オフィスのデスクより、
週末にお客様のライフプラニングをやっていたときのことです。
事前にいただくアンケートでは、購入希望の予算だと、お子さんが生まれるときや、将来大学生になることに明らかに家計がマイナスになることが分かりました。
こういう時は、私はどちらかと言うとすぐに予算を下げましょうという話をするわけではなく、いろんな話を掘り下げて聞いていきます。
どこかに改善ポイントは無いか、漏れなどは無いか。
会話の中で色々掘り下げていきます。
今回のお客様は事前のアンケートでお小遣いのところにタバコという記載がありました。
そこでご主人にタバコで月にいくらくらい使うか尋ねてました。
そしてその金額を「禁煙」したらどうなるか、とシミュレーションをしました。
その結果、禁煙することで、家計が苦しくなるときのマイナスが解消されたのです。
つまりこの方は、まず予算を下げるわけではなく禁煙をしてみては?というお話をしました。
仮に月2万円、タバコに使っていれば、年間で24万円。
10年で240万円、20年で480万円とかなり変わってきます。
正直、タバコは100害あって1利なし。
健康のこともありますし、禁煙を勧めました。
ご主人もここまで目にわかる形で違いを見せられたら考えざるをえなかったと思います。
ライフプラニングは色んな前提条件を入れながら、こういう暮らしをしたらこれくらいとか、これくらいの家を買いたいなら、こことここをこうすると大丈夫ですよね、とか色んな話をすることでイメージが具体的なものに変わっていきます。
今回はタバコがそういうポイントになりましたが、他にも車を持つかどうか、マンションにするのか戸建にするのかで色んな費用も変わってきます。
色んなイメージを見える化することで、将来の暮らしもイメージしやすくなります。
なかなか普段考えることが無いことだけに、家を買うというタイミングで色々ご自身やご家族の将来について考えてみるのもいいのではないかと思います。
宮田明典
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