オフィスのデスクより、
家探しにおいて、多くの人がやってしまっている間違えがあります。
それは家を探すときの順番です。
本来、家の探すときの正しい順番は、①予算→②担当者→③物件探し という順番です。
しかし多くの人が間違っているといのが、③物件探し。。。 終わり。
というパターンです。
順番というかそもそも終わってるやん!ってツッコミが入りそうですが、実際このパターンは多くの人がやってしまいがちな失敗パターンなのです。
物件探しから始めると何がいけないのか?
それでは多くの人が間違えてしまっている、物件探しから始めることの何がいけないのか?
このことを理解すると、物件から探し始めることがいかにリスクかがわかる様になります。
無理のない予算が分からないのに物件を決めてしまって大丈夫?
本来の正しい順番でいけば「①予算」を先に把握していないと、そもそも今探している物件が予算的に大丈夫なのかどうかもわかりません。
無理のない予算がしっかり把握できていれば、その予算を元にどのエリアでどれくらいの築年数の物件を探そうとかという流れになるはずです。
また物件探しから始めると、いざ気に入った物件が見つかったら、その後の流れは非常に早くなります。
買付を出して、商談がまとまれば契約、そして本審査に出して銀行と契約をして決済引き渡し。
この間、空き家であれば大体1ヶ月半〜2ヶ月くらいです。
引越しの準備もしなければいけません。
つまり、物件から探し出すと自身にとっての適正な予算を考える時間はありません。
なんとなく購入したものの、後から家計が火の海になってしまっていたら目も当てられません。
それ以前に住宅ローンのプレシャーに耐えきれず、いざというときに決断することすらできないかもしれません。
銀行も不動産業者も、基本無理のない予算をしっかり考えてくれることはありません。
どちらも「お金を貸すこと」「家を売ること」が仕事です。
家を買った後の生活については考えてくれません。
実際国土交通省が行なっているアンケートではおよそ6割強の方が住宅ローン破綻予備軍と推測されるデータすら出ています。
ですから、まずは予算をしっかり考えてからでないと物件探しはしてはいけないのです。
不動産業者や担当者も途中からは変えられない?
実際に物件探しを進めていく中で、物件情報サイトから問い合わせをすると様々な業者や担当者と接する機会があると思います。
不動産は商品そのものの個別性が非常に高く、担当者次第で結果が大きく変わることもあります。
しかし担当者の質に関して言えば、物件と同じくらい玉石混合で、いい担当者ももちろんたくさんいますが、言い方は悪いですがクソみたいな担当者もたくさんいます。
万が一気に入った物件の担当者が後者だったらどうしますか?
普通だったら業者か担当者を変える、となりますが現実はそうはいかないことの方が多いです。
これは不動産業界の仕組みによるもので、詳細な説明は省きますが、担当者や業者を変えられるのは全体の2割くらいではないでしょうか?
つまりほとんどのケースで変えることはできないのです。
一生で一番買い物と言われる住宅で、そんなストレスを抱えながら取引をしたいですか?
他にも毎回同じをしなければいけない、さらには買ってはいけない物件も平気で勧めてくる業者や担当者もたくさんいます。
これって結構リスクだと思いませんか?
だからこそ、物件探しの前に担当者もしっかり探しておくべきなのです。
物件を探すときにはどうすればいい?
まず住宅購入を考え始めたときに考えるのはライフプランです。
家を買ってどんな暮らしを実現したいのか。
またそれを実現するためには、物件の予算はいくらにしておけばいいのか?
この部分をしっかりシミュレーションしておく必要があります。
ハウスクローバーの会員サイトで言えば、「ライフプランニング シミュレーション」がそれに当たります。
お子さんの教育や人数、また余暇の過ごし方など、家計によってライフプランは様々です。
様々な想定をしながらご自身で無理のない予算をシミュレーションしていきましょう。
次に担当者探しです。
これもハウスクローバーで全国の担当者が探せる様になっています。
ハウスクローバーの発祥は不動産会社で、不動産業界のことを知り尽くしたトップエージェントが立ち上げたサービスです。
不動産業界のことを知り尽くしているからこそ、良い担当者とそうでない担当者の見分けもできます。
ですからハウスクローバーに掲載するエージェントは厳しい基準をパスした方のみ掲載しています。
またライフプランについても相談できるファイナンシャルプランナーの資格者もいます。
特にハウスクローバーのシステムではデータの共有権限をエージェントに付与することもできますので、シミュレーションした内容が正しいのかをチェックしてもらったり、一からライフプランニングを一緒につくるということもできます。
不動産エージェントの役割は、ただ単に物件を仲介するのではなく、一緒に家探しの戦略を考え、時には予算についても一緒に考えます。
そして買ってはいけない物件を見極め、見えないリスクを予知して契約に折り込んでいく。
ハウスクローバーのエージェントは基本ただの仲介ではなく、高付加価値なコンサルティングサービスがついてくると考えてもらうと分かりやすいです。
無理のない予算、パートナーとなるエージェント、これからが揃ってようやく物件探しが始められるのです。
ひと昔前の様に新築中心の市場ではありませんし、家さえ買っておけば資産になるという時代でもありません。
物件を探し出す前のひと手間があなたやあなたの家族の将来を変えると言っても過言でないくらい実は重要なのです。
ぜひハウスクローバーを最大限活用していただき、後悔のない家探しをしてください!
宮田明典
P.S
ハウスクローバーは私がこれまで10年以上、住宅購入をお手伝いするエージェントとして経験してきた知見やノウハウが詰まったサービスです。
全て無料で利用できるサービスです。