オフィスのデスクより、
昨日の午前中、三菱UFJ銀行で決済・引渡しがありました。決済・引渡しとは、物件代金の残代金を支払い、登記の名義を替え、鍵や書類などの引渡しを受けることです。
不動産取引の一番最後に行うことで、これまでの顧客とのやり取りなんかを思い出して、感傷に浸ったりすることもあります。
そんな中、個室の机に雑誌が置いてありました。何だろうと思ってみると、日経TRENDYという雑誌で、住宅ローンを含め金融系の特集が組まれていました。さらに付箋まで貼ってあって、そのページを開けてみると、その雑誌がおいてある理由が分かりました。ただ単純にその銀行のアピールだったわけです。
それはともかく、僕が目を惹いたのは住宅ローン対決という項目で、「住宅ローンは保険で選ぶ時代」というタイトルの記事がありました。
住宅ローンは「保険」で選ぶ時代
ここでいう「保険」は団体信用生命保険のことになります。団体信用生命保険(通称「団信(だんしん)」)とは、銀行がお金を借りる債務者に対して、保険に加入してもらうことで、万が一の場合に保険から住宅ローンの残代金を精算できるようにしてある仕組みのことです。
住宅を購入する立場からすると、通常の保険料よりも割安で加入することができ、何かあった時に家族に家を残すことが出来るという、ありがたい制度です。
ただ最近では、死亡や高度障害といった基本的な保障だけでなく、病気に対する補償が一気に充実してきました。そんな中、僕はこれまでこのブログや顧客にも、住宅ローン選びで「保険」という視点もお伝えしておりました。
「保険」の充実度からお勧めしていた銀行
そうやって住宅ローンの話をする中で、団信の補償面から言えば、件の三菱UFJ銀行が一番いいと思いますとお伝えしていました。そうやってお伝えする中で三菱UFJ銀行を選んでくださった顧客も多数います。
ただ、そうやってお勧めをしていたのは、僕が個人的に色々な銀行の団信のパンフレットを見ていたりする中で、感覚的に三菱UFJ銀行が一番いいなと思っていたからです。
そこで今回の雑誌ですが、その中で団信の内容で比較して、三菱UFJ銀行が「大賞」に選ばれていました。僕が言っていたことと雑誌での特集の結果が同じだったことに、僕のテンションが上がったことは言うまでもないですね。(2018年7月時点の情報です)
「保険」以外にも色々な切り口が
ただ人によって価値感は違いますし、すべての方が都市銀行の住宅ローンを使えるわけではありません。(一般的に都市銀行の審査は厳しいです)
「保険」以外にも、長期間固定金利で最近使い勝手がかなり良くなってきている「フラット35」だったり、金利の安さで言えば大垣共立銀行なんかは良くお勧めします。
また物件の近くにイオンがあったりすると、イオン銀行で住宅ローンを借りると毎日の買い物が割引になったりするものもあります。
あとはお勤め先の口座が指定されているといった環境によってもどの住宅ローンがいいのかという答えは変わってきます。
星の数ほどある住宅ローンですが、色んな切り口で見てみることで、あなたにピッタリの住宅ローンが見つかるかもしれませんね。
宮田明典
物件だけでなく、お金もプロフェッショナルです。