オフィスのデスクより、
よく不動産の広告なんかでディスポーザー有という表示を見ることがあると思います。
件数自体は少ないですが、私もたまに見かけます。
しかし数が少ないせいか、使った人の声も少なく、実際はどうなのかよくわからいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はディスポーザーを深堀してみたいと思います。
ディスポーザーって何?
ディスポーザーとは、分かりやすく言うと「生ごみ処理機」のことです。
普段の生活だと、生ごみといえばキッチンの排水溝に網をかけたり、三角コーナーを用意いたりします。
少し掃除を怠るとヌメリが発生したり、暑い時期だと臭ったりもします。
最近の住宅では気密性が高いので匂いもこもりやすく、匂いが気になる方も多いのではないでしょうか。
しかしディスポーザーがあれば、そういった不満を解決してくれます。
ディスポーザーは排水溝のところに取りつけられ、シンクにある投入口から生ごみをいれて粉砕し、汚水と一緒に下水管に流すので、ゴミ捨ての手間がなく、キッチンが清潔に保たれるメリットが得られます。
戸建にも取りつけられる?
ディスポーザーというと、マンションの設備として考えられがちですが、戸建にも取りつけることができます。
しかし戸建であれば、マンションと比べて勝手口がある家が多いので、生ごみを外に置いておけるので、建売などでついていることはあまり見たことがありません。
リフォームなどで後から取り付けることも出来るので、興味がある方は調べてみてください。
自治体の半数は自粛要請
ただディスポーザーは生ごみを一緒に下水管に流すので、下水管の詰まりの原因になることも考えられるため、自治体の半数は自粛要請をしています。
ここ名古屋市でも実は自粛要請をしている自治体の一つです。
ただし名古屋市は、日本下水道協会の認証を受けた処理機能のあるディスポーザ排水処理システムを利用するのであれば、設置を許可しています。
マンションの場合はディベロッパーが一括して市とのやり取りをしていますが、戸建のリノベーションなどで取り付けたい場合は、市に相談していただく必要があります。
結局のところディスポーザーは便利なのか?
詰まるところ、便利なのかどうなのかが一番知りたいところだと思います。
私の友人にディスポーザーのある家に住んでいる人がいて、その話題になった時に「とても便利」って言ってました。
匂いに悩むことが無いし、キッチンが清潔に保てるとのことでした。評判とおりのコメントです。
他の利用している人の話を聞いても概ね便利という意見が多いように感じます。
ただ普及率はかなり低いので、検討している物件についてればプラス材料という感覚でいいのではないでしょうか?
宮田明典