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毎月のコストが6万円の中古マンション、あなたは買いますか?

2020年6月6日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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自宅の書斎より、

あなたに質問があります。

あなたは、毎月の管理費と修繕積立金が6万円の中古マンションを買いますか?

おそらく、答えは「買わない」ではないでしょうか?

しかし、この毎月のラインニングコストが高くなる恐れがあるマンションが思いのほか多いのをご存知でしょうか?

今日は、どうやってそんなマンションを避けることができるのかについてお話したいと思います。

マンション管理組合の3棟に1棟が、修繕積立金が不足と回答

このデータは、国道交通省が管理組合に対して行ったアンケートの結果です。

さらに、そもそも足りるかどうかも分からないと答えている管理組合も3割強います。

実際のアンケートについてはこちらの記事『「負け組」マンションを購入してしまわないために・・・』も参考にしてください。

実際マンションの調査をしている中で、3割くらいは将来のリスクが高いため、やめた方がいいマンションがあります。

修繕積立金が足りなくなれば、冒頭のような毎月のランニングコストが高いマンションとなります。

持っていてもつらいですし、売ろうと思っても、じゃあ次誰が買うと思いますか?

管理組合の調査はプロにしかできない

それではどうやってそのリスクを見抜くのか。

この調査は、一般の消費者には出来ない調査です。

なぜならマンションの管理会社・管理会社は不動産業者にしか管理情報を開示しません。

ですから、不動産業者を通して調査を行うしかないのです。

本当に調査が出来るプロは少ない

じゃあプロの不動産業者であれば、だれでも大丈夫か?

その答えは「No」です。

そもそも調査の意味をしっかり理解できてない担当者の方が多いです。

多くの担当者は、滞納している人がいないかとか、修繕積立金が上がる予定があるか、など目に見える項目しか見ません。

しかし、実際は目に見えない数字を紐解くことで、リスクがあるかどうかを判断します。

この判断には、知識と経験がかなり必要です。

そんな知識や経験がないままに、購入者に対して「大丈夫ですよ」と無責任に答えている仲介業者は少なくないです。

担当者選びの失敗が、あなたの人生設計を大きく狂わす可能性もあります。

マンションに限らず、住宅購入は人探しが重要なポイントです。

宮田明典

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多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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