オフィスのデスクより、
10月に入ってすぐの週末、僕はいつも通り朝起きてお風呂場のシャワーで寝癖を直していました。僕の髪の毛は寝癖がすごく、スーパーサイヤ人のように逆立っているのでお湯で洗わなければ直りません。
そしてタオルで髪を拭き、そのままドライヤーで髪の毛を乾かそうとしました。しかし、なぜかその日はスイッチを付けてもカチカチ音が鳴るだけで全然風が出てきません。
何だろうな~って思っていて鏡を見ていると、ドライヤーの風が出る反対側の空気が通るような穴のところから煙が出ています。あれ、なんだろう?と思った瞬間、「ボンッ」と音を立てて爆発しました。
幸い僕の顔とは反対の方に飛んだのでケガはありませんでした。びっくりした僕は反射的にドライヤーを手からおとしました。
火は出ていないものの、ものすごい煙と異臭が。
「まずい!」
もう朝っぱらから修羅場です。
とりあえずお風呂場から桶をとって水を汲み、すぐにかけて無事に何事もなく修羅場は終わりました。
ドライヤーが壊れました。3千円くらいで5年も使ったので十分でしょう。しかし最後は危うく、ケガをするか、火事になるところでした。しかも洗面所は水浸し。
あなたは、こんな体験したことありませんか?
僕は実はまだあるんです(笑)
小学生の頃なんですが、お腹がすいて、冷凍庫にポテトがあるのを知っていたので取りだして、そのまま皿に乗せてレンジに突っ込みました。途中からなんか変な煙が出だしたなと思った次の瞬間、「ボンッ」という音とともにレンジの扉が開いて燃えたポテトが散乱しました。
もうびっくりして、シンクにある皿を入れておくような大きめのプラスチックの容器に水を勢いよく淹れて、すぐに水をかけました。大事には至りませんでしたが、びっくりして固まってしまいました。
レンジの中身は黒く焼け焦げ、皿も割れていました。そして台所は黒焦げたポテトとじゅうたんに焦げ目も出来て水浸し。この後、帰ってきた母親にこっぴどく怒られたのは言うまでもありません。一歩間違えれば火事でしたしね。
火事と言えば火災保険ですが、僕のようにマンションの場合、専有部分と共有部分で分かれています。
専有部分には住んでいる人が、共用部分には管理組合が火災保険に加入しますが、この専有部分と共有部分の境目ってどこだかあなたは分かりますか?
正解は部屋の壁の内側です。
なので、一般的にマンションを買って火災保険に入る時、評価額はかなり安く、保険料はかなり安くなります。
大体お客さんは買った値段で火災保険に入ると思っている方が多いのですが、マンション価格には土地価格も入っていますし、共用部分は管理組合で入っているのでかけても無駄ですしね。それに高層階であれば水害もいらないので、保険料はフルプランで地震を付けても10年一括払いでも数万円とかだったりします。
たまに適当な代理店が全部の金額で見積もってくるところもあるみたいなので、もしマンションで火災保険に加入する場合は無駄なものにお金を払わないように気を付けてくださいね。
宮田明典
P.S
爆発の後の残骸は自分で片づけましたが、家内はドライヤーが壊れたことに喜び、イオンが出るドライヤーみたいなのを買わされました。髪の毛の短い僕には全く必要のない機能ですが、家内は大いに喜んでいました。