この記事は、Youtubeちゃんねるに投稿された、動画を詳しく深掘りする記事になります。今回の解説動画は、「その築20年マンション、20年後も売れますか?」です。
動画を見てから読んでも、この記事を読んでから動画を見ても、どちらでも理解が深まると思います。
マンション管理の闇は、界隈では有名だった
今回の動画で題材として取り上げている、大手修繕工事会社を含む30社に、公正取引委員会の調査が入っていることをあげています。
ちなみに今は、設計コンサル(管理会社)にも、調査が入っているようです。
初めてこのニュースを聞いた方にとっては、センセーショナルな内容だと思いますが、マンション管理を知る人からすると、「今更感」が非常に強いテーマです。
私がこの業界に入る前くらいから、談合のようなことが行われていて、ただ最近はひどくなってきているという印象はありました。
そして談合だけでなく、設計コンサル(管理会社)へのキックバックについても、メスが入ればいいなと思っています。
浄化作用はあるのか?
今回の公正取引委員会の調査ですが、どこまで管理業界の浄化作用が働くのでしょうか?
これが公共工事などでしたら、刑事事件にも発展するような大ごとになりますが、あくまで民間企業におけるものですので、どこまで浄化作用があるのかは、やや疑問が残るところです。
調査の結果が公表されて、業者によっては指導や勧告などの処分を受けることもあるかもしれませんが、一時期はよくなったように見えて、また時間が経ったときに元に戻ってそうな気もします。
ぼったくられているマンションは見極められる
このような状況下で、管理会社にぼったくられているようなマンションを購入するのであれば、必ず管理組合の財務調査を行いましょう。
マンションの価値は「立地と管理」で決まります。
立地は、一般の方でもいろいろ調べやすいですが、管理については、一般の方ではそもそも管理書類の取得にハードルがあるため、良し悪しの判断が非常に難しいです。
また不動産のプロであっても、この調査を正しくできる人は、正直ほとんどいないので、必ず別口で管理調査を行いましょう。
管理調査は、ハウスクローバーのサービスをご利用していただくと良いかと思います。
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