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マンションの資産価値を考えるうえで、知っておきたい考え方

2020年2月6日

マンション 資産価値

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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ここ最近、マンションの購入を検討する方で、資産価値を考える方が非常に増えてきています。

住宅購入に資産価値の視点が入ることはとてもいいことなのですが、中には資産価値の考え方を正しく理解していない方も見受けられます。

そこで、この記事ではマンションを購入する時の資産価値について、必ず知っておいてほしい重要な考え方をお伝えします。

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資産価値の正しい考え方

まず資産価値を意識してマンションを購入するのであれば、必ず知っておかなければいけない資産価値の考え方があります。

よく勘違いされている方で多いのが、「購入価格=資産価値」と考えている人です。新築マンションを検討している人に多いような気がします。

資産価値とは購入価格ではなく、今売った時の価格が正しい考え方です。

新築マンションだと、新築プレミアムが乗っかっているので、購入後すぐに市場に売り出すと2~3割ほど価値が下がると言われています。

例えば3000万円で新築マンションを購入したとしても、実質的な資産価値は2400~2600万円ということになります。

400~600万円は、新築マンション業者の販管費や利益です。つまり新築マンションは資産価値的なセオリーでいくとあまり正しい選択ではありません(もちろん価値を上げる物件もあるので一概にはいえませんが)。

この考え方を理解していないと、3000万円の新築マンションを買ったと思っていても、実際は2400~2600万円の資産価値なので、その分損をしているということになりかねません。

資産価値を考えるのであれば、価格の落ち幅に気を付けよう

正しい資産価値の考え方を身につけると、なるべく購入価格と売る時の価格差が小さい物件を探した方がよいという考え方になると思います。

この考え方こそが、マンションを購入する上で必要な資産価値の考え方です。

そうやって考えれば、市場価値で取引されている中古マンションの方が資産価値的にはいいということになります。

そして将来の資産価値(リセールバリュー)を考えながら、購入するマンションを探すようにしましょう。

宮田明典

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多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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