オフィスのデスクより、
今月の23日は、不動産の日になります。なぜ23日が不動産の日なのでしょうか?
それは23日を「二十三」と漢字に直すと「ふどうさん」と読めませんか?
そしてなぜ9月かというのかというと、9月は不動産の動きが活発になるからだそうです。
実際に9月の取引量は3月ほどではないものの、保育園の入園申請などもあり、確かに動く月でもあります。
また同時に3月までの住宅購入を考えている人達の情報収集も比較的活発化します。
そんな情報収集の一つとして不動産会社選びは欠かせません。
ここでは不動産会社選びの際に役立つ5つのチェックポイントをご紹介します。
1.ホームページをまず見る
この情報会社のご時世、少なくともホームページを持っている不動産会社にしましょう。
ホームページすらない不動産会社もまだまだあります。そしてホームページの情報量や更新頻度を見ていきます。
ホームページで分かるのは、情報発信に対する姿勢が分かります。
もともと不動産会社は消費者との情報格差を武器に商売をしてきました。
しかし今の世の中はインターネットでいくらでも情報が手に入るようになりました。
そして現代は積極的に情報公開をしているところの方が信頼できます。
またホームページ上に代表者や担当者の顔を載せているかどうかも見るようにしましょう。
やはり顔を載せるということはそれだけ誠実な対応をしようとする意思の現れです。
少しでも消費者の方に安心してもらいたいから情報を公開するという姿勢は不動産会社を見分けるうえで重要なポイントです。
2.提供しているサービスやアフターサービスに着目してみる
次にどんなサービスを提供しているかを見てみましょう。
ここで着目したいのは、不動産仲介以外のサービスです。
不動産会社であれば、本業である仲介をしてくれるのは当たり前なのですが、住宅購入にとって大事な要素は、物件だけでなくお金の部分なども大きな要素です。
例えば最適な予算や住宅購入後にもお金を支払っていけるかを診断してくれるライフプランニングをサービスで提供しているところもあります。
不動産会社としては本業以外のサービスは手間がかかるのですが、こういったサービスをどれだけ提供しているかで消費者に対する姿勢が分かります。
色んなサービスやアフターサービスの提供をしているところの方が、より顧客目線で住宅探しを捉えている可能性が高いです。
3.処分歴がないか確認する
国土交通省のホームページで不動産会社の処分歴を見ることが出来ます。
ここに処分歴がある不動産会社は過去にトラブルや法令違反があったところです。
今は改善されているかもしれませんが、一応気を付けた方がいいかもしれません。
4.実際に訪問してみる
ネット上である程度目星をつけれたら、次は問い合わせて実際に訪問してみましょう。
問い合わせ内容は購入相談などで構いません。
その時に事務所の雰囲気に注目してください。
事務所全体が暗くないか、整理整頓されているかなどを良く見るようにしてください。
いい会社というのは大体明るい雰囲気がありますし、整理整頓されています。
事務所にはいって何となくいい感じがしなければ、その直感を信じた方がいいことも往々にしてあります。
5.相談内容にきちんと答えてくれるか
不動産会社選びが上手くいけば次は担当者選びです。
担当者との相性もとても重要です。
具体的な物件の相談なんかよりは購入相談の方が担当者の人間性や実力が分かりやすいです。
他にも業界歴や資格、どんな物件を良く取り扱ってきたかも確認しておきましょう。
ここで気を付けたい担当者の見分け方として、業界歴が長いのに宅建主任士の資格を持っていない人は気を付けた方がいいです。
また業界歴が短い人もいますが、この場合は会社のフォロー体制やフォローをする上司に合わせてもらいましょう。
業界歴が短くても、コミュニケーションが上手な人もいますし、長ければ一概にいいというわけではありません。
人間性がしっかりしていて、知識や経験のある上司にしっかりフォローしてもらえる環境の会社であれば信用に値します。
ここでしっくりこなければ、担当者を変えるか不動産会社を変えてもらいましょう。
いかがでしょうか?
家探しもとても大切ですが、不動産会社選びもそれと同じくらい大事なことです。
今はどこの不動産会社からでも同じ物件が購入できる仕組みになっているので、まずはあなたも信頼できるパートナー探しから始めてみてはいかがでしょうか?
宮田明典