宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。 また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。 相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。 多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。 ▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

時事・知識・マインド

2018/4/26

住宅を探すときは期限は決めておいた方がいい?

星ヶ丘テラスのスタバより、 家を探すうえで、正しい順番があります。まずは無理なく支払える金額から予算を割りだして、その予算に応じてエリアをある程度決めていきます。 そして予算とエリアが決まれば、いつまでに購入するか、期限を決めます。決めずに差がしている方もいらっしゃいますが、期限を決めずに物件を探すリスクについて考えてみたいと思います。 不動産仲介業者が本気で相手をしてくれない 決めずに探す方もいますが、期限を決めずに探している人に関しては、あまり不動産仲介業者も頑張ってくれません。なぜならいつ購入するか ...

時事・知識・マインド

2018/4/25

本当は怖い!? 先延ばしのリスク

オフィスのデスクより、 住宅購入の相談を受ける中で、「もう少し自己資金が貯まったら」とおっしゃる方がいます。この言葉には道理性もあって、納得できるような要素もある気がするのですが、実際にそうなのでしょうか? 実際にシミュレーションしていきたいと思います。 自己資金を貯めてからの方が、本当にお得!? 住宅購入を検討しているAさん 今すぐ購入する場合:3000万円の住宅を自己資金300円、金利2%、30年の住宅ローンを組む場合。 5年後、自己資金をためて購入する場合:5年間の積立金額5万円/月、その間の住居費 ...

住宅ローン

2018/4/23

親子で2世帯住宅を考えた時の住宅ローンは?

オフィスのデスクより、 先週のとある平日、ホームページから住宅ローン相談会の申込があり、対応しました。 内容としては、奥様の親御さんがお持ちの家に二世帯住宅を建てようと考えているが、住宅ローンはどうしたらいいか?という相談でした。 相談はご夫婦でいらっしゃったのですが、ご主人は某中堅ハウスメーカーで工事職をやっているとのこと。建てるのは自分の会社だけど、住宅ローンの相談はあまり詳しく話したくないため、うちの会社に問い合わせてきたそうです。 そこで今日は、親子で2世帯住宅を考えた場合のお金について考えてみた ...

時事・知識・マインド

2018/4/21

物件探しよりも先にしておくこと

オフィスのデスクより、 このブログを読んでくださっている方は、おそらく住宅購入を検討している方が多いと思うのですが、あなたは、どのように家探しを始めていますか? 多くの方は、自分が住んでいるエリアや希望のエリアの物件をネットで探し、気になる物件があれば問い合わせをしていくという流れというパターンが多いように感じます。 実際にプロのエージェントの立場から、どのように家探しをしていくことが、失敗の可能性が低くなるかを説明していきたいと思います。 多くの人が賃貸のように探している 住宅を購入するということは、大 ...

時事・知識・マインド

2018/4/15

シロアリ退治にかかった費用で税金が戻ってくる?

オフィスのデスクより、 ここ最近、中古の空き家をリフォームして格安物件に住んだり、お店にしたりと、中古住宅の活用を題材にしたバラエティー番組なんかが増えていますよね。 その番組内でしばらく人が住んでいなかった物件の壁をリフォームのため剥がしたところ、シロアリが家中の中に巣を作っていた。そんなショッキングなシーンがありました。 ここまで行かないまでも戸建に住んでいるとシロアリが家の中に巣を作っていたなんて話はよくあります。僕も築年数の経っている中古戸建などは、シロアリは喰ってて当然くらいで考えています。 名 ...

住宅ローン

2018/4/13

フラット35の使いやすさが、ますます進化した!?

オフィスのデスクより、 フラットはここ最近になってますます進化が進んできています。 金利が下がっていた時期は、固定金利よりも変動金利が有利になるため、どちらかというと長期間固定のフラットは他の金融機関のわき役的な存在でした。 それがここ最近、マイナス金利でさらに拍車がかかった低金利にも一服感が見られ、今では底も打ち、上昇傾向になってきています。 金利の下降局面では変動金利、逆に上昇局面では固定金利を選択することがセオリーです。今はどちらかといえば上昇局面なので、フラット35のような固定金利商品がお勧めな環 ...

物件選び

2018/4/12

買ってはいけない土地がある!?

オフィスのデスクより、 日本はご存知のように災害大国です。地震・津波だけでなく、台風や洪水に土砂災害など、気を付けるべき災害がいくつかあります。 マンションはともかく、地盤の影響を大きく受けると考えられるのが、一戸建てです。同じ災害に見舞われたエリアであっても、土地によって被害の大小が大きく変わったりします。 ここでは、どんな土地に気を付けたらいいのかをお伝えします。 住宅購入は最大の災害対策のチャンス まず一番初めに覚えておいて欲しいのは、住宅購入は最大の災害対策のチャンスであるということです。土地にも ...

インスペクション

2018/4/10

売買契約上の「瑕疵担保責任」と「かし保険」の誤差

オフィスのデスクより、 インスペクション(住宅検査)が4月1日より、宅建業法が改正され注目を集める制度となっています。 またインスペクションが一般的な制度になるにつれ、合わせて注目されているのが「既存住宅瑕疵保険」、通称「かし保険」と呼ばれる制度です。 かし保険は、もし取引された物件に目に見えない欠陥(瑕疵)があった場合に、その修繕の費用を保険で補てんするという制度です。中古住宅の場合は、個人が売主になる取引も多く、購入後の不安を軽減してくれる制度として注目されています。 しかし、不動産売買契約上の「瑕疵 ...

物件選び

2018/4/9

タワーマンションのメリット・デメリットは?

オフィスのデスクより、 タワーマンションといえば、一昔前では東京都心というイメージでしたが、ここ最近は名古屋市内でもちらほらと目立つようになってきました。 特にタワーマンションは節税的な観点から人気を博しましたが、その節税は2017年の税制改正で徐々に難しくなりつつあるようです。 ただそれを差し引いても、タワーマンション自体は人気もあり、僕の会社のある泉エリアにあるタワーマンションも、新築時より高い値段で売りに出されていたります。あまり強気なものは残っていますが、それでも物件の動きはそれなりに早く、根強い ...

時事・知識・マインド

2018/4/6

中古マンション購入にかかる諸費用の計算方法【シミュレーション用Exelファイル進呈‼】

オフィスのデスクより、 中古マンションに限ったものではありませんが、不動産を購入する時には、物件価格とそれにかかる「諸費用」というものがかかっています。 今日は、中古マンションの購入にかかる諸費用の明細や、その計算について説明しています。記事の最後には当社オリジナルの諸費用明細のシミュレーションシートをダウンロードできるようにしてあるので、ぜひ諸費用も自分で計算したいという方はダウンロードしてください。 それでは諸費用に含まれる費用や、意味と計算方法などをお伝えします。 1.売買契約収入印紙税 売買契約書 ...