時期は0.2%台で借りられていましたが、今現在は0.4%台が一般的な変動金利になってきています。

今後はそこまで上がる可能性は低いと考えていますが、下がる可能性は低いと言えます。

変動金利を借りるのであれば、家を買うタイミングは早ければ早い方が良いでしょう。

一方で固定金利については、欧米の経済情勢や金利の利下げによって変わってきます。

固定金利は、市場での国債の売買によって決まってきますので、こちらも予測するのは簡単ではありません。

【番外編】占いで家を買うタイミングを考える

番外編となりますが、ごく稀に占いで買うタイミングを考える方がいます。

たまに「厄年だから」とか「大殺界が抜けるまで待つ」というセリフを実際の営業現場でも聞くことがあります。

占いは専門外なので深く言及はしませんが、筆者も職業柄、風水や九星気学、四柱推命などの知識に触れることもあり、嗜(たしな)みもあります。

占いもネットで出回っているものから、本格的なものまで様々ですが、不動産のプロと同じようにピンキリです。

よほど著名な占い師に見てもらっているのであれば良いかもしれませんが、ネットや大衆向けの書籍の情報は大半は眉唾物(まゆつばもの)です。

そもそも家を買おうと思い立つようなタイミングは、大体の人にとって良い時期なのではないかと思います。

ちなみに「大殺界」は当てにならないので、気にしなくて大丈夫です。

もちろん人によって大凶となることもありますが、人によっては大吉であったりもします。

占いも突き詰めると自然科学であり、学問としての占いは奥深さを感じますが、エンターテイメント的な占いは、ほとんが当てになりません。

あなたが欲しいと思うタイミングが購入のベストタイミング

家を買うタイミング

ここまで家を買うタイミングについて、様々な視点から解説してきましたが、結局のところ、家を買うベストタイミングは、あなたが家を欲しいと思うタイミングです。

不動産相場や、住宅ローン金利も、大きな買い物ですので気になりますが、自分の力が及ばないところよりも、無理のない予算で家を買うことや、資産価値が落ちにくい家を選ぶことなど、ご自身の影響が及ぶ範囲に注力することが何よりも大切なのではないでしょうか。

人によって様々なライフイベントのタイミングで家を買いたい、と思うこともあると思いますが、その時々でベストな選択ができようにしましょう。

ただ一生のうちに何度も経験するようなことではないので、必ず誰かしらのサポートが必要になります。

そこで家を買うことにおいて最も大切なのは、「不動産業者の担当者選び」であるということも最後に付け加えておきます。

不動産という商品は、個別性が強く、価格も高額で、感情も絡む非常に難しい買い物です。

ノリや勢いは大切ですが、失敗した時のリスクを考えれば運任せには出来ません。

不動産業者の担当者は、そんなあなたをサポートしてくれる頼もしい存在ですが、どんな担当者でも良いわけではありません。

売ることが目的の担当者が圧倒的大多数の中で、自身の利益のために動いてくれる担当者を探すことが何よりも、あなたの利益を守る上で大切なのです。

筆者が企画運営をしている「ハウスクローバー」では、全国の優良な担当者が探せます。

ぜひこのような仕組みを活用して、ご自身にとって最適なタイミングで、最適な住宅購入ができる環境を整えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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