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非公開物件ってあるの?表に出てくることはあるの?

2020.10.02
戸建て購入

弊社では、コンサルティングに力を入れていることもあり、顧客に物件を探してきてもらうスタイルです。(Selfinなどを活用して自動化しています)

そんな中で「たまに表に出ていない物件があったら紹介してください」と言われることがあります。

そこで今回は、表に出てこない非公開物件について、不動産業界の実情と合わせて、お伝えしたいと思います。

非公開物件って本当にあるの?

よく非公開物件という言葉は、お客様でも不動業者の広告やHPなどでも見かける言葉ですが、非公開物件はあります。

しかしながら、ほとんどが表に出ず取引されています。ちなみに非公開物件の買主は、不動産業者であることがほとんどです。

不動産業者に持ち込まれる物件は、何かしらの事情があって安くてもいいから早く現金化したいというニーズがあるものです。

不動産業者であれば、お金の決済も早いですし(最短1週間くらい)、売る方としても後腐れがないので思惑が合致しやすいのです。

非公開物件を買うことは出来るの?

それでは非公開物件を一般の消費者が買うことが出来るのでしょうか?

結論から言えば、買うことは難しいと考えてください。

理由としては、不動産仲介会社は不動産会社に買ってもらえれば、またその不動産会社がリフォームや新築を建てて売る時にもう一度仲介手数料をもらうことが出来るのです。

不動産仲介業者にとって、不動産業者に買ってもらうということは「一度で二度おいしい」のです。

これが一般の方には非公開物件が回ってこない本当の理由です。

実際のところ非公開物件は無いに等しい

表に出てこずに取引される物件以外は、基本的にほとんどが何らかの形でネットに掲載されます。

中には売主があまり近所に知られたくないからと広告をしないケースがありますが、正直ほとんどありません。

そうやって考えると一般の方が非公開物件を購入することが難しいのであれば、非公開物件は無いに等しいということになります。

「非公開物件」をうたい文句にする不動産会社

色んな不動産仲介業者のホームページを見ていると「非公開物件」の謳い文句を見かけます。

これは同業者から言わせれば「お客を釣る」ために書いてあるだけではありません。

実際そういう会社に問い合わせても、よくネットで物件を見ている方でしたら見たことのある物件しか紹介されないと思います。

これが現実です。しかし、それでも「非公開物件」を売りにするのは、言葉は悪いですが「釣られてしまう人」が一定数いるからです。

日本の不動産業界における「情報格差」や「不透明さ」は、先進国の中でもワースト1です。

家は高い買い物ですから、しっかりした知識を持つことが家探しにおける第一歩です。あなたも正しい知識をもって家探しをしてくださいね。

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ハウスクローバー Founder&CEO

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。 ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。 また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。 全国から毎年300組以上の相談を受け、実際の売買もサポート。 マンション管理調査において、独自のノウハウとロジックを確立し、失敗しないための住宅購入エキスパートとして多くの指名買いを集める。 実際の業務の中で、多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。 2012年〜 不動産会社スタイルイノベーション株式会社を名古屋にて設立 2021年〜 ハウスクローバー株式会社を東京都港区にて設立 2023年〜 拠点を東京に移す ▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

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