住宅売買のプラットフォーム「HOUSECLOUVER」の無料会員登録はこちら
メルマガ登録 無料会員登録

資産価値に直結!あなたの街は人口が増えたか?それとも・・

2019.04.26
知識・マインド

資産価値は街の力と直結しています。人口が多ければ、お店や会社も集まってきます。そして利便性が増し、より多くの人が集まってくるようになります。

また人が増えれば税収も増え、インフラもきちんと整備され街の魅力も向上し、住みたいと思う人も多いので、不動産の資産価値は保たれます。

逆に、人口が少なければ、商売も上手くいかないので撤退するところが多くなります。そうすると不便になってより人が離れていきます。人が離れていけば税収が減ってインフラも提供出来なくなり、その街にある不動産は売りたくも売れない「負」動産になります。

これがこれからの不動産市場のトレンドです。よほどのことが無い限りこのトレンドは続くと考えられます。そんな中、総務省からとあるデータが発表されました。

あなたの街は人が増えたか、減ったか

総務省が毎年住民票の移動を元に作成している統計データ「住民基本台帳人口移動報告 平成30年(2018年)結果」が発表されました。

(出典:https://www.stat.go.jp/data/idou/2018np/kihon/youyaku/index.html)

全国の市町村の人口が1年を通じて増えたのか、減ったのかが一目で分かるようになっています。上の図で赤い線の中を見ると、2017年と2018年に人口が純粋に増えたか減ったかどうかがわかります。

ちなみに増えたか減ったかは、実際に市町村の外から転入してきた人と、その市町村から転出した人を引いた純増減数になります。ここ名古屋市は、純増している都市になります。

しかし、県単位のデータを見てみると愛知県全体では、純減しています。またその他岐阜県、三重県も減少しています。こうやって見ると、名古屋市が周辺地域から人口を吸収しているのが良く分かります。

不動産の資産価値に直結する!

不動産価格や流動は、売買、賃貸に関わらず需要と供給のバランスによって成り立ちます。人口が増えているところであれば、需要が増えるので、供給が過剰にならない限りは需給のバランスが成り立ちます。

もし今後不動産を持つのであれば、資産価値が保たれそうな、人口が増えている都市に持つようにした方が、賢明かと思います。ただし人口が増えている名古屋市でも、供給物件もそれなりに増えているので、マクロ的な資産価値を考える視点が求められそうです。

極論ですが、今不動産を持っている街が、人口が減り続けているなら早いところ売却して、人口が増えているところの不動産を購入した方がいいかもしれません。不動産は購入したら必ずそこに住まなければいけないわけではないですし、利用価値(賃貸)を考えても、選択肢は増えるのではないでしょうか?

あなたの家を探しているその街は、人口は増えていますか?それとも・・・・

この記事は参考になりましたか?

これからの住宅売買の新常識
家の売買は、「担当者」探しから

ハウスクローバー Founder&CEO

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。 ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。 また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。 全国から毎年300組以上の相談を受け、実際の売買もサポート。 マンション管理調査において、独自のノウハウとロジックを確立し、失敗しないための住宅購入エキスパートとして多くの指名買いを集める。 実際の業務の中で、多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。 2012年〜 不動産会社スタイルイノベーション株式会社を名古屋にて設立 2021年〜 ハウスクローバー株式会社を東京都港区にて設立 2023年〜 拠点を東京に移す ▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントを残す

メルマガ登録 無料会員登録
目次