日比谷のスタバより、
11月最後の大安の日、決済がありました。ただその決済は、物件は名古屋なのですが、買主と売主がともに東京ということで、決済場所は東京でした。
東京の不動産は高止まり感はありますが、名古屋はまだまだこれから感があります。相対的に見て、名古屋の不動産は東京に比べても安いです。僕の感覚ですが、倍くらい違います。
名古屋で2,000万円のものを買おうと思ったら、東京では3,000後半から4,000万円くらいする。極端なようで本当です。
逆に東京で4,000万円くらいのものが、名古屋ならまだ2,000万円と考えると名古屋が安く感じますよね。
地元名古屋が盛り上がってくれることは、とてもうれしいことです。しかし、あまり相場が上がってしまうと、ライフプランにも大きく影響してしまいそうなので、ほどほどがいいですね。
ちなみにあなたは人生の3大支出が何か答えられますか?人生の3大支出には以下のようになります。
①住宅の支出
②教育の支出
③老後の支出
これが人生の3大支出になるのは、ご理解いただけるかと思います。そしてこれらの支出は密接に絡み合います。
住宅購入における、よくある間違いは実はこのお金の部分なんです。
僕はかねてから「借りられる金額」と「無理なく支払える金額」は別だと言っていますが、それは他にも大きな支出があるからなんです。つまり住宅の予算の設定を間違えてしまうと、他の支出に影響が出てしまうんです。
だからこそ「無理なく支払える金額」から予算を設定していく作業が必要になるんですね。
色々物件を見ていて、やっぱり綺麗だから奮発して新築買っちゃった、なんて人もいるかもしれませんが、それが「無理なく支払える金額」をオーバーしてしまったら、あなたはどうしますか?
住宅ローン破産者は年間で10,000世帯といわれていますが、それは氷山の一角で、住宅ローンの遅滞者などを含めると、その予備軍は10万世帯近くに上るといわれています。(「季報『住宅金融』2012年度冬号」に掲載された「家計から見た日本の住宅ローン市場の状況」によれば、3ケ月以上の返済遅延があるのは9万8,694世帯)
パーセンテージで言えば全体の1%にも満たないですが、家計を苦しくしている人を含めると相当数になるはずです。
一体なぜこのようなことが起こるのでしょうか?実はこれこそが適正な予算設定が出来ていたかどうかだと思います。
私はこのことを「お金の戦略」と呼んでいます。
お金のことをしっかりと理解することで、住宅一つとっても何百万と違いが出てきます。それはまさしく戦略と呼ぶにふさわしいことです。
物件を探すのももちろん間違ってはいませんが、まず住宅を購入しようと思ったらこの「お金の戦略」を立てることです。
あなたも、まずは賢く住宅を購入できるように「お金の戦略」について考えてみませんか?
宮田明典
P.S
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