オフィスのデスクより、
昨日、HP用に僕自身の写真を撮影しました。
カメラマンは会社の近くに住んでいる僕の知り合いなのですが、アマチュアです。趣味でやっている程度とはいうものの、機材がかなり本気です。プロ顔負けの機材の量です。最近では、renofitのカメラマンの一人でもあります。最初は趣味でやっているとのことで気軽に頼んだのですが、撮影するならと知り合いの写真スタジオまで借りてくれました。
そこはスタジオらしく、天井から白い垂れ幕を背景におろし、遠隔操作でカメラのシャッターと連動する三脚付きのストロボライトが2台。直接ストロボライトが当たるのではなく、傘に反射して光を当てるんですね。そうすることで、光の当たり方が不自然にならないそうです。
他にも写真のように光を白い傘越しにあてて明るくさせるやり方なんかもあるみたいですね。マニアック過ぎて聞いていても良く分かりませんでしたが、好きな人はやはり好きなんですねよね。
そして実際の撮影では二つあったストロボライトが、一つがまさかの電池切れにより(電池で動いていることすら知りませんでした)作動しないというトラブルもあり一つのストロボライトで撮影を行いましたが、軽い感じでお願いしたにもかかわらず、かなり本気の撮影でした。
最初は緊張して直立不動でしたが、シャッタの数が増えていくにつれ、少しずつ色んなポーズをして遊んでいました。もちろん大半はボツなのですが(笑)。おかげで良い写真が取れました。実際の写真はブログの右側に出てきます。
そんな彼の影響もあってか、この頃はポータルサイトなんかを見ていて、ここの会社はいいカメラ使ってそうだなとか、広角レンズを使ってるなとか、ここはまさかのガラケー(!?)など、少し見る視点が変わってきました。
実際に住宅を売る仕事をしていて、たぶん消費者の方とは違う視点で家を見ていると思います。おそらく普通の方は、間取りだったり、表面的な綺麗さであったり、広さだったり、立地だったりします。ここでプロがどこを見ているかを教えます。
・基礎
・窓枠
・床の感触
・(マンションであれば)共用部分
・資産価値(立地もふくむ)
僕の場合ですが、こういったところは必ず見てます。この辺を見ておけば、明らかにダメな物件は比較的すぐに分かります。お客様と内覧に行くときなんかはこの辺りはご説明しています。そしてより詳しく知りたい場合はインスペクションというものをお勧めしています。インスペクションとは住宅の健康診断のようなもので、目に見えないところまである程度把握することができ、家の現時点の状態の把握やリフォーム代金の予測などに役立ちます。
よくある失敗の一つでもある『住んでみて、こんなはずではなかった』『リフォームに予想外のお金と時間がかかった』はこのインスペクションをしていないからです。この制度をしならい業者もいるので、インスペクションのことを聞いてみて知らなければ他の業者にした方が無難です。またどんな視点で住宅を見ていて何に気を付けているかを聞いてみてもいいかもしれません。あまりにも頼りなければその業者はやめておきましょう。
カメラと写真のように、少し知っていることがあるだけでもモノを見る視点は変わります。その視点は不動産業者を選別するのにも役立ちます。ポイントをすべて把握するのは難しいかもしれませんが、正しい視点を持つことで住宅選びで失敗することを防ぐことが出来ます。
あなたは住宅を探す時、どこを見ていましたか?