物件選び

新築が多く建つエリアにはご注意を!

2019年10月18日

オフィスのデスクより、

先日、久しぶりの知人から電話がなりました。出ると、マンションの相談とのこと。

ちょうど新築マンションの見学に行ったそうで、どこのマンションか聞くと、名古屋の業者間では有名な某マンション。

しかも数棟がたつ計画で、そのマンションももうすでに築1年は経っているのではないでしょうか。

明らかに業者間では「作り過ぎだよね」「絶対売れ残りひどいよね」と言われていました。

その新築マンションに知人が見に行って、色々不安に思うこともあったようで、「そういえば宮田君って不動産だよね!」みたいなノリで電話がかかってきたのです。

基本的なお話として、マンションに限らず、新築が多く建つエリアは資産価値にとってはあまり良いとは言えません。

立地が飛び切り良ければ話は別ですが、その新築マンションは立地も少し微妙です。

そんなところに新築がたくさん建てば、将来中古として売り出すときの競合の多さは、少し誰かが売り急ぐと一気に崩れてしまう可能性があります。

そんな話を件の知人に話したところ、「やっぱりそうだよね」とのこと。やはり不安があったようです。

理想的なのは、新築があまり建つような土地が残っていなくて、なおかつ人気のエリアです。

こういうエリアは競争力が残りやすいですし、ライバルも少ないので、将来の資産価値にとってはプラスです。

そもそもここ最近の新築マンションは立地もそこまでいいものも少なく、部屋も狭くてグレードも落ちています。

それこそ良質な中古マンションも増えてきているので、あえて新築マンションを選ぶのも合理的でないかなと思うのが正直なところです。

もちろん新築マンションでも良さそうだなという物件もありますが、そういう物件はもともとがかなりお高いです。

自分のライフプランニングとしっかり向き合いながら、合理的な判断をしていきたいですね。

宮田明典

P.S

ちなみにその知人から営業トークや雰囲気を色々聞きました。

聞いた感想ですが、なかなか売れてますよ!アピールがすごいそうですね。

事務所は成約済みの花がついたチラシだらけなようです。

トークの内容も洗練されています。応酬話法も確立されているのでしょう。

今回の知人はギリギリのところで私に連絡をしてきましたが、知り合いにプロがいなくて、客観的な判断ができないと、営業マンのトークを鵜吞みにしかねないと感じました。

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