オフィスのデスクより、
タワーマンションといえば、一昔前では東京都心というイメージでしたが、ここ最近は名古屋市内でもちらほらと目立つようになってきました。
特にタワーマンションは節税的な観点から人気を博しましたが、その節税は2017年の税制改正で徐々に難しくなりつつあるようです。
ただそれを差し引いても、タワーマンション自体は人気もあり、僕の会社のある泉エリアにあるタワーマンションも、新築時より高い値段で売りに出されていたります。あまり強気なものは残っていますが、それでも物件の動きはそれなりに早く、根強い人気を伺わせます。
今日はそんなタワーマンションのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。マンションをご検討の方はぜひ参考にしてみて下さい。
タワーマンションンのメリット
タワーマンションのメリットには以下のようなものがあります。
- ランドマーク的存在なマンションも多く、現時点では資産価値は高め。
- 高層階は眺望もよく、騒音も少ない。特に都心部の夜景は絶景。
- 高層階は日当たりも良く、湿気が少ない。
- 大規模な物件が多く、共用施設(ラウンジ・ジム・スパ・コンシェルジュなど)が充実している。
- エレベーターが、指定のフロアでしか降りられないようになっている物件もあり、セキュリティ面でも優れている
- 内廊下になっているものが大半で、冬場や夏場などでも快適。
- エリアの一部を再開発して、スーパーや飲食施設などを作り、居住者の利便性が高くなるようなものもある
タワーマンションのデメリット
いいところばかりが目を惹きますが、もちろんデメリットもあります。
- 朝の時間帯などは、エレベーター渋滞が発生し、1階に降りるまで時間がかかります。忘れ物に気がついた時なんか気分が沈みそうです。
- ベランダに布団や洗濯物が干せないように規約で定められていることが多いです。そもそも風が強くて干せないかも。
- 高層階は日当たりが良すぎて、南向きの部屋は年中暑いそうです。西側の部屋は西日で家具の劣化も早そうです。
- 大規模修繕工事などの費用が莫大です。あの高さで、どうやって外壁修繕をするのか、足場を組むのか、いくらかかるのか、気になるところです。
- 災害時の安全面で、電力の確保や火災時などに不安もある。しかし、最近のタワーマンションでは、災害設計もされているところがほとんどです。
高層階の部屋を選ぶ時に気を付けたいこと
高層階の部屋を探すにあたり、気を付けたいことは「部屋の向き」です。高層階では、非常に日当たりが良くなるため、低層階などで日当たりが良いと言われるような向きの部屋は、一年中を通して暑いことが多いようです。
またタワーマンションは、非常に人気も高く、流動性や資産性もあります。ただし、物件によっては相場以上の価格で取引されていることも多く、適正価格が見極めにくいという注意点もあります。
ご自身やご家族にとって、暮らしやすさやライフスタイルを加味した上で、価格も含めて適正かどうかも見極めていくようにしましょう。
宮田明典
************************
物件の資産価値をAIが一瞬で判断
************************