宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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時事・知識・マインド

2024/10/21

東京の湾岸エリアのタワマンって本当に買いなの?

ここ最近、東京都の中でも特異なマーケットを形成してきているエリアがあります。 それが湾岸エリアです。 湾岸エリアとは、中央区・江東区・港区・品川区の湾岸部で構成されるエリアのことで、主に東京湾の埋立地で構成されるエリアです。 ここ最近の値上がり率が、湾岸エリアが結構えげつないことになっています。 東京都内の格差 東京都は、他の主要エリアが踊り場を迎えているような状況においても、そんなのどこ吹く風な状態で、上昇を続けています。 しかし東京都全体で上がっているように見えても、実は東京都内でも格差が出てきていま ...

国土交通省 囲い込み

時事・知識・マインド 業者選び

2024/10/30

ようやく⁉︎ 国土交通省が不動産業者の「囲い込み」を処分対象に

2025年から、国土交通省が不動産仲介業者の物件「囲い込み」を処分対象にすると公表しました。 私から言わせてもえらば、「ようやくか」という印象です。 物件の「囲い込み」とは? 物件の囲い込みとは、不動産仲介業者が売主から預かった物件を、他の不動産仲介業者には紹介させずに、自社で両手仲介を狙う行為のことを言います。 最もポピュラーな取引は、下のイラストのように、売主と買主にそれぞれ不動産仲介業者がおり、成約した際は、それぞれの顧客から仲介手数料が支払われます。 これを「片手仲介(仲介手数料が片方からもらえる ...

マンション 修繕積立金

時事・知識・マインド 物件選び

2024/5/6

マンションの修繕積立金について絶対知っておくべきこと

自宅の書斎より、 今日のブログは、普段の文字だけの記事でなく、動画を参考に解説するスタイルの記事になります。 これからマンションの購入をお考えの方、すでに購入されている方、全員に見ていただきたい内容となっています。 まずはこちらの動画をご覧ください。 名古屋の番組になりますが、全国のマンションに通じるもので、7分半ほどの動画ですぐに見ることができます。 こちらの動画を見ていただいた後に、私の解説を読むとより理解が深まるのではないかと思います。 この動画で解説していることを要約しながら解説します。 大規模修 ...

時事・知識・マインド

2024/4/13

急激な人口減少!不動産の価値はどうなるか?

昨日、世間を驚かせたあるニュースが流れました。 それは、人口の減少幅が2023年10月1日時点で、83万人という過去最大のものとなったというニュースです。 ずいぶん前から言われていることなので、変に耐性がついてしまっていて、「なんだまたか」と感じた方もいるかもしれません。 私も昔はそうでしたが、最近では感じ方が変わってきています。 特に不動産という仕事に携わるようになり、今のような資産価値のある家を買うことを推進するポジションを取るようになってからは尚更です。 なぜなら、人口減少は不動産の価値にとって最も ...

住宅ローン 金利

住宅ローン 時事・知識・マインド

2024/3/13

いよいよ日銀の金融緩和解除も現実味を帯びてきそうです

自宅の書斎より、 3月13日は、主要な企業の春闘における賃金上昇の回答が最も多い日でした。 結果を見ると、ほぼ全企業において満額回答が出ており、さらにベースアップ価格も去年より上回っているところが多く、ここ最近でも最も高いベースアップとなっている企業も多いようです。 ここで気になるのが、日銀の金融緩和政策の解除の動向です。 ※この記事は宮田の個人的な見解や観測で、絶対にこの通りになるわけではございませんので、ご留意くださいませ。 日銀が金融緩和を解除するときに指標としているもの 日銀はもともと金融緩和を始 ...

住宅ローン ワイド団信

住宅ローン

2024/3/4

住宅ローンの緩和型(ワイド)団信をお客様の実体験からレビュー

自宅の書斎より、 とある週末に、契約が決まっていたお客様がいたのですが、直前でとあることが発覚し、契約が延期に。 その発覚した内容というのが、住宅ローンの団体信用生命保険(以下、団信)に関わる内容です。 具体的な内容については「緑内障」です。 契約直前で「実は、、、」とカミングアウトがあり、内容が内容だけに売主側の業者と相談をして契約日をリスケしました。 後述しますが、緑内障は軽度であっても団信には引っ掛かることが多い内容です。 お客様ご本人としては、ただ眼科に通って目薬を刺している感覚だったので、特に既 ...

時事・知識・マインド

2024/1/24

物価上昇に乗じた積立金の上昇が増えています

自宅の書斎より、 ここ最近、多くの人がご存知の通り、現在の日本は緩やかなインフレ時代となっています。 そしてマンションを所有した際にかかる管理費や修繕積立金についてもその物価上昇の影響が出てきています。 他の記事でも言及しましたが、管理費は値上げしようとしても、管理会社にとっては、管理業務契約の失注につながる恐れもあり、積立金から管理会社の収益を確保しようとする動きが活発化してきています。 そして今管理会社は、この物価上昇をチャンスとして捉え、管理組合に対し大幅な大規模修繕工事費の値上げを迫るところが増え ...

マンション第三者管理

時事・知識・マインド

2024/1/14

管理組合の運営を第三者に丸投げができる、超危険な制度をご存知ですか?

自宅の書斎より、 あなたは、マンションの管理組合の機能を全て委託する「第三者管理」というものをご存知でしょうか? マンションを購入すれば、必ず発生するのが、管理組合活動です。 マンションによって違いますが、年に1〜数回の総会であったり、輪番制で回ってくる理事や役員。 多くの人は面倒に感じることが多いと思われる管理組合の活動。 それを第三者に一括で委託してしまうということです。 つまり、これは管理組合が持つ決定権すらも全て、第三者に委託(外注)するという制度です。 まず、この制度を聞いて、あなたはどう思いま ...

2024 マンション相場

時事・知識・マインド

2024/1/1

2024年の不動産相場と住宅ローンを予測します

自宅の書斎より、 あけましておめでとうございます。 昨年は大変お世話になりました。 本年もたくさんの家探しに役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします! さて、今日は2024年の不動産相場や住宅ローン金利について解説してみようと思います。 あくまで個人的な見解ではありますので、という注意書きは当然のようにしながらも、本気で考察してみます。 2024年のマンション相場予想 2024年の不動産相場なのですが、結論から言うと、今年も相場は上昇すると思われます。 特に東京都23区内はこの傾向は顕著 ...

中古マンション購入

業者選び 物件選び

2023/11/27

中古マンション購入の営業現場から〜あなたの担当者は大丈夫ですか?

自宅の書斎より、 私の営業スタイルは、普通の不動産業者とかなり違っています。 普通の不動産業者であれば、物件紹介をしてきます。 でも私はしません。 理由は、私は物件紹介でなく、仲介サービスの付加価値に時間を使っているからです。 そもそも物件紹介は、ただネットにすでに掲載されている物件情報を担当者が代わりに探して送ってくれるだけです。 非公開の物件情報なんてありません。 だから隈なくネット情報をチェックしている人にとっては、何の価値もありません。 むしろこのような、早く正確にという単調な作業は、人がするより ...