宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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時事・知識・マインド

2022/4/18

住宅購入は結婚に似ていると感じる3つの理由

オフィスのデスクより、 これまで色んな方の家探しをお手伝いしていますが、住宅購入ってつくづく「結婚に似ているな」と思います。 住宅を探すことが結婚と似ている?なんて思うかもしれませんが、理由をいうと多くの方は納得されています。 そこで今日は私が、住宅購入は結婚と似ていると感じる3つの理由についてお伝えします。 ちなみにこの理由が分かると、購入する家を決断するときのヒントになるかもしれません。 理由①:もっといい人(家)が出てくるかもしれないと思うことがある これは実際に結婚された(家を買った)人は、考えた ...

時事・知識・マインド

2020/4/20

住宅はやっぱり不景気に強かった⁉

自宅の書斎より、 昨晩、「感染列島」という映画が気になり、見てみました。 相当ショッキングな内容で、夢に出てきそうな内容でした。。。 2009年の映画で、このころはまさか本当にこんな世界が来るなんて誰も思ってなかったかもしれません。 この映画ほど酷い状況ではないにしろ、先週、緊急事態宣言が全国に拡大されました。 不動産業界では、大手をはじめ多くの不動産会社が店舗営業を休止しました。 本当は売ったり買ったりしたい方たちもたくさんいる中で、こうも人やモノの動きが止まってしまうのも、もどかしい気持ちでいっぱいで ...

住宅ローン

2020/4/19

住宅ローンの審査に通りやすい人、通りにくい人

オフィスのデスクより、 住宅を購入する上で避けて通れないのが、住宅ローンです。 中には現金一括という強者も一定数いますが、大半の方は住宅ローンを使うと思います。 ただ住宅ローンの審査は通りやすい人とそうでない人がいます。 この記事は動画でもご覧になれます。 ⇒ 動画で見る(Youtubeにジャンプします) 住宅ローンの審査に通りやすい人 まず住宅ローンを貸す金融機関としては、長期にわたってお金を返していくものなので、安定性をとても重視します。 収入の多い少ないは「いくらまで貸せるか」を判断するものであって ...

物件選び

2020/4/18

買ってもいいと思える中古マンションは半分くらいしかない!?

オフィスのデスクより、 私の仕事は、物件を探すことよりも、お客様が気になった物件を、まず買うに値する物件なのか判断することから始まります。ここのあたりが他の不動産会社とはかなり違うところだと思います。 物件探しについては世間で言われているような「非公開物件」なるものは、ほとんど存在せず(存在したとしても業者間で売買されることが多いので表にはでません)、ネット上にほとんど掲載されています。 私が顧客の代わりに物件を探すよりも、ご自身で探してもらった方が、好みの問題もあるので早いと思いますし、弊社でも「Sel ...

住宅ローン 審査

住宅ローン

2020/4/17

住宅ローンに通らない?そんな時に見直したい7つのポイント!

自宅の書斎より、 これまで多くの方の住宅購入をお手伝いするなかで、審査に落ちてしまう人も一定数いました。 審査に落ちるというのは、銀行ははっきり教えてくれません。 ただヒアリングした内容などを総合していくと、傾向は見えてきます。 ここでは、住宅ローンに通らなかった主な理由を解説いたします。できれば、住宅ローンの審査に出す前にチェックしておいてほしいポイントです。 この記事は動画でもご覧になれます。 ⇒ 動画で見る(Youtubeにジャンプします) 1.個人信用情報 最も審査落ちで多いのが、この個人信用情報 ...

時事・知識・マインド

2020/4/16

古い物件ほど諸費用は高くなる?

オフィスのデスクより、 中古住宅を購入するにあたって諸費用がかかることはご存知かと思いますが、中古住宅の価格でなくモノによって諸費用が高くなったり、安くなったりするのはご存知でしょうか? よくお客様から諸費用はどれくらい考えておけばいいのか?と聞かれることが多くあります。 一般的には中古マンションであれば、物件価格8%くらい。一戸建てであれば物件価格の10%前後というように説明しています。 なぜ一戸建ての方が高いかというと、火災保険です。火災保険は建物全体にかける戸建ての方が高くなります。 もちろんこれは ...

商談中

時事・知識・マインド

2020/4/15

商談中って何?横取りしたり、されたりすることってあるの?

自宅の書斎より、 家を探していて、物件を問い合わせたときによく聞く言葉の一つに「商談中」があります。 私たち、プロは良く使う言葉なので、特に違和感なく使ってしまいますが、一般の方からしてみたら、ふんわりと分かるかもしれませんが、詳しく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、今日は商談中の状況や、実際あなたが住宅を購入する時に商談中となったときにどんなことに気を付ければいいのかについてお話しします。 この記事は動画でもご覧になれます。 ⇒ 動画で見る(Youtubeにジャンプします) ...

物件選び

2020/4/12

将来「廃墟化」するマンションの特徴

マンションという建物は、そこに住む人たちがそれぞれ、所有権を有する共有物です。 マンションの所有者は、組合を組成し、組合がマンションの管理や修繕、運営していきます。 戸建てと違い、一人の意見や考え方ではなく、多数の原理によって決まるというのがマンションの大きな特徴です。 日本には多くのマンションが建っていますが、これから人口減少や家余りが進むにつれて「廃墟化」するマンションも出てくるものと予想されています。 そんな「廃墟化」しやすい特徴をもつマンションについて考えてみたいと思います。 販売価格が500万円 ...

物件選び

2020/4/11

資産化する「富動産」とは?

オフィスのデスクより、 一昔前では、不動産=資産とされてきました。 家を購入することは資産になると、盲目的に信じられていた時期があります。 今でもその風潮は多少なりとも残っています。 もちろんそういった側面は今もあります。 しかし、今後人口が減る日本では、不動産=負動産になる可能性もあります。 不動産は三極化が進む 不動産市場は、今後顕著に三極化が進んでいきます。 その内訳とは、ずばり ①「価値が上昇、もしくは現状維持」 ②「緩やかに下落していく」 ③「下落して価値がゼロ、もしくはマイナスに」 これから不 ...

不動産業界

時事・知識・マインド 業者選び

2020/4/10

日本の不動産業界がダメな構造的な理由

オフィスのデスクより、 日本の不動産業界は、「グローバル不動産透明度調査」で長年、先進国の中でも最下位レベルに甘んじてきました。 これは不透明性や不公正さが大きいという意味合いになります。 つまり、日本の不動産業界や情報は閉鎖的で、プロと消費者の間に圧倒的な情報格差があることになります。 そこで今日は、不動産業界でも特に住宅に絞って、日本の不動産業界が構造的にダメな理由についてお伝えします。 物件から問い合わせる文化・慣習 私が日本の不動産業界の構造的な問題を上げるとすれば、まず「物件から問い合わせる文化 ...