物件選び

あなたは新築住宅と中古住宅のどっち派?

2020年1月31日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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オフィスのデスクより、

ここ最近一番伸びている物件種別は、中古戸建てだそうです。全体ではまだまだ割合は少ないものの、ここ最近存在感を強めてきています。

また新築住宅も相変わらず根強い人気があって、取引意欲も旺盛です。

さて、そんな新築住宅と中古住宅ですが、これから一戸建てを探す方は両方を検討される方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。

この記事は動画でもご覧になれます。
⇒ 動画で見る(Youtubeにジャンプします)

新築住宅のメリット・デメリット

まずは新築のメリットから。主に新築のメリットとして考えられるのは以下のポイントです。

  • とにかく新築であること
  • 設備が最新式のものであること
  • 耐震性やエコ性能が優れている
  • 減税などが使えて、限度額も大きい

逆にデメリットとしては

  • 土地が狭い
  • 立地が良くないものも多い
  • 価格が高い
  • 資産価値の下がり幅が大きい

などがあげられます。

中古住宅のメリット・デメリット

次に中古住宅のメリットを見ていきましょう。

  • 価格が安い
  • 土地が広いものが多い
  • 好立地なものが多い

逆にデメリットとしては、

  • リフォームにお金がかかることも
  • 耐震性やエコ性能が劣る物件も
  • 減税などが使えない物件もある

などがあげられます。

新築住宅と中古住宅はどっちがいいの?

私個人的な視点でいえば、正直どちらでもいいかなと思います。

一戸建てに関していえば、新築か中古かという視点も大事ですが、何よりも立地が命だからです。不動産の価値は立地が9割で、その他の要因はそこまで影響しないというデータも出ています。

つまり駅からの距離、災害リスクの高い低い、立地適正化計画など、新築中古以外の要素が非常に重要なのです。

逆にこれらの立地要件がよければ、新築と中古のどちらでも納得できる物件を購入したらいいのかなと思います。

ただ建物が古いと、耐震性やエコ性能などの基本性能が低いので、私であれば2000年6月以降に確認申請を出した物件を探します。

木造住宅であれば、2000年6月に改正された建築基準法によって、現行の耐震基準になっていますし、エコ性能も向上しています。

それに、築年数的にも住宅ローン減税などを利用できます。

旧耐震の物件であっても土地価格だけで売られているような物件は面白いなとも感じます。

結局のところ、一戸建てに関しては立地が良ければ、あとは何とかなることが多いので、予算であったりライフスタイルによるところが大きいのかなと感じます。

あなたも一戸建てを探すのであれば、ぜひ新築だけなく中古も視野にいれて探すと、掘り出し物に出会えるかもしれません。

宮田明典

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宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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