オフィスのデスクより、
あなたはホームエレベーターという言葉を聞いたことがあるかと思いますか?
そう、家の中にあるエレベーターです。
何となくぜいたく品なイメージですよね。
たまにお宅訪問なんかで見かける時がありますが、見ると「おおっ」ってなりますもんね。
ただあったらあったで、老後や荷物の上げ下げなど、あると何かと便利ですよね。
よくご年配の方は自宅の階段で骨折されるケースが多いなんていいますし、むしろあってもいいかもしれません。
実はリフォームで後から付けることも出来るんです。
良く高齢になると階段の昇り降りが辛くなる。
それならいっそのこと引っ越してしまおうかとか、減築してしまおうかとなりますが、エレベーターが後付けできるのなら選択肢が増えそうです。
それ以外にも中古戸建てを購入してリノベーションをしようかと考えている方はアイディアとしては「あり」ではないでしょうか?
価格はモノにもよると思いますが、工事費も含めて300万円くらいからです。
なかなかいい値段ですが、名古屋市では障害者か介護者の方がいれば工事費用が最大50万円まで補助される制度もあります。
自己負担率は世帯の最多所得者の所得者の所得によって変わってきますが、所得によっては補助金がもらえます。
どこに取り付けるかですが、押入れなどの収納スペースに取り付けたりすることが多いようです。
サイズも畳一枚分の広さから出来るようなので、昔の階段は角度が急だから心配という方は補助的にエレベーターをつけてもいいかもしれません。
構造上は大丈夫なの?と考えられるかもしれませんが、今のタイプであれば過去は構造上難しいとされていたものでも設置が可能になってきているそうです。
そして気になる電気代も最近のものでは省エネ性能も高まり、月々440円とかなり安いイメージですね。
ただ他にはエレベーター独特のランニングコストがあります。
エレベーターには年間1回の定期点検が義務化されています。
これが大体年間4万くらいかかります。
利用頻度によって違いますが、部品交換なども10年20年後には必要になりますが、これは他の設備とそう変わるわけではありません。
しかし、ホームエレベーターを付けることによって色んなメリットが考えられます。
たとえば布団を干すときの上げ下げが楽だとか、選択モノのを運ぶのが楽だとか、ペットにとっていいとか色々ありそうですね。
中古住宅の購入を考えているのなら、ホームエレベータも選択肢のひとつとしてご検討してみてはいかがでしょうか?
宮田明典