オフィスのデスクより、
あなたはマンションの内覧を見に行ったら、どこを重点的に見るでしょうか?
多くの人は専有部といわれる部屋の中に意識がいってしまうような気がします。
間取りだったり、窓からの眺望や日当りだったり。
もちろんそれも大切なことなのですが、「マンションは管理を見て買え」という格言もあります。
しかし管理を見て買えといわれてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
実際に取引を進めていくにあたって色んな書類を取り寄せることが出来るのですが、今回はその前段階で、内覧の時に見ることができる「管理」のポイントをお伝えします。
①マンションを全体的に見てみる
まずはマンションの外観を見ます。あまりにも古くくたびれた感じがしないか、外壁にヒビなど入っていないか。
そしてベランダなどに乱雑にモノが置かれていないかなどを確認します。
他にもエントランスやゴミ置き場、自転車置き場など、きちんと綺麗にされているか、整理整頓されているかを見ていきます。
これは管理の状況だけでなく、入居者の質などもある程度予測がつきます。
②掲示板
あまり注目されることが少ないのですが、僕は割と掲示板に何が貼られているか見るようにしています。
活気のあるマンションでは、色んなイベントのお知らせがあったり、同好会があるようなところもあります。
マンション管理の土台となる、良好なコミュニケーションが分かります。
反対に注意事がかかれていることもあり、色んな情報が手に入ります。
③管理人や住んでいる住人を見る
最後はやはりそこに住んでいる人ではないでしょうか。
実際に内覧にいくと、そこに住んでいる人とすれ違うこともあります。
その時の住人はどんな感じかも見るようにします。
明るく挨拶してくれたり、比較的管理状況の良いマンションは住人も良い人が気がします。
もし住めば顔を合わせる機会が多くなるので、どんな人がいるかは気を付けておきたいポイントですね。
また管理人さんもポイントだったりします。
僕はよく案内の時には少し早めにいって、管理人がいれば話すようにしています。
色んな情報収集が出来たり、そのマンションの雰囲気が結構つかめたりするからです。
最後にこれらのポイントをまとめると、マンションの管理組合がしっかり管理をしている感が出ているかどうか、です。
住んでいる人同士のコミュニティが良好で、しっかり管理しようという姿勢が見て取れれば、そのマンションは検討に値するのではないかと思います。
あなたもマンションの内覧に行くときは、是非参考にしてみてください。
宮田明典