オフィスのデスクより、
先日、弊社でコンサルティングをさせていただいた方に、いろいろお話を聞く機会がありました。
その方は関東の方だったので、個別相談やライフプランニングなどのコンサルティングのみの提供でした。
さすがに名古屋にいながら仲介のお手伝いは難しいので、不動産仲介業者さがしはお客様でしていただきました。
その時のお話がとても参考になったので、シェアします。
残念な不動産仲介業者の実態
普段、私がお手伝いしている顧客は、最初から私を指名されている方が多いので、他の業者の話を聞けませんが、今回は私のアドバイスもあり、担当者探しを実践されたそうです。
まずお話にあったのが、偉そうな態度の業者。
お客を見下したような雰囲気の人ですが、こういう人も結構いますね。
しかも役職者の方だったので、業者そのものに不信感を抱き却下。
次の業者は、いろいろお話をしていた流れで、事務所に来てくださいという話になったものの、行ったら何も社内で話が共有されておらず、行く時間が無駄だった業者。
他にも、実際に訪問してみて、私が担当者を選びましょうというお話をしていたこともあって、「いろいろ担当者を探してます。」とお話したところ、「じゃあ他のところでいいんじゃないですか?」と言われたこともあったそうです。
話を聞いて、当たり前のようなことが当たり前にできていない担当者が思いのほか多いことに驚きました。
購入を決めた担当者の決め手は?
逆に購入を決めた担当者の決め手は何だったのかというと、専門用語を分かりやすく説明してくれたことだそうです。
他の方はそこまで細かく説明はしてくれなかったそうです。
私も実際の現場でそういう人、良く見かけますが、専門用語をさらに略して使う人なんかもいます。
プロであれば、知っていて当然のことでも、普通の人からしてみたら意味が分かりません。
私の中では分かりやすく説明するというのは、むしろ当然のことだろうくらいに思っていたのですが、こんなことも出来ていない担当者が多いことに驚きを隠せません。
不動産業界について思うこと
今まで名古屋のマーケットばかり見てきていて、それでいてあまり周りの業者のことを利用者から聞くことって少なかったのですが、私自身、顧客と話をしていて不動産業界の現状を改めて知ることが出来ました。
スキルや経験はもちろん大切なのですが、一緒に不動産をさがすパートナーとして、人間性もやはり大事なのだと再認識しました。
それと同時に、ライフプランニングがなければ家を買う決心が出来ていなかったことや、購入するときに不安にかんじていることなど、色んなお話を聞くことが出来ました。
こういう業界を何とか良くしたいなとこれまでも考えてきたこともあり、色んな試行錯誤をしながら今の弊社のサービスが出来上がっています。
より多くの人に提供できるようにと考えていて、GW前くらいには今考えていることをお伝えできると思います。
またその時はお知らせさせて頂きますね。
宮田明典