時事・知識・マインド

海外のドアは内開きで、日本は外開きの理由

2019年6月22日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

オフィスのデスクより、

かねてより、名古屋は観光スポットに乏しいなんて言われてきましたが、先日Yahooニュースで面白い記事を見付けました。

それは名古屋市の中心部・栄にあるオアシスが外国人の間でにわかに人気スポットになっているようです。

トリップアドバイザーという世界的に有名な旅行サイトがあるのですが、その世界最大級の旅行サイトの中で、オアシスが「夏のフォトジェニック(写真映え)観光スポット」日本国内で北海道の洞爺湖(どうやこ)に続いて2位を選ばれているとのこと。

私の会社からも比較的近く、テレビ塔を背景に映える夜景は僕もお気に入りですが、世界的に認められているということであれば地元民として嬉しいです。特に名古屋は観光的にあまりいいイメージがありませんでしたから。

ネットで世界中が繋がり、それをきっかけに海外の人たちが日本にきて、日本の分化に触れてもらうのはとてもいいことだと思います。

文化の違いといえば、家ひとつとっても違いがあって、海外の家と日本の家を比べると色んな違いがあります。

その一つに、「玄関のドア」があります。現在の日本の住宅では、引戸よりもドアの方が多いですが、ほとんど外開きになっていると思います。しかし、これが海外に行くと内開きになります。

その理由として、海外では防犯上の理由だと言われています。不審者が無理矢理中に入ってこうとした時に、体重をかけて中からドアを押して閉めることが出来るからです。

それに対して日本では、外向きなのはなぜでしょうか?これは文化の違いで、知っている人は知っているかもしれませんが、日本人が玄関で靴を脱ぐからなんです。

海外では玄関で靴を脱ぐ風習が無いので、内開きでも邪魔になりませんが、日本では靴があって内開きだと邪魔になってしまうからです。

他にも気候的に台風が多い日本では、風でゴミが入ってきにくいというのもありますし、防犯面でも日本は昔、玄関のカギは開けっ放しという家庭は一般的でした。

そんな環境もあってか、日本のドアは独自に外開きに進化していったのかもしれません。安全が前提にあった日本では、防犯よりも靴を脱いで家に上がる風習の方が重要だったのかもしれませんね。

ちなみに違う理由で、日本でも古くから内開きを採用している建物があるのをご存知でしょうか?それは「ホテル」や「オフィスビル」などです。

理由は、災害時に逃げる時に進行の妨げにならないようにするためだそうです。ドアの開き方ひとつとっても、色々な違いがありますね。

宮田明典

**********************

市場に流通している物件はどこの不動産業者からでも同じ物件が購入できます!

≫ スタイルイノベーションの仲介「HOUSECLOUVER」 ≪

**********************

いいねボタン
[wp_ulike]

この記事が気に入ったら
「いいねボタン」をクリックお願いします!

知りたいことを検索しよう

住宅購入で絶対に失敗したくない方へ

「こんなサービスが欲しかった!」の声が続々!住宅購入で失敗しないためのサービスがひとつに。

  • 無理なく支払っていける予算が分かる
  • 全国の優良な担当者(不動産エージェント)が探せる
  • 物件検索を自動化させて、希望の物件を見逃さない

すべての機能が無料で利用できます

詳細はこちら

※登録情報は不動産エージェントに共有されません

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

HOT

-時事・知識・マインド