宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。また同時に、毎年全国から2〜300組ほどの住宅購入希望者の相談があり、実際の購入もサポートする現役の不動産エージェントでもある。業界歴は15年以上。多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営している。自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。 ▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

買ってはいけないマンション

マンション

2023/11/5

不動産のプロが必ずチェックする 買ってはいけないマンションの特徴20選

中古マンション購入は多くの人にとって人生で最も高いもので、だからこそ失敗したくないという心理が大きく働きます。 しかし、中古マンション購入において日本のマーケットが透明性の高いかどうかといえば、そうではありません。 日本の不動産業界は、市場の不透明性が高いだけでなく、売り手の原理で消費者が損をしやすい業界になっているからです。 人口は減っていくのに、どんどんタワーマンションが林立していく様は、プロであっても不安を感じずにはいられません。 しかしながら家を持つということは、物件選びさえ間違えなければ暮らしを ...

住宅ローン

2023/11/5

住宅ローンの審査で貯金がないと不利になる?

不動産を購入するとき、多くの人は金融機関からお金を借り入れて購入しています。 そこで気になるのが、住宅ローンの審査ではないでしょうか。 住宅ローンの審査に通らないと、良い物件が見つかったとしても資金の工面ができずに購入できないからです。 特に貯金があまりない場合は、住宅ローンの審査において不利になってしまうのでは?と不安に思う人がいるかもしれません。 そこで今回は、住宅ローンの審査における「貯金の有無」について解説します。 住宅ローンの審査で重視される項目 住宅ローンの審査項目の詳細については、各金融機関 ...

一戸建て マンション

2023/11/5

マンションと一戸建 お得なのはどっち?メリットとデメリット

住宅を購入するときに、マンションなのか、戸建にするのかで迷う方もいらっしゃると思います。 実際、私の元にもそのような相談は数多くいただいております。 最終的には購入者とそのご家族の価値観やライフスタイルによるところが大きいのですが、何を基準に判断していけばいいのか、迷う方が多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、不動産業界で15年以上、第一線で住宅購入希望者の相談やお手伝いをしてきた筆者が、様々な視点で見た時のマンションと戸建の違いや優れている点などについてお伝えしていきます。 これから住宅を購入 ...

マンション

2023/11/5

新築マンションは買うな!そう考える10の理由と買ってはいけない物件の特徴

 令和4年度の国土交通省が実施した住宅購入者に対して実施したアンケート「住宅市場動向調査」において、新築マンションを選んだ理由の1位が「新築住宅だから(58.0%)」となっていました。 このことからも、日本の新築信仰の根強さがうかがい知ることできます。 「きれいで、新しいおうちに住みたい」「やっぱり買うなら最新の設備がついた新築じゃないと」という思いから、そこまで深く考えずに新築マンションを選ぶ方も多いと思います。 もちろん新築マンションは誰も入ったことのない部屋で、設備も最新のものが採用されていて、部 ...

知識・マインド

2024/5/4

商談中の物件が横取りされることってあるの?注意点と対策をプロが伝授

 「良い物件が見つかって商談中となったけれど、別の購入者が現れて横取りされてしまった」ということは、不動産取引においてあり得る話です。 せっかく購入したいと思える物件に出会えても、横取りされてしまうと非常に悲しいですよね。 そこで今回は、どんなときに商談中の物件が横取りされることや注意点・対策について業界歴15年以上のプロが解説します。 この記事のポイントを手っ取り早く知りたい方は、目次の「まとめ」をクリックしてください。 物件や土地の商談中とはどんな状況をいう? 不動産取引において、物件の購入を決めて ...

住宅ローン金利 2023年9月

マーケットニュース

2023/11/1

住宅ローン金利 2023年11月 固定はさらに大幅に上昇 変動は競争が激化で金利は低下

今月の固定金利は以下のニュースの内容が反映された格好となります。 また10月31日に行われた日銀の金利政策会合でYCCが7月に上限を0.5%から1.0%に変更していたものを、1.0%超えを容認すると修正したニュースが流れましたが、このニュースが反映されるのは12月になります。 一方で変動金利は相変わらずの低水準で、固定金利との金利差がより鮮明になりつつあります。 特にSBI住信ネット銀行では新規貸出金利が0.3%を下回りました。 11月の金利で、主に利上げがされたのは、10年固定をはじめとした固定期間選択 ...

住宅ローン 金利

マーケットニュース

2023/11/1

日銀、長期金利YCCを7月の1%上限→1%超容認

10月31日の金融政策決定会合で、日銀が大規模な金融緩和政策を修正しました。 今年7月にYCCの上限を0.5%から1.0%へ修正したばかりでした。 7月に上限を1%に引き上げたものの、最近では0.8%後半まで長期金利が上昇していたため、これに対する処置といえます。 ただ言い回し的に非常に微妙な修正で、「1.0%を上限」→「1.0%超えを容認」と変わっているのですが、上限を上げたわけでもなく、国債の買い付け(金利操作)をやめるとも言っていないのです。 市場の反応はどうかというと、この日の夜、円安がさらに進み ...

住宅ローン金利 2023

住宅ローン

2023/10/30

住宅ローン金利の今後はどうなる!?変動か固定、どちらを選ぶべきか?

※この記事は2023年10月31日に更新された記事です。またこの記事は筆者による推測も含まれ、結果を約束するものではありません。 2022年12月、師走で世間が騒がしい中、突如として元日銀総裁の黒田氏による金利上昇容認とも取れる発言が飛び出しました。 これは固定金利の上昇に繋がる、YCC(詳細は後述)の拡大を示すもので、この時に0.25%→0.5%に引き上げられられました。 さらに4月に日銀総裁が植田氏に変わり、2023年7月に、0.5%→1.0%へさらに引き上げられました。 長らく日本では低金利であるこ ...

住宅ローン 50年

住宅ローン

2023/10/24

住宅ローン50年って利用しても大丈夫なの!?現役の不動産プロが可否を徹底解説

ここ最近、住宅ローンの借り入れ期間が最長50年となる商品が話題となっております。 そもそも住宅ローン50年商品は、西日本シティ銀行や宮崎銀行、福井銀行、千葉信用金庫、足利銀行などの地銀が中心に取り扱っていました。 しかしここ最近になって、ネット銀行の住信SBI銀行でも提供がされるようになりました。 近年は住宅ローンの貸し出し競争が激化し、変動金利における実行金利は値下がりを続けていますが、その競争は金利だけでなく借り入れ期間もその対象となることとなります。 私たち消費者にとって、選択肢が増えることは歓迎す ...

マンション 資産価値

マンション

2023/10/14

マンションの資産価値の調べ方 将来高く売れるマンションの特徴

ここ最近、マンションを購入するときに資産価値を気にする方が増えていきています。 筆者は15年以上、不動産業界に関わっていますが、昔は今ほどマンションを買うときに資産価値を気にするような方は少なかったです。 その理由として考えられるのは、そもそもマンションをはじめ、不動産は買えば資産になると思われていたからです。 しかし、2012年頃からマンション相場は上昇し、今は東京23区内だけでいえば、バブル期に迫る勢いです。 そんな中、マンションが多く建築されたことや、「人口減少」「家あまり」といったキーワードがメデ ...