オフィスのデスクより、
先週の平日の夜、久しぶりにスポーツジムのプールの方に行ってきました。ここ最近は仕事が忙しいことに理由を付けて、あまり身体を動かしていませんでした。しかし、久しぶりに会う人にやたらと最近太った?と聞かれるので、これまたかなり久しぶりに体重計に乗った僕は、これまでにないショックを受けました。周りからはそんなに太っているようには見えないとか言われたりするんですが、脱ぐとすごいんです。
とにかく僕は体力的なことや健康的にはもちろん、体重も落とさなければということで久しぶりにジムに来たわけです。ジムというとこれまではランニングマシーンやフィットネスでしたが、この日は少し行動パターンを変えてプールに行くことにしました。
僕は3、4歳のころから体が弱いからと、親に半ば強制的に中学校にあがるまで水泳を習わされていました。そのおかげもあってか、泳ぎには自身がありました。
だからその日も1時間くらい泳いで帰るかと考えて泳ぎ始めたのですが、さすがにポンコツになった僕の体は5分くらい泳いだところでかなりきつくなってきました。少し休憩してまた泳ぐのですが、今度は5分ももちません。ぜえぜえしながら 「あれー、おかしいなー」。結局休み休みで30分くらいしか持ちませんでした。流石に最近の運動不足は認めるものの、若い時のイメージが頭にあるだけにここまで体力が衰えたのかと、これまたショックでした。
僕は会社経営者であるので、体が資本であることは言うまでも有りません。健康と体力がなければ、気力や活力も損なわれてしまいます。今は多少の若さで(とはいっても30後半)カバーできているかもしれませんが、このままだとちょっとやばいなと考えだしました。これからはコンスタントに水泳なりジムなりいこうと思っています。
実は家も人間の体同様、ちょこちょこメンテナンスしてあげないと価値は落ちていきます。逆にきちんとメンテナンスを適切な時期に継続的にしていけば、家の価値というものは高く保たれます。
昨今では、政府も中古住宅の流通を図ろうと様々な施策を行っていますが、その中に「新価格査定マニュアル」の策定があります。これは何かという、これまでの日本であれば木族なら20年もたてば、まだ住めるのに一律価値は「0」として見られてきました。それは売買における値付けの時でもそうですし、銀行の担保評価でもそうです。
この悪しき風習が中古住宅の流通を阻害する原因として考えられ、きちんと資産価値が正当に評価されるようにするために国や金融機関、有識者などにより作成されたものです。
すでに策定はされ、一部ではすでに使われ始めていますが、まだまだ普及には時間がかかりそうです。しかし、そう遠くない将来、あたり前のように運用されます。そして、このような状況だからこそ、あなたの家もしっかり資産管理していくことが重要です。
家は買って終わりでなく買ってからが始まりという格言もあります。長寿化やライフスタイルの多様化により、今後は住み替えが増えていくことが予測されています。ちなみに不動産先進国のアメリカでは、このエコサイクルがしっかり確立されているため、平均的な人で一生のうちに4、5回ほど家を住み替えるそうです。しっかりメンテナンスをかければかけた分だけ資産価値に反映され、売るときに値段が高く売れるからです。
日本はこうなるまでまだ少し時間はかかるかもしれませんが、将来を見据えてしっかりメンテナンスをしていきたいですね。
宮田 明典
P.S
ちなみに当社では、当社を通して住宅を購入していただいたお客様に、住宅情報履歴サービスを提供しております。これは何かというと、家に関わる書類等を電子サーバーで保管し、またメンテナンスの履歴を残したり、時期がくればお知らせをしてくれるなど、将来の物件売却や資産価値の向上を目指した活動をサポートするツールになっております。
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