オフィスのデスクより、
ここ愛知県は、不名誉な住宅を対象とした侵入盗の件数が全国ワースト1位です。
他にも車の窃盗や死亡事故件数なんかも全国ワースト1位と、不名誉な1位が割と多い県です。
空き巣なんかは私の周りでも、割と被害にあったという話は聞きます。
実際に知らない人が家に上がり込んで金品を奪っていくというのは物質的な被害だけでなく、精神的にも不快な思いをします。
対策として、防犯カメラなどの設備があるだけでは不十分で専門家の目が必要と言われています。
そこで今は大変マイナーなんですが、「防犯優良マンション認定制度」というものが存在しています。
この制度は、公益社団法人日本防犯設備協会、公益財団法人全国防犯協会連合会、財団法人ベターリビングの3公益法人が警察庁、国土交通省の指導を受けて作成した防犯優良マンション標準認定基準などをクリアしたマンションを認定するものです。
目的としては、そもそも犯罪が起こりにくい構造・設備等を促進し、犯罪の起こりにくい住環境を作ろうとするものです。
マンションであれば新築に限らず中古であっても認定を受けることが出来ます。
この防犯優良マンションとして認定されたマンションには「防犯優良マンション認定証」というプレートが掲げられ、それだけでも防犯効果は高そうです。
認定の判断材料として、共用部分と専有部分に分けられ、オートロックシステムがあることや、見通しが確保されていたり、照明設備の明るさや防犯カメラの位置など、かなり細かく定められています。
今のところ国内ですべての自治体がこの制度を採用しているわけではないですが、愛知県は採用しています。
以下のリンクのページから、愛知県ではどのマンションが指定されているか見ることが出来ます。
http://www.abhc.jp/jigyo/bouhan/
これがマンション購入の決め手になることは少ないかもしれませんが、検討している物件が認定を受けていたらプラス材料として見ることは出来るのではないでしょうか。
こういった認定制度がもっとメジャーになっていけば、この認定を受けたマンションの価値も上がっていくのかもしれないですね。
あなたも検討しているマンションがあれば、この認定を受けていないか是非確かめてみてください。
宮田明典