オフィスのデスクより、
マンションの案内をしている中で、スキップフロアのマンションであることがたまにあります。
1990年代に少し流行ったもので、人によって好き嫌いが分かれます。
そこで今日はスキップフロア のマンションのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。
スキップフロアとは?
まずスキップフロアとはどんなマンションなのか?
スキップフロアとはエレベーターが停止する階と停止しない階があることからスキップフロア(階を飛ばす)と言われています。
エレベーター停止階は普通のマンションと変わりませんが、その他の階は階段を昇ったり降りたりということが必要になってきます。
スキップフロアのメリットは?
スキップフロアのメリットは、プライバシー感と日当たりや風通しです。
まずスキップフロアでエレベーターが止まらない階では、外廊下がなくなります。
通常の間取りだと、部屋の南がバルコニーで北側の入り口は廊下があって人が通ったりしますが、スキップフロアではその廊下がなくなるため、人が通ることがありません。
また外廊下がないぶん、部屋を北側に広げたり、バルコニーを設けたりするなどして、部屋が広くなったり、日当たりや風通しがよくなります。
こういった理由から好きな人は結構好きということもあります。
スキップフロアのデメリット
スキップフロアのデメリットはなんと言っても階段の上り下りがマンションであるのに発生してしまうこと。
特に老後まで長く住みたいと考えている方にとっては、懸念される内容です。
大体スキップフロアのマンションを断る方はこの理由です。
外観からでも分かるスキップフロア
実際に行ってみて「あー」ってなることが多いスキップフロアですが、物件情報などに乗っている写真でも判別することができることもあります。
判別できる写真は「外観」です。
スキップフロアは外観に特徴があって、この特徴に気がつけば事前にスキップフロアと気がつくことができます。
この図のように廊下側の写真が上のようになっていたらスキップフロアのマンションである可能性が大です。
物件情報サイトやレインズ(業者間の物件データベース)にもスキップフロアと書いていないことが多いので、外観の特徴を押さえておけばロスを防ぐこともできます。
マンションと一言でいっても色んなタイプがありますね。
宮田明典