オフィスのデスクより、
ご存知ですか?
12月といえば空き巣が1年で一番多い月なんです。
最近でもそうなのかは分かりませんが、保険代理店をやっている頃のことを思い出しました。
何でも暗くなるのが早くなることから明かりがついていなければ留守だと分かりやすいからとのことだったように感じます。
しかも一度はいられたところは二度はいられやすいという、ありがたくないオマケ付き。
一度入って成功したところは味をしめているのかもしれません。
愛知県は不名誉な空き巣件数全国のワースト1位です。
ちなみに昨年の空き巣被害のデータを見ていると、上位にランクインしているのは豊川市、春日井市、名古屋市中川区、一宮市、北名古屋市西枇杷島、名古屋市守山区、名古屋市緑区という順で並んでいます。
このランクインしている市町村を見ていると、戸建が多いエリアだということが分かると思います。
どうしてもマンションだと住人が多数いるので入りにくいという心理が働くのでしょうか。
実際に防犯カメラが付いているマンションも多いですしね。
ここで言いたいのは、もしあなたも戸建の探して見えるなら防犯を意識したリフォームを考えた方がいいかもしれません、ということです。
それでは空き巣対策に有効なリフォームとはどんなものなのか考えてみたいと思います。
まず、侵入経路として多いのが窓から。
小さな窓であれば面格子を付けるのも手ですし、防犯ガラスへの交換やガラスが割れにくいように内側から防犯フィルムを貼るのもいいかもしれません。
基本的に泥棒は5分以上かかりそうなところは避けたり、逃げたりします。
他にも玄関の鍵を交換する、鍵を増やすということも良い方法だと思います。
特に鍵はティンプルキーと呼ばれる穴がポコポコあいた鍵はピッキングもしにくいと言われています。
2個あればそれだけ時間がかかるので、泥棒としてはそれだけで嫌だと思います。
後は夜に暗くなり過ぎないように、例えばセンサー式のライトを付ける。
そして、勝手口は玄関に比べて入りやすいポイントでもあるので、見通しを良くしたり、防犯性能の高い鍵を付けたり、防犯ガラスに交換しておくと安心です。
あとは泥棒にとって都合のいい足場がないかどうかも確認しておきましょう。
他にも録画機能付きのテレビ付インターフォンに交換するのも有効な手段です。
結構事前にベルを鳴らすそうです。
最後に月々のランニングコストがかかってもいいならセコムといったホームセキュリティーサービスも有効ではなかなと思います。
僕も過去に一度、物件の写真を取りに行こうと売主さん側の業者に鍵を借りて家に入ったのですが、実はこの家はセコムが契約してありました。
売主側の業者は僕にセコムの鍵を渡し忘れてしまっていて、何も知らずに入った僕はセコムされました。
すぐにセコムの会社の車とパトカーが来ました。
びっくりはしましたが、なかなか優秀なサービスだなと、感心してしまいました。
もしあなたも中古戸建をご検討されているのであれば、是非防犯リフォームも合わせて検討してみてくださいね。
宮田明典