オフィスのデスクより、
突然ですが、あなたは住宅ローン破綻予備軍が何割いると思いますか?
実は、、、
全体の6割以上になります。
実際にこのことを示すデータがあります。
(出典:国土交通省「令和2年度住宅市場動向調査 住宅ローンが家計に与える影響」)
この図は国土交通省が毎年、実際に住宅を購入した人に対して行っているアンケートの結果です。
アンケートでは、様々な項目について質問して行きますが、その中の一つに「住宅ローンが家計に与える影響」というものがあります。
以下の4つの項目から選んでもらう形式になっています。
① 非常に負担感がある
(生活必需品を切りつめるほど苦しい)
② 少し負担感がある
(ぜいたくはできないが、何とかやっていける)
③ あまり負担感はない
(ぜいたくを多少がまんしている)
④ 全く負担感はない
(家計にあまり影響がない)
①は住宅を買ってまもないのに、すでに生活必需品を切り詰めるほど苦しいと答えています。
この①だけでも1割強に上ります。
さらに②も今は大丈夫でも、将来お子さんの教育費が嵩む時期や老後などに破綻するリスクがる予備軍といえます。
そして①と②を合わせると6割強に上ります。
おそらく、これから景気が悪くなると予想されるので、この割合は今後さらに増える可能性があります。
住宅ローンで破綻する人は50人に1人
では実際に住宅ローン破綻をする人の割合はというと、50人に1人と言われています。
約2%ですね。
それが高いか低いかは個人の感じ方によると思います。
またこんな話もあります。
住宅ローン自体は事業性のローンなどと比べて、破綻率が非常に低いと言われています。
理由は、担保に取られているのが家だから。
家がなくなると家族が路頭に迷うことになります。
だから他のことを我慢してでも住宅ローンをなんとか払おうとします。
実際に破綻する人は50人に1人かもしれませんが、住宅ローンを返すために働いている「住宅ローンの奴隷」状態の人はもっと多いのではないかと思います。
住宅ローン破綻予備軍にならないために
あなたも含め、家を買ってそんな思いをしたいという人はほとんどいないと思います。
しかし、現実はなぜこうなってしまっているのか。
原因は、不動産会社の甘いセールストークを鵜呑みにしすぎ。
そして自身にとっての、無理のない予算を把握していない。
この2点に付きます。
不動産会社の目的は「売ること」
覚えておいて欲しいのが、不動産会社の目的は「売ること」です。
そして銀行の目的は「貸すこと」です。
しかし買う人にとっては、家を買ってローンを借りた後が本当のスタートです。
つまり、それぞれ目的が違うのです。
「家賃と同じくらいの負担でマンションが買えます」なんて魅力的なキャッチコピーがありますが、このキャッチコピーには、不動産を持つ所有コストについてはほとんど語られません。
しかもよーく見ると変動金利で計算されていたりします。
不動産会社としては変動金利の方が、毎月の支払額が安く見えますし、売りやすいのです。
そしてこんな不動産業界の甘い見積もりに騙されて買ってしまうのは、そもそも自身にとっての最適な予算を把握していないからにすぎません。
無理のない予算を知るための、たった一つの方法
ではどうやって無理のない予算を知り、不動産業界の甘いセールストークに騙されなくなるか。
それは、ライフプランニングシミュレーションを行うことです。
ライフプランニングとは文字通り、将来の生活設計です。
そしてそれにかかる費用と、これから得られるであろう収入のバランスから、無理のない予算をシミュレーションしていきます。
正直なところ、無理のない予算を知るための方法はこれしかありません。
このライフプランニングシミュレーションは本来、ファイナンシャルプランナーが有料で提供するサービスです。
本当はファイナンシャルプランナーにお願いするのが一番なのですが、ハードルが高いと感じるかもしれません。
そこで私が企画・運営しているハウスクローバーでは、会員サイト内に無料でご自身で行えるようなシステムを用意しました。
こちらに無料会員登録をしていただくと、無理のない予算をシミュレーションできる機能の他に、物件探しをAIを使って自動化するシステムや、全国の優良な不動産事業者の担当者が探すことができるようになっています。
ハウスクローバーは私が住宅購入の相談やお手伝いをして10年以上経ちますが、これまでの経験から「これは必要」というサービスを凝縮させたものになります。
ぜひ失敗のない家探しのお供に、ハウスクローバーをぜひご活用いただければと思います。
宮田明典
P.S
私自身もハウスクローバーのエージェントの一人になります。
2022年3月時点で、東京エリア、名古屋エリアで住宅購入のお手伝いをしております。
ご希望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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