オフィスのデスクより、
先週のある平日、自宅に帰ってポストを見ると気になるチラシが入っていました。
大体チラシはそこまで見ることなく捨ててしまうのですが、そのチラシはなぜか目に留まりました。
内容は酸素カプセルの広告でした。
接骨院から出されたもので、見てみると家からも結構近い。
金額も60分1800円と割と行きやすい金額。
(ちなみに後から知ったのですが、この金額は結構安いみたいです。)
実は最近街を歩いていたりするとこの酸素カプセルという字を見かけることが多く、興味はあったんですよね。
疲労やストレスに効いたり、二日酔いにも効果があるみたいです。
女性なんかだとアンチエイジングやダイエット効果もあるみたいですよ。
このチラシをきっかけに僕の好奇心に火がつきました。
さっそく昨日行ってきました。
ちょうど眠たくて寝たいなというのもあったので。
電話をして空いているので5分ほど歩いてあるその接骨院にいきました。
扉を開けると中を見渡せるくらいの大きさの接骨院。
奥にチラシの写真と同じ酸素カプセルがあります。
特に着替えたりということもなく、上着だけ脱いでそのままの格好で機会に入りました。
最初は気圧を変えていくの安定するまでは耳抜きをしていないと耳が痛い感じがしました。
5分10分くらいすると気圧が安定するので、そのまま爆睡。
気がつくともう終わりの時間でした。
そして終わってみた感想ですが、「特に何も変わらない」です。
期待した方、すいません。ホント良く分からないです。
とりあえず1回だけでなく、週に1回くらい行ってみて1か月くらいたった時にとうだったかまた報告します。
従業員に話したところ女子力高いと言われましたが、良く分かりません。
どちらかというと体のメンテナンスのつもりでやってます。
経営者で体資本ですし、病気でドロップアウトせざるを得なかった人たちもたくさん見ています。
それに頭がスッキリすればそれだけ仕事の質も上がりますしね。
こういったことって家についても同じことが言えるんじゃないかなと思います。
日本って欧米に比べて家に対するメンテナンス投資が著しく低いんですよね。
欧米では木造の建物でも100年近く平気で持つのに日本ではつい最近までは30年と言われていたくらいです。
どんなに今は大丈夫そうに見えても、定期的なメンテナンス(予防的な意味合いも)は欠かせませんよね。
ただこれからは建てては壊すを繰り返してきたスクラップビルドの時代ではなく、資産を積み上げていくストック時代と呼ばれる時代です。
資産維持のためのメンテナンスは評価される時代になっていきます。
国の政策だけでなく、僕たち現場レベルでもその実感は高まりつつあります。
体にしろ住宅にしろ、資産にはすべからくメンテナンスが必要になるということですね。
ここで、一つこのメンテナンスを続けるポイントをシェアしたいと思います。
最新科学に基づいているので参考にしてください。
人はいつもと違う行動を起こそうと思うとエネルギーを使うそうです。
だからジムに行こうと思っても、行こうと思うこと自体にエネルギーを使ってしまうので、結局仕事が忙しいからという言い訳を付けて行かなくなるケースが高くなるそうです。
しかし、何かの行動をいつするかを具体的に決めておくと、それをするのに必要なエネルギー量が減るそうです。
たとえばジムなら何曜日の何時に行くと決めておけば、行きやすくなると思いますし、ダイエットなんかでも食べるものを決めてしまえば、甘い誘惑に負ける確率も減ります。
大体色んな取り組みが継続して上手くいっている人ってシステム化しちゃっている人が多いですね。もうやる時間を完全に決めちゃうとか。
住宅のメンテナンスにしろ、いつかやろうではどんどん時が過ぎていってしまうので、続く仕組みを作ることが一番成功率が高いです。
当社ではお客さまに物件の購入後、住宅情報履歴サービスというものをアフターサービスとして提供しております。
これは電子データで重要書類やメンテナンス履歴をしまっておけるというものですが、メンテナンス計画を立案し、それをちゃんと事前にお知らせしてくれる機能まで付いています。
これこそ、ストレスが少なくメンテナンスをしていける仕組みだと思っています。
おそらく中古住宅を扱う会社でこのシステムを導入しているのは当社くらいなんじゃないかと(自慢です)。
あなたは、きちんと価値を理解してメンテナンスをする人か、意識高いねなんて言いながら何もしない人か、どちらになりたいですか?
宮田明典