オフィスのデスクより、
先日ヤフーニュースの記事で、「新築マンションの在庫が山積み」というニュースがのっていました。東京の話なのですが、2017年から新築タワーマンションの完成ラッシュが続きます。
原因としては投資マネーが流れ込んで、実際の購入層が手が届かないところくらいまで価格が上がってしまったこと。もうひとつは単純に作り過ぎ。
逆に現地の業者の知り合いの話によれば、その分中古が動いているらしいです。中古住宅はこういう時に強いですね。あくまで需給のバランスが合うところが価格になりますから。
ただまだそれほど多くの投資マネーが流れてきていないここ名古屋では、新築であれ中古であれ需給バランスのあった価格形成になっているので、特に気にすることは無さそうです。
たまにこういったニュースを見てもう少し待てば下がるのかと聞いてくる方も見えますが、東京は別物です。名古屋は実感としてもデータ上でも堅調に推移しております。
中古住宅が動くようになれば、それと同時にリフォームやリノベーションも動きます。実際の営業現場でもリフォームも一緒にという話は良く出ます。他にもリノベーションは他でやるので物件の仲介だけ、というケースもあります。
ただやっていて難しいなと思うのが、リフォーム工事の見積もりについて。ハッキリとしたものの価格では無いだけに、出てきた見積もりが適正なのかどうなのか、分からない人って多いと思います。
同じ工事内容でも業者によって見積もりが2倍も違うということも珍しいことではありません。
信頼できる知り合いがいて、適正かどうかを見てくれるならともかく、そういった知り合いがいなかったり、第3者に確認してもらいたいと思う時もあるかもしれません。実はそんなときに便利な制度があります。
そういった時は第3者機関である公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営している「住まいダイヤル」というところに電話すれば大丈夫です。ここでは「リフォーム見積もりチェックサービス」というものを無料で提供しています。
住まいダイヤルでは契約前の見積もりについて以下のことなどを確認出来ます
・根拠が不明な項目や、二重計上等がないか
・一般的な工事単価などとかけ離れた額になっていないか
・見積書と図面の工事内容が合っているか
といったことを無料でチェックしてもらえます。もし少しでも不安があるようならチェックしてもらって安心できればいいかもしれません。
あなたも出されたままの見積もりを鵜呑みにするのではなく、正しく判断できる賢い消費者になりましょう。
宮田明典
P.S
住まいダイヤルの連絡先です。
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