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不動産売却の流れ全体|6つのステップと期間・費用を業界17年のプロが解説

知識・マインド

この記事で分かること

  • 不動産売却の全体の流れ(6つのステップ)
  • 各ステップでやること・かかる期間の目安
  • 売却で失敗しやすいポイントと対策
  • 売却にかかる費用の全体像

「家を売りたいけれど、何から始めて、どう進むのか分からない」。売却のご相談は、たいていこの言葉から始まります。

住まいの売却は、多くの方にとって人生で一度あるかないかの経験です。全体の地図を持たないまま進むと、目の前の手続きに追われて、大事な判断を焦ってしまいます。

私は業界17年のなかで、数多くの売却に伴走してきました。この記事では、売却の流れを6つのステップに分けて、それぞれで何をするのか、どれくらいの期間がかかるのかをお伝えします。まずこの記事で全体像をつかんでください。

売却の全体像(6ステップ)

売却は、大きく次の6つのステップで進みます。

①物件情報の整理と査定 → ②担当者(不動産会社)を探す → ③媒介契約 → ④売却活動 → ⑤売買契約 → ⑥決済・引き渡し

期間の目安は、売り出しから引き渡しまでで3か月〜6か月程度。ただし④の売却活動は物件や価格設定によって大きく変わり、1年近くかかることもあります。時間に余裕を持って始めることが、焦らない売却のいちばんの秘訣です。

ステップ1: 物件情報の整理と査定

最初にやることは、売る物件の情報整理と、相場の把握です。

住宅ローンの残債を確認し、購入時の契約書や図面をそろえ、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」などの成約価格データで相場をつかみます。そのうえで不動産会社の査定を受けると、金額の妥当性を自分で判断できます。

ステップ2: 担当者を探す

売却の成否をいちばん左右するのが、ここです。

査定額の高さではなく、根拠の説明が納得できるか、売却戦略を具体的に語れるか、質問に誠実に答えるかで選んでください。複数の担当者を比較することを強くおすすめします。

ステップ3: 媒介契約を結ぶ

任せる相手が決まったら、媒介契約を結びます。

媒介契約には一般・専任・専属専任の3種類があり、依頼できる社数や報告義務が異なります。詳しくは媒介契約の記事で解説していますが、大事なのは、契約の種類より「信頼できる担当者を選べているか」です。

ステップ4: 売却活動(内覧対応)

売り出し価格を決めて広告が始まると、買主候補の内覧が入ります。

このフェーズは数か月に及ぶことが多く、売主の主な役割は内覧の準備と対応です。内覧の反応を担当者と振り返り、必要なら価格や見せ方を見直します。反応が鈍いまま放置しないことが大切です。

ステップ5: 売買契約

買主が決まったら、価格や引き渡し時期などの条件を調整し、売買契約を結びます。

契約時には買主から手付金を受け取ります。契約書には、手付解除の条件、契約不適合責任(引き渡し後に見つかった不具合の責任)の範囲、ローン特約などが定められるので、署名の前に内容を必ず確認してください。

ステップ6: 決済・引き渡し

残代金を受け取り、所有権を買主へ移転し、鍵を渡して売却は完了です。

住宅ローンが残っている場合は、このタイミングで完済し、抵当権を抹消します。引っ越しは引き渡しまでに済ませておく必要があるため、逆算した段取りが大事です。売却で利益が出た場合は、翌年の確定申告も忘れずに。

売却にかかる費用

主な費用は、仲介手数料(法律で上限が定められています)、印紙税、抵当権抹消の登記費用、引っ越し費用です。利益が出た場合は譲渡所得税がかかりますが、マイホームなら3,000万円特別控除で非課税になるケースが多くあります。

売却の流れチェックリスト

  • 住宅ローンの残債と、購入時の契約書類を確認した
  • 成約価格ベースの公的データで相場を調べた
  • 複数の担当者を比較して選ぶ心づもりができている
  • 媒介契約の3種類の違いを理解した
  • 内覧対応と振り返りの重要性を理解した
  • 契約時の手付金・契約条件の確認ポイントを把握した
  • 引き渡しまでの引っ越し段取りをイメージした
  • 税金(3,000万円特別控除・確定申告)を把握した

まとめ

売却は「準備 → 担当者選び → 媒介契約 → 売却活動 → 契約 → 引き渡し」の6ステップ。全体像さえ頭に入れておけば、各段階で何を判断すべきかが見え、焦らずに進められます。そして、その全行程に伴走してくれる担当者の存在が、売却の質を決めます。

ハウスクローバーは、物件ではなく「担当者」から探せるプラットフォームです。売却の相談も無料でできますので、無料会員登録から、あなたに合ったエージェントを探してみてください。

よくある質問

Q. 売却にはどれくらいの期間がかかりますか。

売り出しから引き渡しまで3〜6か月が目安です。ただし売却活動の期間は物件や価格設定に大きく左右されます。時間に余裕を持って始めるほど、価格交渉でも焦らずにすみます。

Q. 住宅ローンが残っていても売れますか。

売れます。売却代金でローンを完済し、決済と同時に抵当権を抹消するのが一般的な流れです。残債が売却見込み額を上回る場合は進め方の工夫が必要なので、早めに担当者へ相談してください。

Q. 住みながら売却できますか。

できます。中古住宅の売却では、住みながら内覧対応をするケースが一般的です。

Q. 売却費用はいくらくらい見ておけばいいですか。

最も大きいのは仲介手数料で、そのほか印紙税・抵当権抹消費用・引っ越し費用などがかかります。詳しい金額は物件価格によって変わるため、査定時に担当者へ概算を出してもらいましょう。

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ハウスクローバー Founder&CEO

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。 ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。 また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。 全国から毎年300組以上の相談を受け、実際の売買もサポート。 マンション管理調査において、独自のノウハウとロジックを確立し、失敗しないための住宅購入エキスパートとして多くの指名買いを集める。 実際の業務の中で、多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。 2012年〜 不動産会社スタイルイノベーション株式会社を名古屋にて設立 2021年〜 ハウスクローバー株式会社を東京都港区にて設立 2023年〜 拠点を東京に移す ▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

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