オフィスのデスクより、
弊社にいらっしゃるお客様から、最近よく話を聞くことが多い「スー〇カウンター」。
某大手ポータルサイトが運営をしている相談窓口です。
CMもやっていますし、ショッピングセンターの中にあって立ち寄りやすいというイメージがあります。
また色んな物件を掲載しているポータルサイトの会社が運営しているという、何となく中立的なイメージから行く方が増えているのでしょうか。
しかし、実際に行った方の評判はそこまで良くないものが多いです(少なくとも弊社にいらっしゃった方は)。
例えば、
どんな物件を買ったらいいのか分からずに行ったら、新築をゴリ押しされた。
とか、
中古マンションが欲しいと言っているのに、新築マンションをゴリ押しされた。
とか、
賃貸がいいのか持ち家の方がいいのか知りたくて相談したかったのに、すぐに新築の紹介が始まった。
などなど。
色んな話を聞きますが、この話を聞いていて、何かに気づきませんか?
そう、スー〇カウンターは新築(マンション・注文住宅)しか紹介してきません。
それは新築マンション業者や注文住宅に送客できたら紹介料がもらえるビジネスモデルだからです。
カウンターにいる人は、予算のことなどはよくわかっていません。
不動産業界や物件のこともそこまで詳しくありません。
中古は紹介しても何の得にもならないので、話も新築にすり替えます。
何も中立な立場で、相談に来る方の悩みにこたえるなんてカウンターではないのです。
ネームバリューも知名度もあるので、何となく安心感があるのかもしれませんが、それが実体です。
もちろん新築マンションと注文住宅オンリーであれば、色々情報が集まっていていいのかもしれません。
別にスー〇カウンターが良いとか悪いとかではなく、そういうところと認識しておきましょう。
宮田明典