オフィスのデスクより、
どの業界でもそうだとは思うのですが、住宅業界も変化の波にさらされています。
まず人口の減少と、伸びない所得から国民の資産形成をしなければいけないと、国が中古住宅流通に本腰を入れて対策を始めました。
そして新築の件数は減っているものの、中古住宅の流通量は増加しています。
中古住宅の流通が増加するにつれ、税制や建築などの知識が複雑化し、しかも何でも買えば資産となる時代は終わりました。
そんな中、不動産仲介業者に求められる役割が大きく変化してきています。
私は今後、不動産仲介業者は二極化していくと考えています。
エージェント型
まず一つはエージェント型と呼ばれるタイプ。
弊社はこのエージェント型に当てはまります。
ここでいうエージェント型の特徴としては、サービスの質が高いことです。
不動産取引における深い知見と経験はもちろんのこと、顧客の利益を最大化させるための付加価値も高いことが特徴です。
不動産取引に慣れていない方や、色々任せたい方に向きます。
ディスカウント型
ふたつ目はディスカウント型と呼ばれるタイプです。
これはその名の通り仲介手数料が半額だったりとかするコスト重視のものです。
特徴としては、取引のIT化や人件費を削ることからサービスは最低限のものになります。
その分取引に慣れていたり、とにかくコストを安く済ませたい人には向いています。
今は中間が圧倒的に多い
今はこのエージェント型とディスカウント型の中間に位置する業者がほとんどです。
中には値段は正規の手数料を取るのに、サービスの質はディスカウント型なんていう業者もいます。
ただこの中間にいる業者は、今後どちらかに分かれるか淘汰されていくのではないでしょうか。
たびたび言っていることですが、業者選びって本当に大切です。
まずはあなたも不動産仲介業者を探すときは、エージェント型なのか、ディスカウント型なのか、それとも真ん中なのかを色分けするように探してみると、選別がしやすくなるかもしれません。
ちなみに当社はエージェント型のリーディングカンパニーを目指しています。
たくさんの顧客に付加価値を見出してもらえるように日々精進していきます!
宮田明典
P.S
アメリカではすでにエージェント型とディスカウント型に二極化されていますが、割合として9割くらいはエージェント型を選んでいるそうです。