時事・知識・マインド

家の購入を考えたら、事前に確認しておきたいこと

2019年2月1日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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オフィスのデスクより、

先日、個人信用情報に傷のある方から住宅ローンの相談を受けました。

個人信用情報とは、その人のクレジットヒストリーとも言われ、これまでどんなお金を借りたか、どんなクレジットカードが発行されたか、そしてその返済はどのようになっているかなどが記録されている超センシティブな情報です。

これって銀行に申し込んだ後に分かると、家族でももめる原因になってしまうんですよね。

他にも実際申し込んだ後に否決になってしまうと、個人信用情報にその申し込んだ履歴も残るので、むやみに住宅ローンを申し込むとそれだけで否決になる原因になりかねないです。

そうならないためにも、少しでも心配な方は出来るだけ信用照会を事前に調べておきましょう。

ちなみに個人信用情報を登録している個人信用情報期間はにはいくつか種類があります。

個人信用情報登録機関にはどんなところがある?

主なものは以下の3つです。

CIC(貸金販売法・貸金業法指定信用情報機関 主な会員:クレジットカード会社と信販会社)

JICC(日本信用情報機構 主な会員:消費者金融と信販会社)

JBA(全国銀行協会 主な会員:銀行と銀行系カード会社)

以上が主な登録機関ですが、この中でインターネットでも情報開示が出来るのがCICです。

他は郵送や電話での依頼になり、少し時間もかかるので、とりあえずまず見てみるということであればCICで十分です。

実際にCICで検索すればやり方は書いてありますが、事前にクレジットカードとそれに登録されている電話番号が必要になります。

この情報で分かることは、どんなところからお金を借りているか、そして返済状況です。

どんなところから借入をしているか

まず見るところはどんなところから借りているか。

これは銀行によっては消費者金融から借り入れているというだけでNGというところもあります。

また使っていなくても枠があるだけで、返済比率に含まれてしまうケースもあります。

これが事前に分かるだけでも、どこの銀行に申し込めばいいのかが判断できます。

ただし、借入を清算したりカードを解約する場合にもきちんと順序があるので、注意が必要です。

次に返済状況です。

きちんと返済をしているか

これには返済が遅れたり、債務整理の履歴などが見ることが出来ます。

よく一度傷がついてしまうと5年記録が残ると言われますが、状況によっては2年で済むこともあります。

ただ2年で消えるには条件もあります。

最近だと携帯電話を分割で購入するケースがあると思いますが、実はこの割賦販売も個人信用情報に登録されているので、携帯の支払いなんかでも遅れた記憶がある方は確認しておくことが必要です。

ちなみにカードを申し込んだりする申込情報も半年登録されます。

つまり、事前にこれらの情報を把握しておくことで、住宅ローン申し込みの戦略を立てることが出来ます。

少しでも心当たりがある方は、事前に取るようにしておいてください。

そして上記に当てはまる場合であっても、必ず通らないというわけではありません。

それならそれでやり方はあります。

戦略をたてるためにもまずは個人信用情報を知っていくことが大切になります。

冒頭のお客様の場合は、事前に個人信用情報を確認したうえで、事前に相談に来てもらえたので、アドバイスを元に3ヵ月間準備期を設けることにしました。

大きな買い物なので、まずは購入しようと思った段階で確認しておくことをお勧めします。

あなたの信用情報は大丈夫ですか?

宮田明典

当社は自分で言うのもなんですが、住宅ローンに関しては強い方だと思います。もし不安な方は一度ご相談ください。

ちなみにご相談いただいた冒頭のお客様にはブログ掲載の許可もとってあります。

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宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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