オフィスのデスクより、
先日、お問い合わせのあった方を案内しているときに、ふとしたきっかけでファイナンシャルプランニングの話になりました。
その方はやってもらったことがあるとのことだったので、どんな内容か聞いたところ、生命保険会社が作ってくれたものとのことでした。
また他のある方は同じような会話があった時に、銀行でしてもらいました、というのもありました。
不動産会社でもファイナンシャルプランニングを提供しているところはありますし、私の会社でも提供しています。
同じファイナンシャルプランニングという言葉ですが、中身も全く同じなのかどうなのか、あなたは考えたことはありませんか?
ファイナンシャルプランニングは目的によって変わる
まずファイナンシャルプランニングを行う時はなんらかの目的があります。
保険の営業の方が提供するものであればライフプランと何か病気や死亡といったリスクでどのような変化があるのか見るためのものですし、銀行が提供するのは、ファイナンシャルプランニングというより資金シミュレーションの意味合いが強いです。
そして不動産会社が提供するものであれば、住宅を取得した場合にどのようになるかをシミュレーションします。
つまり同じファイナンシャルプランニングでも、その目的によって導きだすためのアプローチが変わってきます。
ソフトの性能にも左右される
そしてファイナンシャルプランニングを行う時に使用するソフトですが、この性能によってもかなり違ってきます。
私はこれまで保険会社のものも含め色々触ってきました。その中で感じたソフトの重要性は、リアルタイム性があるかどうかです。
使いやすさとか提案書の見やすさというものもありますが、実際にファイナンシャルプランニングをしてきて強く感じたところです。
リアルタイム性とは相談者の方と一緒にああでもない、こうでもない、と言いながらシミュレーションをしていくことです。
目的はライフプランの最適解を見付けること
実際私の会社で使っているファイナンシャルプランニングのソフトはかなり優秀で、少し数字を動かすだけでグラフですぐに示されます。
宣伝ではないですが、これまでの経験を踏まえて数あるソフトの中から選びました。
私の考え方は、ファイナンシャルプランニングの目的はライフプランの最適解を見付けることだと思っています。
仕事柄、住宅に関わることが中心にはなりますが、当社で提供しているファイナンシャルプランニングでは、将来の生活設計をして、そこから最適な予算を割り出していきます。
入力項目もかなりあるので、このシミュレーションを見た相談者の方からは、ここをこうしたらどうなるの?とか、こうしたいんだけど何かいい方法はない?とか色んな質問が出てきます。
そして色々と触りながらライフプランの最適解を一緒に考えていきます。
このリアルタイムこそファイナンシャルプランニングの真髄なのではないかと、勝手に考えています。
色んなファイナンシャルプランニングがありますが、あなたにピッタリなのはどれでしょうか?
宮田明典