オフィスのデスクより、
人生のイベントで、早ければ早い方がいいと言われているものがいくつかあります。
まず浮かぶのが、結婚・出産。
最近では晩婚化が進み、出産年齢も私たちの親世代と比べて遅くなってきていると聞きます。
実感としてもそう思いますよね。
特に名古屋市のような都心部にいると特にその傾向が強くなるような気がします。
しかし早ければ早い方が、子供が成年した時の年齢も若く、来たる老後の備えに対してたくさんの時間があります。
そして、もう一つ早ければ早いほどいいもの。それは住宅の購入です。
賃貸に支払うお金がもったいない
まず住宅を購入する前の住宅形態ですが、実家だとか寮だとか、比較的恵まれた環境の方もいらっしゃるかと思いますが、賃貸の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
賃貸で何気なく住んでますけど、支払っている家賃は完全に掛け捨てで結構バカになりません。
この間、とあるお客様の賃貸総額を何気なく計算してみたら1500万円でした。
恐ろしい数字ですね。これ、すべて掛け捨てで大家さんの収入に貢献していただけですからね。
「マンション買ってすでに半分くらい支払い終えてるじゃん。もったいない。」とぼやいていました。
もちろん賃貸の場合、住宅支出がまったく資産形成に貢献していないという問題もありますが、それよりも重要なライフプラン上の問題もあります。
完済年齢が老後に与える影響
それと「住宅を購入する=住宅ローンを借りる」ということに対して、ライフプラン上では住宅ローンの完済年齢というものがネックになってきます。
例えば28歳で35年で住宅ローンを借りれば、完済年齢は63歳。
しかし、38歳で35年で住宅ローンを借りれば、完済年齢は73歳。
少し不安を覚えますよね。
途中で繰り上げ返済を多用したりして頑張って返していくというのも手ですが、思い切って借りる年数を減らすという手もあります。
ただその場合は予算が減ることになるので、もしかしたら理想の住宅よりも妥協を迫られるかもしれません。
住宅購入というのは、購入する物件さえ間違えなければ資産形成になるので、早ければ早い方がいいという話も納得ですね。
今後は長寿命化により、働いていられる年齢も伸びていくでしょうから、多少楽観的に捉えることも可能だとは思いますが、それでも早ければ早いに越したことはありません。
あなたも、なるべく住宅を早く購入して資産形成していけるといいですね。
宮田明典