オフィスのデスクより、
私が中古マンションの購入のお手伝いをする時に一番気を付けていることは?と聞かれたら、資産価値と答えます。
中古マンションに限らずですが、これから人口が減っていって家余りになる時代です。
ところで、資産価値とは何でしょうか?
私は流動性だと考えています。
売りたいと思った時に換金できない資産は資産とは呼べないのではないでしょうか?
長寿化やライフプランの多様化により、これまでのような「終の住まい」として購入する考え方は少し古くなっています。
どちらかというと、将来何かあったときに売れる物件こそが本当の資産ではないでしょうか。
私が住宅購入のお手伝いをする場合は、そこを最低限クリアできる物件をお勧めしています。
駅からの距離で格差が拡大
このような考え方のもと、物件を一緒に探していきますが、一番のポイントはやはり駅からの距離ではないでしょうか。
一番固いと思うのは、徒歩5分圏内にある物件。
この駅徒歩5分圏にある物件はよほど需要がなくなることは無さそうですし、値崩れしたとしても知れていると思います。
もう少し離れたとして徒歩7分圏内には収めたいところです。
もちろん駅によっては10分圏でも需要が見込める場所はありますが、やはり駅から近い方がいいのではないでしょうか。
管理状況もかなり重要なポイント
いくら場所が良かったところで、管理状況が良くない物件はお勧めできません。
私はマンションの資産価値は、立地と管理だと思っています。
どちらも良好な物件であれば、将来的な資産価値も保たれるのではないかなと考えています。
マンションは選別の時代
マンションもこれからは選別していかなければいけない時代です。
ただ逆に言えば、きちんと選別されたマンションであれば、あなたの人生をとても豊かにしてくれます。
ここ最近は特に僕がこんなことを言わなくても理解している方が多くいます。
であれば、私たちプロの仕事は経験と知識で、資産価値が保たれそうな物件を選別するお手伝いをすることなのではないでしょうか。
あなたも、これからの選別の時代にふさわしい不動産仲介会社や担当者を選ぶようにしてくださいね。
宮田明典