時事・知識・マインド

あなたは何階に住みたい派?

2018年1月9日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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自宅の書斎より、

この間の日曜日、マンションの案内がありました。

ご案内させていただいた方は以前から内にお問い合わせいただき、予算のすり合わせも出来ていてあとは物件だけというお客様です。

その方の一番の希望は「1階」であること。

最初のころ、面談で色々お話を聞いていたところ、小さなお子さん(今はハイハイ歩きくらい)が近い将来歩き回るようになったときに、どうしても下の階への足音が気になってしまいそうでとのこと。

物件は人によって好みが分かれるところですが、この階数ほど好みがはっきりと分かれるものもないのではないかなと感じます。

今回のお客様のように1階がいい人もいれば、絶対に1階は嫌だという方も見えます。

逆に最上階にこだわる人なんかもいますし、特に気にしない人もいます。

それぞれにメリットやデメリットがあると思うので、まとめてみました。

1階のメリット・デメリット

≪メリット≫

階下への足音を気にしなくていい。

朝のエレベーター渋滞がない

忘れ物してもすぐ取りに戻れる

専用庭が付いている部屋が多い

緊急時に避難しやすい

駐車場などから近い

≪デメリット≫

防犯上の問題

外からの視線が気になる

エレベーターに乗らないのに管理費は公平に負担

こんなところでしょうか。次は最上階。

最上階のメリット・デメリット

≪メリット≫

日当たり・風通しが良い

眺望・見晴らしが良い

外からの視線が気にならない

上の階の足音が気にならない

≪デメリット≫

エレベーター渋滞に巻き込まれる

駐車場から遠い

忘れ物をしたら取りに行くのが面倒

こんなところでしょうか?

一般的に最上階は人気が高く、その分値段も高くなる傾向があります。

高いのは嫌だが、だからといって1階は嫌だという方はその他の階を購入する傾向にあります。

そもそもたまたまその階が空いていたからという理由が大半だと思います。

階数によって得られる暮らしは様々です。

身軽で人に気を遣わずに済む1階か、移動は面倒だが開放感があって明るい最上階か。

それとも程よい居心地が得られそうな中層階か。

あなたとご家族の価値観に合った階を探すと満足感が得られると思いますよ。

ちなみに僕は1階以外なら特に気にしない派です。

宮田明典

 

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ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
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多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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