ライフプラン

予算、どうやって決めていますか?

2018年8月27日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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自宅の書斎より

24時間テレビがやっている時期になると、毎年「今年の夏も終わりかな」なんて哀愁に浸るのですが、今年はまだまだ夏の終わりを感じさせてくれないほどの暑さが続きますね。

例年涼しくなりだすと、不動産業界の動きも活発になるのですが、今年はもう少しそんな時期も後にずれるかもしれません。

ただ秋から冬にかけて探す方は増えてくるのですが、家を探す前に、必ず準備しておきたいことの一つに「資金計画」があります。

「資金計画」と聞いてあなたはまず何を思い浮かべますか?

予算だったり、借入可能額とかが思い浮かぶかもしれませんね。この資金の戦略を立てることがとても重要になるのですが、なぜでしょうか?

借入可能額を予算にしてはいけない

まず借入可能額を予算にするのには止めましょう。よくインターネットで検索すれば借入可能額のシミュレーションが出来るサイトが出てきます。

そして年収や現在の借入の支払額などを入力すれば簡単に、借り入れられる金額が計算されます。ほとんどの方は、大体この金額を予算にしてしまいます。

また予算に関してはぼんやりしていて、不動産会社や銀行に相談すると、大体この金額を教えられます。

しかし、この金額を元にすることの何がいけないのか。それはこの借入可能額というのは、あくまで銀行が便宜上用いているだけの数字だからです。つまり、この数字に根拠はありません。

借りれる金額と無理なく返済できる金額は違う

予算はあくまで無理なく返済できる金額から計算しなければいけません。そしてこの無理なく支払える金額を算出するための根拠を理解することがまずは重要です。

そしてその根拠を理解したうえで、将来の家計収支をシミュレーションすることこそが、正しい「資金計画」になります。

この資金計画は、将来の収入予測や、教育費や老後の予測を立てながらシミュレーションをします。特に支出の部分は人の価値観により千差万別です。

お金の戦略無くして住宅を購入してはいけません

お金の戦略というのは、ただ単純に住宅の予算が決まればいいわけでもありません。あくまで住宅というのは人生の一つの側面でしかありません。

どんなライフプランを描くかによって、選ぶ住宅も予算も変わってきます。

手間になるかもしれませんが、このひと手間をかけるかかけないかで、将来大きな差がつくかもしれません。

あなたは、資金計画についてどれだけ考えていましたか?

宮田明典

P.S

当社では、このライフプランのシミュレーションサービスを提供しております。もちろん料金はいただきません。

プロのファイナンシャルプランナーに頼めば数万円はかかるような内容に引けを取らないものです。

是非あなたの住宅購入にこのお金の戦略を取り入れてみてください。

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宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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