オフィスのデスクより、
先週の土曜日、とある同業者のセミナーにオブザーバーとして参加してきました。業者向けではなく一般の顧客向けのセミナーです。LIXILさんが主宰のセミナーでした。
とある業者さんとは、新宿にある業者さんで、当社の資産性を重視した物件選びというのがよく似ている業者さんです。そして当社で採用しているSelfinを開発した会社でもあります。
セミナーでお伝えしている内容というのは、当社と根底は同じですが、伝え方が変わるだけでも随分新鮮に感じました。少し勉強会の内容もバージョンアップしようかと考えたりなんかしました。
そのセミナーの中で、少しあなたの参考にもなりそうな話をシェアしたいと思います。
当社の勉強会でも、どんな物件が資産性が見込めるのかという話はあるのですが、答えはずばり「立地」です。実際に東京カンテイという不動産データバンクの会社が公表している資産価値に影響を与える項目を発表いしているのが、以下の項目になります。
- 広義の立地:都会か田舎かなど、都市や街に関わる広い意味での立地…60%
- 狭義の立地:駅近か駅から離れているかなど、狭い意味での立地…30%
- スペックや設備…10%
このような割合になるそうです。なのでずばり「立地」といいましたが、9割が立地で決まるとのこと。そして一番大きいウェートを占めているのが、街選びに関わる広い意味での立地です。
これから人口が減っていくことが予測される中で、一律にどの都市も人口が減っていくわけではありません。街によって差があります。
資産性が保たれるということは、人口の密度や絶対的な分母が大きなポイントになってきます。
その中で絶対的な分母を街ごとに見ていくと、将来の資産性を推測する上でのヒントになります。
例えば名古屋市の人口動態の予測のグラフをみると、
2020年をピークに人口は減り始めますが、絶対的な数と減少率は全国平均と比べてもかなり緩やかです。これは街力としては非常に優れている街と言えることができます。
例えば、僕の実家のある稲沢なんかはどうでしょうか。
名古屋市と比べるとやはり少し人口の下落率が高いようです。僕の実家は駅からも結構離れた立地にあるので将来苦労するかもしれないですね。
実はこのデータを見ることが出来るサイトがあります。
このサイトで都市名を入れると、このグラフとコメントを簡単に見ることができて便利なので、ぜひ活用してみてください。
街力はこれである程度分かるようになりますが、街力がないからといってその街自体がダメだというわけではありません。
そのもう一つのポイントが「密度」です。この密度については、また別の機会にご紹介したいと思います。
あなたも住宅購入を考えているのであれば、街の将来にも気を配るようにしてみてくださいね。
宮田明典
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